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2023.6.17 『人漁山』(ニンリョウヤマ・487m)~『十三哩』(ジュウサンマイル・288m)  ルートを変えて登ってみた

 

 この週末はずいぶん久しぶりに、

土日とも雨の心配をすることがない予報が続いていたのに、

直前の金曜夜になって、

「もしかしたら降る」的な予報に変わり、

相変わらず落ち着かない。

そして結局土曜日は終日曇りの予報で、

パッとしない中、

久しぶりにホームグラウンドの、

夕張で活動することにした。

 土曜日の朝Hiromiを迎えに行き、

夕張市十三里地区に向かった。

夕張市は「夕張メロン」ブランドが有名だが、

この十三里地区も夕張メロン農家が点在している。

そんな田園風景の片隅、

高速道路の真下に駐車。

「人漁山」に登るときは、

四季を通じてだいたいここを駐車地としている。

また、雪のない「人漁山」に登るのは久しぶりだ。

 7時55分無スタート。

駐車地から1kmほど、

JR石勝線と並行して走る、

舗装された市道を歩く。

どんよりとした重苦しい空から、

いつ雨が落ちてくるのかと、

歩いていてもどうにも落ち着かない。

 市道から藪に入った。

そして高速自動車道下の「夕張13」と表示された、

トンネルをくぐって尾根の末端に取り付いた。

笹の尾根を登って行くと、

古い作業道が現れるので、

利用できるところは利用する。

作業道は高度を上げて、

250で林道に合流。

これは「十三里林道」だ。

その後しばらく林道を歩き、

280で再び尾根に取り付いた。

尾根筋を忠実に辿って行くが、

はじめ薄かった藪が、

だんだん濃くなっていく。

針葉樹林が発達していると予測したのだが、

辺りは広葉樹ばかりだ。

おまけに樹木が密生していないため、

太陽光が地面に降り注ぐ。

そのため笹がよく成長するのだろう。

頼りの作業道も、

びっしり笹に覆われて、

歩行がひじょうに困難だ。

それでも一歩一歩歩を出し、

藪を漕いで行けば、

何とかなるもので、

トドマツの人工樹林に出た。

そこでしばらくは楽に歩かせてもらい、

尾根の頭に上がった。

そこで藪の薄い「446m標高点」へ。

この標高点に立つのは、

これが3度目になる。

 「446m標高点」からは、

すっきりとした尾根歩きだ。

樹木の切れ目から「空池山」(560m)方面が見えた。

尾根上の笹は深いところもあるが、

「人漁山」が近くなるほど薄くなり、

9時55分、四等三角点「人漁山」

何度目のピークだろうか?

 「人漁山」に立った後は、

引き返さず乗っ越す形で先へと進んだ。

そして深い藪を下って、

トドマツ林の中の作業道へ。

通常はこの作業道を利用して登っている。

やはり今回のルートより、

こちらの方がはるかに楽だ。

 作業道を適当なところで離れ、

急斜面を下って、

再び「十三里林道」に下りた。

それを北上し、

270で林道を離れて藪の尾根筋に入った。

すぐに地形図上の「274m標高点」を過ぎる。

この尾根筋の藪は、

以前よりずいぶん濃くなった気がする。

そして11時ちょうど、

四等三角点「十三哩」

この三角点周りも笹がはびこり、

笹刈りをした。

 「十三哩」から駐車地は近い。

また藪の中を下り、

11時20分、駐車地。

久しぶりに歩いたが、

全体的に藪が深まった印象を得た。

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