北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2023.5.2 『幌向炭山』(361m) 気持ちのよい空の下で・・・
今週は月、火曜日の2日間出勤の予定だったが、
仕事のほとんどが先週の金曜日に完了してしまったので、
月曜日に出勤して棚卸しをし、
14時退勤となった。
それで私のGWは2~8日までの7連休となつた。
そして7連休の中で、
Hiromiが2~4日仕事となったので、
同行するのは5~7日の3日間だけだ。
残る日々は単独行動となるため、
まずは燃料代節約を第一に楽しむ。
初日の昨日は自宅から1時間以内の、
栗沢町美流渡に出かけ、
「幌向炭山」に登った。
「幌向炭山」は二等三角点を有する里山で、
栗沢の田園地帯からその姿を眺めると、
緩やかな円錐形で美しい山容だ。
そしてそこにはウドがたくさん自生しているので、
その様子を見に出かけることにした。
通常だとウドはまだ早すぎる。
ところがこの春は、
異常なスピードで融雪が進み、
地表が露出した時期も早まったので、
もしかするともう生え始めたのでは?
と山菜ザックを背負って、
美流渡の林道脇をスタート。
林道の上空には小規模送電線が走っている。
その下をくぐって針葉樹林に入った。
濃い樹林なので下草が育たず、
楽々足を運べる。
ただ、いきなりの急登なので、
ゆっくりゆっくり登って行く。
そして100mほど高度を稼ぐと、
平たんな尾根上となる。
春先はエゾシカのフンが、
まるでじゅうたんを敷き詰めたように広がる尾根だが、
今回はそれほどでもなく、
いったい何があったのか?
明瞭な一本尾根をしばらく進むと、
突然林道の末端に出る。
どこから入ってくるのかは不明だが、
そこで林道が終点となっている。
ここからは車が通ることのない、
平和な林道歩きが始まる。
なかなか雰囲気の良い林道で、
歩くのが楽しい。
途中で一ヶ所、
美流渡の市街地を見渡せるポイントがある。
そこから東奥に「幌向川ダム」が見えている。
ウドが大量に自生する辺りに達したが、
やはりまだ早く、
全く土から顔を出してはいなかった。
なのに今月下旬には成長しすぎて、
食べられなくなってしまうのだから、
植物の成長は恐ろしいくらいに早い。
地形図には記されていない新たな林道は、
その奥に「幌向炭山」の姿がみえてくる。
そして頂上部直下で藪に入った。
取り付き点から尾根の頭までは少々濃い藪も、
すぐに薄くなり、
登るのに支障はない。
ひと登りで二等三角点「幌向炭山」。
まだ葉がわずかしか出ていない木々の向こうに、
遠くの景色が透けい見えている。
美流渡に入った時点では、
多くの雲に覆われていた上空だったが、
気が付くと快晴となっていた。
下山は同ルートを引き返したが、
青空が早春の風景を引き立たせて美しい。
林道脇にはタラの芽が結構出ていた。
タラの芽がそのまま自生しているということ、
それらの木が枯れていないということは、
人が入っていないということだ。
それはそれで大事にしたいものだ。
駐車地に着いてすぐ帰途に着いた。
昼前には帰宅して、
女房と久しぶりに買い物に出かけた。
そこで女房に「とんかつを食べたい」、
と言ったら、
「卵ないっしょ!」。
そう鳥インフルエンザの影響で、
卵が売り場から消えてしまった。
朝一番に並んで買う気にもならないし・・・