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2023.2.22 『坊主山』(栗山・168m)  二つの「坊主山」

 

   一昨日ひょんなことから三笠の「坊主山」に登り、

山頂で独特の私製標識を目にすると、

これと同じデザインの私製標識を並べてみたくなった。

それで昨日は栗山町の「坊主山」に登った。

 前日からまた雪が降り続き、

朝除雪をしてから栗山町桜山地区に向かった。

私が住む江別市では10cm程度だった新たな降雪が、

栗山町では20cmほどに達し、

幹線を外れた町道は未除雪状態で、

路面を新雪が覆っていた。

 栗山町の「坊主山」に積雪期に登るには、

栗山町桜山地区にある、

「シャトレーゼ栗山工場」そばの、

町道脇を駐車地としている。

ここはいつも待避所的に除雪されており、

車3台ほどが道路にはみ出さずに駐車できる。

ところがこの朝はしっかり降って、

除雪が間に合わないせいか、

そのスペースができていなかった。

それでスコップで幅を広げて、

駐車スペースを確保した。

 この朝も前日も降り続いた雪なので、

スノーシューが深く潜る。

しかし下に固い層ができているので、

それほど苦にはならないラッセルだ。

駐車地から一旦田園に下り、

それを横断して南の斜面に取り付く。

ここで伐採地の小山を越えるのだが、

このルートはその後もう一つ小山を越えることになる。

たかだか167mの里山を目指すのだが、

こうしてルートを工夫することで、

変化のある面白い山歩きを楽しめる。

 二つ目の小山を越えて伐採地下部から、

急な斜面を登行する。

植生がカラマツからトドマツの林に変わって行く。

新雪が降り積もったばかりで、

陽光に照らされた木々が美しい。

 辺りが伐採地ばかりなので、

常に見通しが効く中を登って行く。

そして最後はトドマツの林の中で、

二等三角点「坊主山」

そこに独特の私製標識だ。

この私製標識を2枚、

冒頭で並べてみた。

向かって左側が栗山の「坊主山」。

そして右側が三笠の「坊主山」だ。

ご覧の通り全く同じ書体、デザインだ。

当然同一作者が制作したものだろうが、

私はこの方の私製標識を、

二つの「坊主山」でしかお目にかかっていない。

他の山にも設置されているのだろうか?

もし設置されているのであれば、

それにもお目にかかってみたい。

 下山は同ルートを引き返した。

すると振り返る「坊主山」方向は、

空が暗くなりだして、

また雪が降り出した。

ちょうど良いタイミングで、

頂上付近にいられたことを感謝。

そして今日も美しい風景の中を歩けたことに、

重ねて感謝しつつ駐車地へ。

ああ、今日もいい日だったねえ~

 

 

 

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