北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2020.11.21 『砂利山』(ざりやま・222m)~『安斉ノ沢』(218m) 二つのピークを尾根で結んで周遊
今年最後の三連休(私は別だが)初日は、
前夜から降り続いた雨が、
土曜の朝になっても止む気配がなかった。
天気予報では上がる予想時刻が延びるし・・・
土曜の朝Hiromiを迎えに行き、
三笠に向かった。
この三連休は天候が良くないことと、
新型コロナウィルスの感染拡大を考慮し、
近場の里山を巡ることにした。
金曜日『安斉ノ沢』に登って帰宅し、
地形図を眺めていると、
『安斉ノ沢』の北東に『砂利山』(三等三角点)があるのを目にし、
更に尾根筋を読むと、
この両ピークが尾根でつながっていることに気付いた。
それではと、この両ピークを踏んで、
周遊してみることにした。
その行程で心配されるのが、
藪の濃さだが出たとこ勝負だ。
周遊ルートを組む上で、
起点とするのに都合よく、
「前田の沢溜池」があった。
そしてその手前にも、
駐車可能なスペースが確保できた。
駐車地で雨が止むのを待ったが、
シビレを切らして小降りになった、
11時40分スタート。
まず狭い農道を600mほど歩いて、
「前田の沢溜池」へ。
この時期の貯水池はみな水がない。
貯水池の縁を時計回りでまわりこみ、
尾根に取り付くつもりだったが、
そこに古い作業道跡が続いていたので利用する。
そして貯水池の中ほどで、
左手に張り出している尾根に取り付いた。
藪は期待通り薄い。
それを登っていくと、
左手に三笠市の「中央霊園」が見えてきた。
純白のシンボルタワーが目立つ。
尾根を更に進んで、
12時30分、三等三角点「砂利山」(ざりやま)。
展望はないが、
なかなかスッキリしたピークだ。
Hiromiとは久しぶりの、
バウムクーヘンならぬ、
ベルギーワッフル初登祝い!
ここから『安斉ノ沢』に向かうが、
まずは針葉樹林帯の中の、
下草のない快適な歩行だ。
この快適さは予想外だった。
小さなアップダウンを繰り返して、
南向きの進路が弧を描くように、
西向きに変わるまで快適な歩行は続いた。
そして弧を描き出すとフツーに笹藪へ。
ただうっすらとシカ道が続いているので、
何もない笹藪を漕ぐよりはましだ。
途中新しい作業道が現れたが、
近々伐採が始まるのか?
13時20分、四等三角点「安斉ノ沢」。
前日ここに立って笹刈りをしておいたので、
標石周りはきれいなもの。
初登のHiromiをたたえて、
ここでもベルギーワッフル。
甘いものだけで空腹感がなく、
この日の昼食はなし。
三角点ピークを離れ一旦西に下って、
前日目にした雄大な風景をHiromiに披露した。
そしてまた尾根上に登り返し、
貯水池に向かって下降を始めた。
するとここからはなかなか藪が濃く、
四苦八苦して越える場面も。
それでも下降はあくまでも下降であり、
登行よりははるかに楽なわけで、
ゆっくり下って、
貯水池手前の農道に当てた。
そして14時25分、駐車地。
この頃になってようやく青空が戻ってきた。
う~ん、なかなか面白いルートだった。
近場にはまだまだ面白い里山がある。