goo

2023.2.4 『幌消峠』(ほろけしとうげ・286m)~『幌去峯』(ほろさりみね・308m)  思いがけない深雪に悩む

 

 今早朝ようやく排雪の業者が来てくれた。

午前3時ころタイヤショベルが雪を押す音で目覚めた。

その後はうつらうつら状態が続いたものの、

ようやく排雪に来てくれた安堵感で、

気持ちはほがらか。

作業は5時半ころ終えて、

タイヤショベルの音が遠ざかって行った。

外を見ると広々とした市道に戻った。

我々が契約している業者は仕事が丁寧で、

隅々までしっかり残さず、

雪を持って行ってくれる。

ありがたいことだ。

 気持ちの良い家の前を眺めながら、

6時半過ぎに家を出た。

そしてHiromiを迎えに行って、

平取町に向かった。

どこも大雪の後で足下の雪が安定せず、

歩行がきついので、

雪の少ない地域を目指した。

ところが・・・

 夕張からむかわ町穂別に入り、

一ヶ所農道奥の様子を下見。

この辺りも新雪が降って深そうだ。

その後平取に向かいながら、

「どこに登ろうか?」、

とにかく駐車できるところでなければ、

どうにもならない。

しかし平取もまた今回は大雪が降ったようで、

除雪車が走り回り、

どこにも駐車はできそうにない。

それで早めに結論を出して進むのをやめた。

道々131号線を走り、

むかわ町と平取町の境界を越えて下ると、

ほぼ下りきった地点に広い駐車帯があるので、

これを駐車地と決めた。

そして道々西側の「幌消峠」~「幌去峯」に登ることにした。

 地形図を眺めると、

道々131号線の西側には、

一本のはっきりした長い尾根筋が見られる。

3年前にこの尾根の末端に取り付き、

尾根上の「幌消峠」~「幌去峯」~「幌毛志山」の3ピークを、

Hiromiと歩いたことがある。

それを今回は駐車帯から尾根筋に上がってみた。

 スタートしてすぐ樹林の中に入った。

そして一旦小沢に下り、

少し詰めてから斜度の落ちた右岸の尾根に取り付いた。

この辺りは雪が少ないと思ってやってきたはずだったが、

大雪が降った後はやはりスノーシューを深く取られる。

いつもラッセルを買って出てくれるHiromiも、

今回ばかりは消極的だ。

ラッセルを交代しながら登るがきつい。

おまけにこのジジは、

このところ続いた除雪の疲れが抜けない。

歳をとってくると、

何でも溜まる一方で抜けては行かない。

 急登を経て280で稜線状の尾根に上がった。

この地点より少々南下して、

四等三角点「幌消峠」

尾根上の目ただないピークだ。

そして来た方に戻って北上する。

特に難しいところのない、

安定した尾根歩きだ。

小さなアップダウンを経て、

四等三角点「幌去峯」

前回このピークの三角点標石が見つからなかった、

と記憶している。

また雪が融けたら探してみよう。

 本来はこの1.8kmほど先の、

「幌毛志山」(406m)まで足を伸ばして、

下山するつもりだったが、

雪の状態が悪いので、

ここで下山することにした。

「幌去峯」から東に下り行く尾根にのり、

沢筋へと下降した。

サラサラの雪が結構深いので、

そんな下降を好むHiromiが喜んだ。

そういうふかふかの下降が楽しいんだと。

 沢筋まで下って、

少々登り返して道々に下った。

そして200mほど先の駐車帯に戻って完了。

思いがけない深雪に苦労したが、

まあ終わってみれば新ルートの、

楽しい山行だった。

 今日は一泊の予定で出かけたが、

平取に留まっても駐車地や、

深雪の問題が残るので、

一旦リセットして帰ることにした。

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )