goo

2022.3.4 『土方沢』(271m)~『小袋』(182m)  送電線が導く山へ

 昨日は完全休養とし、

一日家にいてこまごまとしたことをかたずけた。

休養なんかせず山に行きたいんだが、

まあ燃料費も節約しなきゃいけないのでねえ。

 今日は樺戸山地に出かけた。

当別町から先の道路と駐車帯の状況を見たかった。

そして駐車スペースが確保できた地点から、

最寄りの山に登ることにした。

しかし当別町から浜益方面に向かって、

道々を走り続けるも、

車を停められるスペースはほとんどない。

それで「青山ダム」少し手前の、

「道民の森牧場南地区」の入口まで走ってやめた。

この入口はいつも除雪されている。

そしてそこには車が数台停められる。

幅も広いのだが、

あえて先行者の車の前に縦列駐車した。

これが後で大正解となった。

 「先行者」と言ったが、

こんなところから山に入る人が、

他にいることに驚かされた。

この奥にはマニアックな四等三角点が二つあるだけだ。

この二つの三角点には昨年無積雪期に立っている。

それを積雪期にはどんな景色が見られるのか、

大変楽しみなところだ。

 8時25分、駐車地をスタートした。

先行者のトレースは、

間もなく現れる林道分岐で、

林道を離れてカラマツ林の中へ消えていた。

その先には広い伐採地がある。

それを知ってその景色を眺めに行ったのか?

私は左手の林道を進む。

そして背後に伐採地の一角が見えると、

そこで雪のブロックを積み上げている人の姿があった。

それが先行者で目的は山登りではなかったようだ。

そうだよねえ、

こんなところに登る人なんかいないよねえ・・・

 ここの林道の上空には、

北海道電力の送電線が走っている。

そのほぼ下を林道が忠実に伸びていく。

無積雪期だと樹木の葉で隠され、

目立たない送電線だが、

積雪期はまるっきりその下を歩く感じだ。

そして送電線の下は樹木が刈り払われているので、

大変眺めがいい。

遠くを見通せる中を登るのは、

実に楽しいものだ。

しかし「土方沢」が近くなったころ、

曇り空から雪が降り出した。

やれやれ、またかよ~

雪はもういらない、うんざりだ。

 9時50分、四等三角点「土方沢」

この三角点に立つのは3度目だ。

ここから奥へは送電線に沿って歩けない。

次の鉄塔までの間が、

深く落ち込んでいる。

 復路では麓近くで伐採地に入った。

そこに四等三角点「小袋」がある。

そしてその「小袋」のすぐ近くに、

例の先行者がいた。

圧雪のブロックで小さなイグルーを造り、

その前で炭火を起こし、

何やらうまそうな匂いのするものを焼いていた。

少し話しをしたが、

私よりだいぶ若いその彼は、

私と同じ江別市からやってきて、

雪の中で遊ぶのが好きなんだそうだ。

山に登る人ではなかった。

 彼と別れてそのままカラマツ林を抜けて林道に下った。

すると林道には深いキャタピラ痕!

私がスタートした後、

「牧場南地区」の施設まで除雪が入ったようだ。

林道の入口で縦列駐車をしておいて正解だった。

先行者の横に駐車したなら、

除雪の大きな妨げとなっていた。

 11時ちょうど、駐車地。

様子見の道々走行だったが、

こちらも雪が多く春めいた感じはまだ先のようだ。

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )