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2023.3.4 『清光山』(せいこうざん・301m)~『松倉沢』(231m) 変化のある周遊ルート
この週末土曜日は、
三笠市で未踏の三角点ピークに登る予定で、
朝Hiromiを迎えに行き、
三笠市に向かった。
ところがあいにく天気が悪く雪が降り出して、
目指す山はガスの中にあって見えない。
そうなると無理にそこに登る気にはなれず、
変更して三笠市幌内地区に方向を変えた。
そして「奔幌内川」そばの除雪終点まで入ると、
何の目的かは不明だが、
広く空けられていたのでそこを駐車地とした。
それを起点に「奔幌内川」に沿って伸びる林道に入り、
途中で林道を離れ沢沿いを進んだのち、
尾根に取り付いて「清光山」を目指すこととした。
この山には無積雪期に二度登っているが、
林道と藪を利用している。
林道だとかなり遠回りとなるので、
沢沿いを進むことにした。
駐車地から「奔幌内川」沿いの林道に下りて歩く。
雪面が締まって歩きやすい。
しかし湿った雪が地味に降り続き、
時折首筋に入るので不快だ。
無積雪期には雑草に覆われている林道を行くと、
1kmほどで分岐が現れるので、
これを左に入る。
相変わらず歩行が快適な林道をしばらく歩いて、
林道が高度を上げだしたところで沢に下りた。
「奔幌内川」の枝沢だ。
スノーブリッジを利用しながら、
次々と渡渉を繰り返して進む。
そして沢筋を700mほど歩いた地点で、
目の前に現れた尾根に取り付いた。
これがなかなか斜度があり、
登るのが大変だった。
西向きの尾根は太陽光を受けて、
固く締まっているので、
スノーシューのアイゼンを効かせて登る。
Hiromiなんか両手両足で登る場面もあった。
しかしこの取り付きを登り切ってしまえば、
もう楽なもので、
現れた作業道を快適に進み、
最後は尾根筋に上がって詰め、
四等三角点「清光山」。
三度目のピークだが、
積雪期は初めてなのでバウム儀式。
初夏のころこのピークが、
ワラビでいっぱいだったことを思い出す。
「清光山」からは北西に伸びる、
地形図上の破線林道を歩き、
途中尾根を利用して別の林道につないでみることにした。
その林道の先には「松倉沢」(三等三角点)がある。
地形図上の破線林道は無積雪期だと、
その状況や状態が不安だが、
積雪期ならそれがダメだとしてもどうにでもなる。
しかしこの破線林道はしっかりしていた。
まあ無積雪期は雑草に覆われているのだろうが。
破線林道は地形図によると、
途中で切れることになっていたが、
そこには新たな林道が造成されていて、
二つの林道を容易につなぐことができた。
そして林道にのって進み、
「松倉沢」の基部で尾根に取り付いた。
急登を経て、三等三角点「松倉沢」。
私は三度目だがHiromiは初めてのピークだ。
そこでバウム儀式とし、
合わせて昼食にした。
「松倉沢」からは尾根筋を更に進む。
おおよそ西向きの尾根にのり、
枝尾根に気を付けながら、
アップダウンを繰り返していく。
この尾根筋からも「清光山」が確認できた。
白く見える山なので「清光」と言うのかねえ?
いくつもの小さなアップダウンを繰り返しながら、
徐々に高度を下げて、
最後はスタートして最初に渡った橋のところに下った。
ここでちょうど一周したことになる。
そして駐車地へ。
総歩行距離が8kmちょっと。
なかなか面白い周遊ルートだった。
このルートを今度は無積雪期に歩いてみよう。