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2023.2.17 『宇佐美』(194m)  栗山ダムの片すみで・・・

 今朝は家を出て当別町に向かったが、

またまた駐車場所が見つからず、

やたらと走り回ってしまった。

最近はどうも調子が悪い。

それにしても当別町から北側は、

毎年よく雪が降り、

晴れる日が少ない豪雪地帯だ。

ちょうど当別~岩見沢~北夕張を結ぶラインが、

雪雲の境目となり、

西風が強ければラインの北側で雪が降り、

そこに北風が加わると、

札幌方面に雪雲が南下してくる。

燃料代を節約しながら走っているのに、

今日も無駄にしてしまったことを悔やむ小市民なり。

 結局当別町を離れ、

新篠津村~岩見沢市~栗沢町を走り抜けて、

栗山町に入って「栗山ダム」に至った。

もう確実に駐車できるところを狙わなければ、

燃料を無駄につかってしまう。

 「栗山ダム」のすぐ下に駐車し、

その場から林道に入った。

ダムの下には無積雪期に、

パークゴルフ場となる広場がある。

 「宇佐美」には無積雪期も藪で登っている。

ダムとは逆の栗山町桜山地区からだと、

林道が三角点ピークのそばまで続いている。

積雪期にダムから登るのは久しぶりだ。

 駐車地から林道に入ると、

エゾシカの防護柵が現れるのだが、

扉が開きっぱなしだ。

莫大な費用を投じて成された、

エゾシカの食害を防ぐ事業が、

これでは意味がなくなっている。

やっていることが理解できない光景だ。

この後畑の中を歩いて林道をショートカットしたが、

次に現れた扉も開きっぱなしになっていた。

全く意味不明・・・

 第二の扉から200mほど歩いて、

正面に現れた尾根に取り付いた。

昨日の馬追丘陵もそうだったように、

ここも表面のサラサラした雪の下に、

固い層ができているので歩きやすい。

 この辺り一帯は王子製紙の社有林で、

あちこちにそれを示す標識が付けられている。

針葉樹も整然と植え付けられて、

いかにも人が管理している様子が伺える。

 尾根筋を登って行くと、

一ヶ所樹木が切れてダムの一部を見下ろせるところがあった。

また頭上の木々の枝には、

大小の雪塊が無数に確認でき、

気温が上がると落下を始めるので危険だ。

今日は日中気温がプラスに転じる予報だったので、

緊張しながらの登行だった。

 はっきりした尾根筋を登って行き、

やがて目指すピークが見えてくる。

そしてひと登りで、

三等三角点「宇佐美」

この時点で11時半。

昼食にはちょうど良い時刻となったので、

いつもの簡単な昼食とした。

 下山はほぼ登路のルートを引き返したが、

尾根の末端を手前でダム湖側に下った。

そしてダムの長い堤を眺めて、

林道から畑、車道と歩いて駐車地へ。

久しぶりの「宇佐美」はなかなか面白かったねえ。

 

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