北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2020.11.22 『宇佐美』(194m)~『本沢』(152m) くりやま湖を周遊して2座へ
土曜日の夕方栗山町で入浴したが、
けっこう人がいて落ち着かず、
体だけ洗い浴槽には浸からずに出た。
そして「栗山ダム」で車中泊。
天気予報を確認するも、
翌日曜日はどうもよくない。
雨の確率は午後急激に高くなるが、
いつ降りだすかわからない状況だ。
そこでその場を離れず、
栗山ダムを基点にダム湖を周遊し、
その間里山二座に登ることとした。
寒くなると早起きがおっくうで、
つい遅くなってしまう。
8時10分、栗山ダムの駐車場をスタート。
ここには展望台があり、
ダム下にはパークゴルフ場などがあって、
観光地として人々に親しまれているようだが、
季節がら訪れる人はなさそうだ。
スタートしてすぐダムの堤を渡る。
開放されていてゲートがない。
このダムは幅が広く、
500mはあろうか?
中間ほどで両側を覗き込んでみたが、
なんか怖いよねえ・・・
ダムを渡りきると林道分岐となるので、
右に進んで『宇佐美』を目指す。
この林道はほとんど廃道だった。
間もなく現れるエゾシカの防護柵も、
その扉が開けっぱなしだ。
そして次に現れる分岐からは、
しっかりとした林道となった。
頻繁に車が往来しているようなこの林道は、
いつハンターが入ってくるかと、
落ち着かない雰囲気だ。
しかしそんな不安が的中することはなく、
9時05分、三等三角点『宇佐美』。
今年この三角点に立つのは、
これが四度目になる。
ここからは北に下降する尾根を、
藪漕ぎで下ってダム湖を周遊する林道に当てる。
藪はそれほど濃くはないので助かった。
下部で古い作業道が現れた。
そしてゲートへ。
そこには「王子製紙」の社有地と書かれていた。
なるほど、森林管理署の管轄ではなかった。
そしてダム湖の周遊林道を歩き出すと、
「王子川」に「王林橋」だ。
ここは何でも「王子」絡みのようだ。
更に進むと伐採現場に遭遇した。
重機が数台置かれていたが、
この日は日曜で作業が休み。
重機はに「菊地造材」と書かれていたので、
そのまま読むとHiromiが、
「プチギョーザ?」。
朝からとぼけたやつだ。
しかしまだある。
伐採現場の直後、
ダムとはちょうど反対の位置に立ち、
その端から端までを眺めることとなったので、
「おい、あの長さは何メートルあると思う?」
と尋ねてみた。
すると、「う~ん? 100mあるかなあ??」。
ちょっとちょっとぉ、やめてよねえ!
500mほどありますからあ・・・
Hiromiとの会話は、
相変わらず噛み合わない。
しかしながら湖の周りを歩いていると、
新鮮な風景が色々見られるので楽しい。
湖の奥の方では車 7台が見えたので、
ハンターではとハッとしたが、
それはヘラブナ釣りを楽しむ人たちだった。
ここがヘラブナのポイントだとは知らなかった。
そんなのどかな光景を過ぎると、
ダム湖周遊の最奥地に達するが、
そこに現れたのが「ポンウエンベツ川」だ。
この川にはたくさんの思い出がある。
小学校就学前から卒業するまでの間、
私はこの下流のポプラ団地でくらしていた。
そこに流れていたのが、
「ポンウエンベツ川」であり、
外遊びの多くの時間をこの川で費やした。
いつもどろんこになって遊んだっけ!
様々な思い出が甦る。
ダム湖周遊も終盤になって、
「本沢」への尾根に取り付いた。
少々藪を分けると伐採地に出た。
広い風景が広がる。
それは登るほどに雄大となって、
感動を与えてくれる。
そんな中先ほどの釣り人たちの姿も見えていた。
湖の対岸には直前に登ってきた、
『宇佐美』が見えている。
そんな風景を楽しんで再び藪へ。
そして10時30分、四等三角点「本沢」。
この三日前に一人で立ったピークだ。
下山は登路とは別の、
西側の伐採地を下った。
林道に下りて歩いていると、
ハンターの車がやって来た。
中には高齢のハンター4名が見受けられた。
11時05分、駐車場。
もう一泊車中泊の予定だったが、
この後の雨模様を考慮し、
一旦帰宅することにした。
ここまで雨に当たらなかったことに感謝し、
この夜は「サイゼリヤ」から他の場所に変えて「カンパイ!」。