北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2023.3.18 「378mP」 目指すピークの登路で撤退
今朝Hiromiを迎えに行き、
石狩市厚田区の厚田地区に向かった。
そして田園地帯の中で、
林道入口に駐車。
ここは先日「日ノ入沢」に登った際に駐車したところだ。
あれからまだ1週間しか経っていないが、
足下の雪はずいぶん締まった。
今日はこの駐車地から、
「発足奥」(三等三角点・565m)を目指すことにしていた。
晴天の中準備を整えてツボ足でスタート。
しかしすぐにズボッ!
戻ってスノーシューを装着した。
まだツボ足で歩けるほど締まってはいなかった。
ただスノーシューを装着すると、
快適そのもの!
予め地形図に引いた赤線の尾根を登って行く。
尾根筋がはっきりすると、
Hiromiが前に出てスタスタ登って行く。
私は下山時融雪でトレースが消えていることを想定し、
枝尾根に注意が必要な箇所に、
ピンテを付けて行く。
そんなことなぞお構いなしのHiromiは、
すぐに姿が見えなくなる。
尾根は高度を上げるほど、
背後に厚田地区の風景が広がって行く。
そして地形図上の「378m標高点」に達したところで休憩し、
それ以降は日当たりが良く、
もう雪が締まっているので、
スノーシューをそこにデポして、
ツボ足で登ることにした。
「378m標高点」から少し進むと、
前方に斜度のあるナイフリッジの細尾根が現れた。
細尾根は雪のつき方がいやらしく、
体重を乗せると崩れそうだ。
そして両側が崖だ。
雪とともに滑落すると、
必ず重傷を負うことになる。
撤退を決めた。
Hiromiに怪我をさせるわけにはいかないし、
やってしまったことを後悔はしたくない。
この引き際の見極めが、
長く山登りを続けられることにつながる。
次回ルートを変えて挑もう。
スノーシューデポ地点まで戻ると、
気付かなかった厚田地区のいい風景が眺められた。
その後気温が上がって、
一気に緩みだした雪の中を、
スノーシューで滑りながら下った。
駐車地に戻ると10時半。
このままHiromiに、
今日の山行を終わらせるのは申し訳ないので、
直近のもう一座に向かった。