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2022.3.25 『月形』(305m)  予想を超える展望が・・・

 今週は水、木曜の二日間出勤し、

来週は月~木曜の4日間出勤となる予定だ。

少し忙しくなってはきたが、

先行きは不透明なままだ。

 昨日は樺戸山地に出かけた。

ニ等三角点「月形」には、

無積雪期に二度登っている。

月形町で『分監山』(460m)の麓から「樺戸林道」に入り、

これを忠実に歩いて行くと、

「月形」の裾をかすめるようにして林道が伸びる。

そこで林道を離れて藪を漕ぎ、

ニ等三角点に至るのだが、

背の高い笹が密生していて、

展望がほとんど利かない。

しかし笹が雪の下となる積雪期は、

おそらく素晴らしい景色が見られるだろうと予想し、

そのチャンスを伺っていた。

と言うのも、積雪で駐車場所がないためだ。

それがこの時期になって、

林道入り口にようやくギリギリ、

1台分のスペースができた。

 国道275号線を走り、

月形町の市街地を新十津川町方面に抜け、

「月形刑務所」手前で左に入ると、

「花山林道」の入口となる。

ここに駐車して、

8時ちょうどスタート。

農作業の車両が通ったキャタピラ痕が残っており、

この上を歩くとカリカリで心地よい。

直線で300mほど歩くと、

貯水池の堰堤に突き当たり、

ここから林道はほぼ90度右に曲がる。

その後林道は田園の端に沿って伸びていく。

そして田園が切れて山間が狭くなる頃、

左手の尾根に取り付いた。

これがまたいいタイミングで、

少し上がると作業道に出た。

作業道は私が意図する尾根に沿って伸びていく。

しばらくは作業道を利用して登って行き、

「月形」に続く主尾根にのったところで作業道を離れた。

雰囲気の良い針葉樹林の尾根を歩く。

するとCo.200で突然前方が開けた。

植生が白樺に変わり、

進行方向右側の樹木が切れた。

そこからは空知平野の風景が一望の下だ。

「月形」のピークは展望がいいだろうと予想していたが、

まさか登路でここまで見せてくれるとは!

おまけにこの後は展望が欲しいままだ。

素晴らしい風景を眺めながら、

ゆっくり登って行く。

視界を遮るものがない中を登り、

10時05分、ニ等三角点「月形」

ほぼ360度の大展望が広がる。

これは予想をはるかに超える素晴らしさ!

ただ残念なことがある。

ピークが近くなりだしたころに現れたピンテだ。

付けられた間隔が狭くて目障りだ。

また、視界を遮るものがないので、

ピンテを付ける必要がない。

こんなローカルでマイナーな山なぞ、

初心者が登るはずもなく、

熟達者が登って付けたと思われるが、

熟達者とは思えない付け方に、

首をかしげてしまう。

また、何故回収して下山しないのか?

わけのわからん輩がいるものだ。

 下山も雄大な風景を楽しみながら、

同ルートを下った。

登路の時点よりかなり気温が上昇したので、

足下の雪が腐ってズブズブと、

足を取られるところがある。

ピーク付近で雲が多くなったのだが、

高度を下げるほど青空の面積が広くなった。

最後に貯水池を眺めて、

11時55分、駐車地。

いい眺めだろうと予想して登ったにも関わらず、

それをはるかに超える感動が得られたことに感謝!

今度はHiromiを連れて登ろう。

 

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