北海道の山野でとことん遊ぶ!!
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2023.6.18 『御料山』(ゴリョウヤマ・622m) 林道を利用して藪尾根へ
先日の日曜日は、
午後からHiromiに用事ができたので、
14時半までに江別まで戻るべく、
高速自動車道を利用し、
上砂川町の「御料山」に登ってきた。
高速自動車道はめったに利用しないが、
これを利用するとやはり速い!
私が住む江別市から、
山へのアプローチ地点まで1時間だもの。
日曜日の朝Hiromiの車を我が家に置き、
上砂川町へと向かった。
そして奈井江町と上砂川町を結ぶ道々に入り、
林道入口を目指した。
途中左手にある「奈井江温泉」の立派な建物が目につくが、
今は閉鎖されて営業していない。
もったいないが現実は厳しい。
道々を走って行くと、
「上砂川トンネル」の1kmほど手前右手に、
今回利用した林道の入口がある。
この「御料山」には2年前、
やはりこの林道を利用し、
単独で登っている。
今回も同林道を利用し、
尾根への取り付き点を変え、
前回とは別のルートで登ってみることにした。
9時20分、林道入口前の道々脇をスタート。
ちょうどよい駐車スペースがあった。
施錠されたチェーンゲートを越えると、
工事標識があり、
奥で林道工事中のようだ。
しかしこの日は日曜日なので、
工事は休んでいるだろう。
工事用の重機が走行したのであろう、
キャタピラ痕が残った歩きにくい林道を行く。
斜度のある林道は、
確実に高度を上げて行くのがわかる。
そして間もなく現れた分岐で、
工事車両の跡は枝へと別れて行った。
すると路面が急に穏やかになって、
大変歩きやすくなった。
ただそれも長くは続かず、
路面が草に覆われるようになる。
もう久しく車が走行していない様子だ。
途中樹木の切れ目から、
西側の風景を望めたが、
あちこちに伐採地が広がっているようだ。
駐車地から歩き出して3kmちょっと、
10時15分、400で尾根の末端に取り付いた。
前回はもう少し先に進んで取り付き、
南側から回り込むような形でピークに立ったが、
今回は北西側から回り込んでピークに立つ計画とした。
また、針葉樹林が発達しているので、
藪は薄いと予測した。
Hiromiが積極的に藪突入!
するとはじめは笹を漕いだものの、
すぐに切れて薄くなった。
針葉樹林の中は笹以外の柔らかい雑草に覆われ、
その緑がなかなか美しい。
そして古い作業道が現れたので、
利用できるところは利用する。
作業道は途中で切れても、
また次の作業道が現れ、
結局500まで楽に誘ってくれた。
ここで改めて意を決し藪突入だ。
斜面を登っているうちは、
割と薄めの笹薮だったが、
目指すピークへと続く尾根に上がると、
ガツンと濃さが増した。
ただ茎がさほど太くはないので、
押しのけてぬうように進む。
密度が濃い部分は這うようなスピードだ。
そんな部分をクリアし、
ポッと藪のない部分に出るとホッとする。
そしてまた藪中へ!
最後は明らかなピークが目に入り、
11時25分、『御料山』(三等三角点:「御料境」=ゴリョウサカイ)。
明らかに冬季に付けられたもの、
と思われる私製標識が、
地上から3m近いところに付けられていた。
標石辺りで簡単な昼食とした。
下山は同ルートを下った。
しかし、登りに対して下りの楽なこと!
グイグイ笹を押しのけて作業道へ。
そして針葉樹林の中の作業道跡を、
快適に下って林道へ。
あとは淡々と歩いて、
13時ちょうど、駐車地。
この後再び高速自動車道を利用して江別市に戻った。
そしてHiromiの用事を済ませ、
夕方いつもの「反省会」とした。