2月9日からは七十二候の『黄鶯睍睆(うぐいすなく)』です。
黄鶯睍睆とは、「ホーホケキョ」と、
黄鶯睍睆とは、「ホーホケキョ」と、
ウグイスが馴染みのある美しい鳴き声を響かせて、
春の到来を告げる頃のこと。
「春告鳥」と言われる所以ですね。
その年の一番初めに聞くウグイスの声を「初音(はつね)」とも言います。

鶯は「声は聞こえど姿見えず」の代表的な鳥なんです。
この写真は10年程前に八曽のキャンプ場で偶然に撮れたもの。
警戒心が強い鶯は人の気配に敏感で、
声は聞こえるのにまずお目にかかれない。
「ホーホケキョ」は雄の求愛行動と縄張り宣言だそうで、
一日に1000回も鳴く時があるという。
だから「ウグイス嬢」ではない。
それに見かけはウグイス色でないですね。
むしろメジロこそウグイス色です。
じゃなんで「ウグイス」と名付けられたか。
ネット情報によれば名前の由来は諸説あり、
「うぐい」は鳴き声で、
「す」は鳥の名につける接尾語という説がある。
また歴史的仮名遣いは「うぐひす」なので、
また歴史的仮名遣いは「うぐひす」なので、
「うく」は奥、「ひす」は出ずで奥出ずの意図する説や、
「う」は「生ふ」が転じたもので、
「す」は巣からで、茂みに巣を作る鳥の意とする説などがある。
とあった。
さて今日にも 「初音」の「ホーホケキョ」が聞けるかな。
< 鶯鳴き胸高鳴りし若き日 >