じねんじょ部会が管理している共同栽培畑の土壌診断が届きました。
依頼していたのは種イモを増殖させる「網室」2棟と、
食薯の栽培法を実地研修する研修畑の3ヶ所分です。
網室の種イモは来月掘るため生育の評価はこれからだが、
充分な蔓葉の張りでなかったので来期に向けての準備です。
これが東棟です。
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こちらが西棟です。
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共にほぼ同じグラフとなっているが歪だこと。
隣り同士で同じ環境条件で育てているので当たり前と言えばそうなんだが、
生育状況が少し違うためそれぞれで診断してみた。
概ね「腐植」「苦土」「Mg」「EC」少なく、
「pH」「リン酸」「加里」「石灰」が高いと出た。
診断処方箋のコメントを参考に対策するが、
県の農業改良普及員にも検討してもらっている。
取り敢えず「腐植」「EC」の欠乏対策で牛糞堆肥とゼオライトを入れ、
「苦土」「Mg」の対策で水酸化マグネシウムを入れようと思う。
研修畑はどうだろう。
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こちらは一部過剰な要素があるものの、
ほぼ健全な値となっています。
今回は特別な対策をとらなくて良さそうです。
正に農業は科学ですね。
土づくりが豊作への道です。
< 豊作は土に聞けと天の声 >
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