北海道の山野でとことん遊ぶ!!
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2023.3.26 『厚軽峠』(389m)~『分監山』(460m) 融雪が進む周遊ルート
今週は月~金曜日の出勤。
週5日出勤というのは、
新型コロナウィルスの流行初期以来で、
3年ぶりということになる。
そして来週から4月いっぱいは、
土曜日も出勤となるため、
日曜日1日しか休みがなくなる。
この春のいいときに辛い。
しかしそれが今のアルバイト先の常であり、
とうとうそこに戻ることになった。
まあ、この3年間は、
本当に休ませてもらい、
ずいぶん山に登ってきたので、
不平は言えない。
稼ぎましょ!
先日の日曜日は日中に雨が降り出す予報だった。
そこで極力近いところへ、
ということにし、
Hiromiの車を我が家に置いて、
月形町へと向かった。
家を出てしばらくは、
既に小雨が降っていたものの、
月形町に近付くと上がってくれた。
月形町豊ヶ丘地区の、
「樺戸林道」入口に駐車。
ツボ足で林道に入った。
林道を進んで『分監山』すそを通り越し、
奥へと進んで尾根に取り付いて「厚軽峠」に登り、
その後稜線を伝って『分監山』へという周遊ルートとした。
このルートは昨春も歩いており、
大変気に入ったところだ。
雨が降り出す前に戻りたい。
歩き出してすぐにズボッ!
ダメだ、雪が腐っている。
引き返してスノーシューを装着した。
この前日「徳富ダム」を起点に、
13km歩いたがツボ足で十分だった。
まだ全ての地点でツボ足、
というわけにはいかないようだ。
沢沿いの「樺戸林道」を進んで行くと、
ところどころでデブリが見られるが、
今年は雪が少なかったので、
その規模がずいぶん小さい。
そして尾根の取り付き点に達すると、
既に雪が融けてしまい、
ブッシュが丸見えになっていた。
それで更に先へと進み、
沢形に入って適当なところで尾根に取り付いた。
急斜面を登って尾根の頭に上がる。
Hiromiは前日の疲労が全く残っていないような勢いだが、
私は下半身がだるくてねえ・・・
平たんな尾根筋を進んで行くと、
前方にまた急斜面が現れる。
ここがルート中最もきついところだ。
だんだん遠ざかって行くHiromiの後ろ姿を見ながら、
苦しさに耐えて登り切り、
また平たんな尾根の先で、
10時50分、四等三角点「厚軽峠」。
このピークには無積雪期にも立っているが、
かなり濃い藪だった。
「厚軽峠」から『分監山』に向かっては、
楽しい稜線歩きなのだが、
稜線はそれゆえにけっこうアップダウンがある。
そしてやはりいつ雨が降り出してもおかしくない空模様なので暗い。
北に美しく見えるはずの、
『三角山』(708m)も水墨画のようだ。
東に向かう稜線上からは、
南に目指す『分監山』のピークが見えるようになる。
そして地形図上の「438m標高点」で、
南北に走る稜線に乗り換えた。
これを北に向かうと『三角山』に至る。
数年前にHiromiとこれを歩いて、
『三角山』まで行ったことがなつかしい。
今回は南の『分監山』に向かう。
目指すピークがだんだん近付き、
最後は急登を経て、
11時30分、三等三角点『分監山』。
ここで簡単な昼食とした。
食べながらふと思い出した、
雨竜沼湿原の話しになった。
「俺が初めて雨竜沼湿原に行った19歳のころは・・・」、
「ちちげ!?」、
「湿原だよ、湿原! 乳毛って何よ!?」。
相変わらずこいつとの会話はかみ合わず、
決して前に進むことがない。
下山は腐った雪にスノーシューを取られながら下った。
雪がわりと締まったところでは、
スノーシューを滑らせる。
もうけっこう笹が立ち上がってきた。
結局雨に当たることもなく、
無事に下って、
13時ちょうど、駐車地。
後かたずけを済ませ、
車で走り出すと雨が落ちてきた。
いやあ、ラッキーだったねえ。
この後帰宅して「反省会」。