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2023.6.11 『一番川』(388m)  暑くなる前の藪漕ぎ

 

 4週連続で雨に降られた週末日曜日も、

10日、11日の土日は、

土曜日が雨で日曜日はその心配がない予報。

久しぶりに樺戸山地の三角点ピークへと、

Hiromiを連れ出した。

 日曜日の朝Hiromiの車を我が家に置き、

月形町から「青月林道」に入った。

この「青月線」は林道と言っても、

広く立派な舗装道路だ。

森林地帯を通り抜けるので、

春はあちこちに山菜採りの車が停まっている。

そしてこの林道のほぼ最高標高点手前右に、

林道の入口がある。

またそばに駐車スペースも確保できて好都合だ。

 チェーンゲートを越えてスタート。

この林道にはつい最近も訪れて、

ウド採りをした。

林道の両側には、

既に成長して硬くなったウドがたくさん見られる。

また、咲き出したピンクのタニウツギが美しい。

 林道は徐々に高度を上げながら伸びて行く。

途中に伐採地が広がっており、

そこから遠くの景色が楽しめる。

なかなか飽きの来ない林道だ。

また両側が笹に覆われている部分では、

タケノコが気になって覗いてみるが、

もう伸びすぎて収穫はできない。

涼しい気候なので感じにくいが、

確実に真夏へと向かっている。

 蛇行しながら伸びる林道を歩き、

350で目指すピークの基部に達した。

ここから標高差40mほどの藪漕ぎとなる。

たった40mほどだが、

藪が濃いのでなかなか手ごわい。

意を決してHiromiが潜って行く。

はじめはイタドリの中を行くが、

すぐ笹に飲み込まれる。

密度が濃いので、

Hiromiが悪戦苦闘の末立ち止まった。

そこで先頭を交代。

やはりこういう場面では、

腕力の強い者が有利だ。

強引に笹をかき分け、

踏みつけて行くと、

後ろのHiromiが見えなくなる。

そこでしばし待ち、

ピンクのヘルメットが見えると、

また歩を進める。

最後は山ブドウのツルに阻まれたので、

ハサミを出して切りながら進み、

二等三角点「一番川」

私は二度目のピークだった。

笹が邪魔をして、

なかなか遠くの風景は望めないが、

丁寧に笹を押しのけると、

樺戸山地や増毛山地の山々が見える。

 下山はほぼ同じところを下ったが、

登りに比べて楽なこと!

スルスル下って林道へ。

途中の伐採地で昼食とした。

涼しいそよ風が吹き、

ちょうどよい気温にうっとり。

Hiromiはこの土日で、

初登の三角点ピーク5座に立った。

それだもの、

何が何だか分からなくなるわなあ・・・

 駐車地に戻るとポツポツと雨が落ちてきた。

おいおい、まだ降るのかよ~?

と思ったがすぐに止んで「ホッ」。

帰宅していつもの「反省会」とした。

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