晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

今年も坊主

2020-10-22 06:04:55 | 季節のたより
10月下旬になるとソワソワする。
今年は会えるだろうか。
そんな思いをいっぱいため込んで山を登った。
一人で行くときの携行品はラジオと鉈です。
猪との遭遇はやっぱり怖い。

しかしその甲斐なく今年も坊主でした。
人には「成功体験」感覚があってそれが忘れられない。
ギャンブルも似たようなものか。
2年前までは1kgぐらいは必ず採る自称「松茸名人」だったのに。

アカマツの森は相当荒れてしまっている。
ウィキペディア によれば松茸は、
アカマツの樹齢が20年から30年になるとマツタケの発生が始まり、
30年から40年が最も活発で、
70年から80年で衰退するとある。
まさに人間の一生と同じで、
自分と同じく枯れ朽ちている最中ってことか。
何とも侘しいね。

代わりに毒キノコと思われるキノコはいっぱいあった。

シロハツモドキに似ている。
触らぬ神に祟りなしだ。

手ぶらでは帰れないと孫娘から頼まれていた松ぽっくりを、
いっぱい拾ってきました。


学校で工作に使うのかな。
松ぽっくりアートてなものありますね。

< 山朽ちて香り途絶えし我も同じ >
コメント
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