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2023.5.8 『坊主山』(三笠・161m)  ウドの下見もいまだその時にあらず・・・

 

 GWが明けた8日は、

あらかじめ休みを取得しておいた。

GW前の繁忙期を過ぎると、

わりと自由に有給休暇を取得できる。

ウドの成長が気になって、

私が収穫する中では、

最も早くに食べごろとなりそうな、

三笠市の「坊主山」に行ってみた。

 「坊主山」の麓に行って車外に出ると、

なんだかずいぶん寒い。

そこでアウター着用でスタート。

目の前の斜面を眺めると、

まだ殺風景で、

「こりゃダメだな」という印象。

雪融けが早かった割には、

山菜その他の植物の成長が鈍いように思われる。

しょうがないのでそのまま斜面を登って、

笹薮に入った。

笹をかき分けて尾根筋に上がる。

そして尾根を忠実に進む。

笹は尾根の南側より、

北側が薄くて歩きやすい。

途中で樹木が切れ、

東側の風景を見渡せるポイントがあるが、

そこで目にする里山地帯は、

ずいぶん緑が広がった。

ちょっと前まで真っ白だった山々には、

落葉樹の木々に葉が1枚もなかった。

季節の流れの速さを感ぜずにはいられない。

 少々のアップダウンを越えて、

三等三角点「坊主山」。

この後ひとつ前の小ピークまで戻り、

南側の藪を下った。

途中でワラビが出ていた。

このワラビを目にすると、

それなりにたくさん採れるところを思い浮かべ、

すぐにでも行きたくなるが、

仕事がコロナ禍前に戻った今年は、

その収穫をする時間がない。

まあ、退職してからだなあ・・・

 南側の藪を抜けると、

採石場の上に出る。

この採石場は近年使用されていないようで、

いつも重機が数台休止したままになっている。

これを下って再びウドを探すと、

ようやく見つけた、

ほんの少し。

それを収穫して帰途に着いた。

女房がどう反応するのか、

少々心配だったが、

「ありがとう」だと。

ガクッ・・・

 

 午後は久しぶりに愛車ハイエースに、

念入りなワックスがけをした。

 

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