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2023.3.21 『十万坪』(ふくろう山・291m)  三日連続の快晴だ!

 先日の春分の日はHiromiが所用のため、

また単独だったので、

近場でよい風景を眺めようと、

当別町の「ふくろう湖」に向かった。

ここには当別ダムのすぐ西側に、

通称「ふくろう山」と呼ばれている、

三等三角点のピークがある。

眺めが良いのでこの日はここに決めた。

但し、当別ダムから登ると、

すぐに終わってしまうので、

先日の「望郷橋」まで走り、

その手前の駐車帯を起点として、

「小松の沢林道」に入った。

雪面がカリカリだったので、

ツボ足でスタート。

スノーシューは持たなかった。

 雪面が良く締まり、

林道を快適に歩いて行く。

空を見上げると快晴だ。

これで三日連続の快晴となり、

69年近く生きてきて、

初めての体験ではなかろうか?

二日連続の快晴というのは、

何度か記憶している。

 林道は「小松の沢橋」で分岐となるのでこの橋を渡り、

直後に急斜面を登って、

蛇行する林道を大きくショートカットした。

すると一気に高度が上がり、

陽光の中で見晴らしがいい。

その後林道は送電線に沿って伸びて行く。

西側には先日登った「東望来山」が見えている。

 しばらく送電線に沿って伸びる林道を歩き、

適当なところで樹林に入った。

南に向かって伸びる尾根筋だが、

これがちょっと辛いことになった。

樹林の中は陽が射しにくいので、

雪が固締まりきらずにズボズボと足を取られる。

スノーシューが必要な場面だが、

ここはグッとこらえて、

一歩一歩ズボリながら進む。

そして東向きの尾根に乗り換えると、

樹林を抜けて締まった雪面となった。

北側にかつては送電線が張られていたと思われる、

広く樹木が刈り払われた地形が続く。

 直近の『阿蘇岩山』(418m)を背に高度を上げるほど、

北側の風景が広がり、

厚田の山々、増毛山地、そして樺戸山地などが美しい。

そんな中で「ふくろう湖」の純白の湖面が、

最も目立つ存在だ。

三日連続の快晴の中で、

この日ここに登ってよかったと実感!


そして「ふくろう山」の、

新しい私製標識を目にして、

三等三角点「十万坪」

この三角点標石は、

一昨年の春Hiromiと藪漕ぎで登って確認している。

当然人がいるだろう、

と思って登った山だったが、

ピークに人の姿はなく、

この日登ったトレースもなかった。

ひと頃はヤマッパーがゾロゾロ訪れて、

全く登る気がしなかったが、

ここも静けさが戻ったか?

ヤマッパーって、

いったい何なんだろうね?

 下山は腐れ雪の尾根を戻らず、

東側に下降尾根を拾い、

湖岸沿いの道々に下ることにした。

しかしこちらも樹林帯は雪が腐って四苦八苦。

ただ積雪そのものが少なく、

スボッても浅い。

結局この辺りも今冬は雪が少なかったんだなあ。

 道々の「青山冬橋」に下って、

少々歩道を歩き駐車地へ。

生まれて初めてであろう三連休は、

いやあ楽しんだわぁ~

 

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