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2020.11.1 「447mP」  いまだ紅葉を楽しめる夕張の山

 土曜の夜は夕張の快適な車中泊地で過ごしたが、

夜中に寒くてよく眠れなかった。

従って朝起きるのが辛くて・・・

もう冬用のシュラフに替えなくてはダメだ。

 日曜の朝はどんよりとした空。

いつ雨が降り出すかわからない雲の様子。

移動して道々3号線の、

旧「錦沢公園」入口付近に駐車した。

 7時05分、道々を少し歩いて、

古いサイクリングロード跡に入った。

ここはちょうど1ヶ月前に訪れている。

この日の最大の目的は紅葉を楽しんで歩くこと。

Hiromiが今シーズンは、

まともに紅葉の中を歩けていない。

そこでまだ残っているであろう、

紅葉をHiromiに見せてやろうというものだ。

夕張の紅葉は至るところで素晴らしいものが見られる。

1ヶ月前にここを訪れた時も、

いつか紅葉の時期に入山してみたいと思った。

 アスファルトの上に泥が堆積し、

そこに草が生えたサイクリングロードに足を踏み入れると、

早速紅葉が迎えてくれた。

もう名残の段階に入ってはいるが、

まだまだ美しさがいっぱいに広がっている。

そしてこの位置は二日前に「清水ノ沢ダム」から登った、

『平和』の一段下に当たる。

ちょっと高度が下がっただけで、

まだまだ紅葉が残っていた。

サイクリングロード跡は、

「大蛇の沢川」に沿って奥へと続く。

「大蛇」とは名ばかりの、

水量が少ない静かな沢だ。

スタートして500mほどで、

一段上のサイクリングロード跡に上がった。

このサイクリングロードは山中で、

周回できるように施設されたようだ。

そして旧休憩所へ。

そこには大きな案内板が設置されている。

これらのものがいつの頃整備されたのかはわからないが、

随分と力が入っていたようだ。

Hiromiが言う、

「今は自転車ブームだから、

今ならここを利用する人が、

たくさん集まったんじゃないかな?」と。

そうかもしれないが、

とにかくもったいない限りだ。

 休憩施設を過ぎて間もなく沢形を利用し、

更に一段上の林道に上がった。

気がかりなハンターの入山だが、

林道の路面にじゅうたんのように敷き詰められた、

枯葉の上にタイヤ痕は見られず、

ホッ・・・

安心して紅葉に彩られた林道を歩く。

その落ち葉がまた美しく、

フカフカで足や膝に誠やさしい。

 Co.250で林道から小沢に入った。

そして100mほどで、

正面に出合う尾根に取り付いた。

前回と同ルートをたどっている。

斜度があって滑る尾根を登って行く。

細尾根がやがて広くなると傾斜が落ちた。

もうこの辺りまで上がると、

紅葉はほとんど見られない。

薄い藪はやがて笹の海となり、

傾斜が増すとピークは近い。

8時50分、「447mP」

ここからそのまま西に伸びる尾根を進んだ。

その先には『524m峰』が見えている。

そこに立つことがそもそもの目標だったのだが、

一旦下降した尾根は笹の密度が濃く、

高さも背丈を超える。

そこであっさりと断念。

『524m峰』は積雪期でなければ無理かな・・・

 戻つて登路のルートをそのまま下つた。

そして林道からサイクリングロード跡を辿り、

また美しい紅葉を楽しみ、

10時30分、駐車地。

何度も言うが夕張ってホント楽しませてくれるわあ!

Hiromiの感想は、

「いやあ、紅葉は綺麗だし、

変化に富んだいい山だったねえ!」

益々わかるようになってきたじゃねえか!

帰宅して夕方「サイゼリヤ」で反省会。

 

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