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2022.3.19 『坊主山』(栗山・168m)  雪に降られるはずだったが・・・

  19日(土)からの三連休は、

「春の嵐」に当たってしまい、

最初からひどい予報だった。

それで三連休の初日は、

湿った雪が降る中で長い時間歩くのは嫌なので、

Hiromiの住まいから近い、

栗山町の『坊主山』に登ることにした。

この山へのアプローチは、

積雪期となると近くに駐車地を確保できないため、

栗山町桜山地区から往復することになる。

 桜山地区の町道沿いに拡幅された駐車帯があるので、

ここを駐車地としてスタート。

ここから『坊主山』の頂上部が見える。

町道からそのまま南側の田に下った。

そして田んぼを横断してカラマツ林に入った。

林は間もなく広葉樹林に変わる。

そしてそれも長くは続かず、

突然前方が開けて伐採地に出る。

スタート時点でいや~な湿雪が降っていたのだが、

ここに来て上がってしまった。

まだまだ降り続く予報だったが、

いったいどういうわけだろう?

いやいや、上がってくれて助かった。

 伐採地の風景を眺めて先に進む。

一旦下って小沢を渡った。

そして登り返し、

一尾根越えてまた下り、

沢形を越えて伐採地へ。

ここからが急登だ。

この日も前を行くHiromiは元気で、

急斜面をグングン登って行く。

ただ、最高標高が168mであるから、

すぐに登り切ってしまう。

伐採地から東の風景が望まれる。

この後一旦針葉樹林の中の作業道を歩き、

再び伐採地の急登となる。

そして登りきるとその奥に、

ニ等三角点『坊主山』

途中で上がった雪はその後も降っては来ない。

ピーク辺りからの展望を楽しんだ。

 下山は登路で最初に現れた伐採地まで、

同ルートをたどる。

この前日歩いた「中小屋川」と違って、

この辺りは雪が締まって歩きやすい。

 伐採地のピークに上がると、

栗山町が丸ごと望める。

標高差は小さいがいい眺めだ。

雪は降りそうにないし、

いい日になったじゃないか!

やはり行動を起こさなきゃだめだ。

天気予報に従って山行を中止していたなら、

間違いなく後悔していたところだ。

計画を立てても天候不順なら、

別の山に変更すればよい。

私は常にそうしてきた。

そうやってこの時点で4,300回を超える山行を楽しんできた。

Hiromiとあきらめていた今日の天候だったが、

思いのほか楽しめたことに満足し、

早めの帰途に着いた。

Hiromiはこの後「母さん孝行」が待っている。

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