昨夜8時ころ天を仰いだら満月でした。
やや雲がかかって朧月夜気味だったけど、
カメラを向けたら雲がどいてくれました。
いよいよ師走です。
あっという間の十一ヵ月でした。
コロナで始まりいまだ持ってコロナに泣かされています。
締めくくりの月になってくれるだろうか。
季節のカレンダーを見ていたら、
今は七十二候の『朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)』 です。
乾いた風が落葉を散らしていき、
枝だけになった木々が初冬の風情を醸し出しますね。
紅葉の見どころは終わったのかな。
初時雨 猿も小蓑を 欲しげなり
松尾芭蕉
斧入れて 香におどろくや 冬木立
与謝野蕪村
ともかくも あなた任せの 年の暮れ
小林一茶
私も初冬に拙句
< 朔風でコロナ飛ばしたし満の夜 >