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2023.6.10 『三角山』(282m)  鵡川よりイクベツ沢川奥地へ

 先週末はまたむかわ町に出かけた。

そして未踏の三角点ピークを訪ね歩くことにしたのだが、

また雨だもの!

最初に登ったのが「三角山」。

どこにでもある名称だが、

地理院地図ではこの山に山名はなく、

点名が「三角山」となっている。

 週末の予報は土曜日が雨交じりで、

日曜日が晴れ、

との結論を得て、

土曜日の朝Hiromiを迎えに行き、

むかわ町へと向かった。

すると降らない予報だった厚真町からむかわ町で霧雨だ。

何とも重苦しい気持ちで、

「鵡川」の右岸に沿って伸びる、

「春日旭岡林道」を走り、

旭岡二区で「芭呂沢林道」に入った。

「芭呂沢林道」は、

「イクベツ沢川」に沿って、

北へと伸びて行く。

途中に心配していたゲートが設置されていたものの、

もう長く開放されたままのようだった。

ホッとしてそのまま進む。

林道の路面状態は良く、

どろんこだが快適に走れる。

「鵡川」沿いの林道出合いから、

約5km走った地点に広いスペースがあったので、

それを駐車地とした。

目の前には小規模伐採地が広がる。

駐車地を起点に尾根通しで「三角山」に登る。

この「三角山」には、

2年ほど前に東の穂別栄地区から、

Hiromiと廃道の長い林道を歩いてピークに立った。

それを今回は逆の西側から登ってみることにした。

 駐車地からすぐ伐採地の作業道に入った。

突然の急登はなかなかきつい。

しかし長くは続かず、

やがて平たんとなり、

作業道が下降しだしたので、

それを離れて尾根にのった。

藪は薄いが折からの霧雨で濡れている。

それで下半身は雨具着用だ。

 尾根筋は明瞭だが、

枝尾根に気を付けて登って行く。

ところどころに、

オレンジ色のツツジが残っていて、

緑の中でよいアクセントになっている。

そしていくつものアップダウンを繰り返し、

四等三角点「三角山」

前回登った東側の尾根がなつかしい。

 下山は登路の尾根の、

一本南側の尾根を下ることにした。

登り返しのない尾根をどんどん下って行く。

勢い余って枝尾根に入った。

しかし問題なく沢床へ。

あとは沢筋を下って林道に出た。

するとわずかな距離で駐車地へ。

霧雨は相変わらず降り続く。

同林道を利用して、

もう一座に登ろう。

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2023.6.6 『久茶運内』(クチャウンナイ・632m)  風景の良い林道歩きとタケノコと・・・

 

 4日の日曜日、

Hiromiと馬追丘陵でタケノコ採りをしたら、

私もタケノコご飯が食べたくなり、

6日申請しておいた有給休暇を、

それに当てることにした。

但し、本来の目的は山登りであるため、

それにタケノコ採りを絡めるということ。

そして出かけたのが、

夕張市と岩見沢市の境目。

道々夕張~岩見沢線の、

岩見沢側に少し下った地点に、

「万字林道」の入口がある。

この林道を利用し、

「久茶運内」に立った後、

ゆっくりタケノコ採りをしながら戻ることにした。

 この朝夕張側から現地に向かうと、

もう道々脇に車が数台あり、

皆タケノコ採りだとわかる。

そして林道に入ると、

いつも駐車するスペースに、

車が3台停まって満車。

そこから歩きたかったのだが、

仕方なく奥へと車を走らせた。

ゲートのない林道を1kmほど入って林道脇に駐車。

林道を走っていても、

やはりタケノコ採りの車が数台停まっていた。

そして目にした人々が、

みんなジジ!

たまにババ!

人のことを言える立場ではないが、

ウィークデーのタケノコ採りは、

全てジジとババ!

と言うことを再認識させられた。

 

 林道を歩き出すと、

周囲の緑が鮮やかで美しい。

林道上では時折樹木が切れて、

北側の風景が見える。

つまり三笠の山々だ。

ただ、そんな美しい風景ばかりではなく、

足下を見るとゴミ!

自分さえよければ、

という輩がここにもいる。

こういうものを目にすると、

林道ゲートの必要性を強く感じる。

 更に歩を進めて行くと、

伐採地の風景が広がり、

これもまた緑鮮やかで美しい。

帰りにここでタケノコ採りをしようか?

 駐車地から2kmちょっと歩いて現れた分岐で、

右手の作業道に入った。

この分岐にも車が2台停まっており、

笹被りの作業道を歩いて行くと、

ラジオを鳴らして笹薮の中から人声がする。

タケノコ採りがこんなところまで入り込んでいる。

それだもの、

毎年何人もの行方不明者が出るわけだ。

 作業道の奥で次の分岐を、

更に条件の悪い枝に入り、

三角点ピーク横を過ぎて、

一旦北の広い伐採地に出た。

ここからの風景がいい。

そして引き返して藪中のピークへ。

三等三角点「久茶運内」

昨年の笹刈りがいまだに効いている。

 藪から作業道、

そして林道に戻り、

林道脇の笹中を覗きながら歩いて、

往路で目にした伐採地へ。

その周辺でタケノコ採りに励んだ。

そうそう太いもののないところではあるが、

そんなに苦労せず採れるのがいい。

山菜用のザックをそこそこ満たして駐車地へ。

これをそのまま女房に丸投げすると、

また面倒なことになるので、

帰宅後玄関でひとり皮むきを始めた。

すると女房がやってきて、

半分ほどを台所に運んで皮むき。

積極性を見せ、

まぁるくおさまった山菜の日でしたぁ・・・



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2023.6.4 『馬追山』(マオイヤマ・273m)  おやぁ、Hiromiが山菜採りぃ!?

 

 4日の日曜日はまた雨だった。

日曜日に雨が降ると言うのは三週連続になる。

ただこの前日もむかわ町で、

霧雨に降られたけどねえ。

 日曜日の朝雨が降る中、

どこに登るか決められず、

とりあえずHiromiを迎えに行った。

その時点で小降りにはなったものの、

予報ではその後本格的に降ると言う。

それではどこかへ、

と言う気になれず、

直近の「馬追山」に登ることにした。

そして道々「夕張~長沼線」の登山口へ。

車3台を停めるのがせいぜいの、

狭い駐車場には他車がなかった。

人が多い山も雨が降ると誰もいない。

雨は嫌いだがそんな点だけはいい。

 上下雨具着用で登山口をスタート。

この日の気温は16℃と、

ひんやりした感じだったので、

雨具を着用するには良い気温だった。

 登山口からいきなり伐採地に出る。

広々として実に良い景色が広がる。

それが今は緑鮮やかな世界となり、

ずいぶん久しぶりにこのコースを歩くHiromiがプチ感動!

Hiromiはもともと雨を嫌がらない。

私が横で雨に対する不満を並べ立てても、

隣りで涼しい顔をしている。

Hiromiはとにかく、

身体を使って歩ければよいのだ。

体力を消耗させることに喜びを感じている。

 広い伐採地を抜けて、

尾根筋に続く登山道を歩き出すと一旦雨が止んだ。

けっこう草がかぶってきた登山道を、

ほぼ一直線に歩いて行く。

そしてコース中の最高標高点を過ぎると、

左手に有刺鉄線を張り巡らした、

航空自衛隊基地の鉄柵が現れる。

これがつや消しで、

この山を好きになれない理由だ。

 左手にしばらく続く鉄柵の風景は嫌だが、

右手の笹原にはタケノコがちらほら見える。

山菜採りに興味のないHiromiと一緒なので、

旬のタケノコは横目で見るだけ。

ところが一言、

「タケノコ出てるわぁ」

と言うと、

「えっ、ホント!?」

食いついてきた!

そして自ら笹の中に潜り込みだした。

山菜になんか、

全く興味がなかったやつだったのに、

いったいどうしたことだ!?

思い当たるのは、

昨年の今頃山を歩いていて、

Hiromiに遅れまいと、

わずかばかり採ったタケノコを、

「量が少ないから」と言って捨てると、

「もったいない」と言って拾って持ち帰り、

自分なりに調理してうまくいったことだ。

それでタケノコが「美味い」と思ったのだろう。

 往路ではのんびりしていられないので、

とりあえず歩を進めて、

一等三角点「馬追山」(通称:瀞台)。

そう、ここは一等だ。

ピークに長居はせず、

登りなれたピークをすぐ後にした。

そして復路の登山道でタケノコ採りに熱中。

Hiromiが笹に潜る、潜る!

その結果レジ袋(大)がけっこう満たされた。

私としても馬追丘陵で、

そこそこ太いタケノコが、

こんなに採れるとは考えもしなかった。

手の平に袋の持ち手が食い込む、

重たい袋を提げてHiromiが前を行く。

気の毒なので「持ってやるぞ」と言うと、

「いや、大丈夫」

それでもきつそうで、

持ち手を右、左と頻繁に替えるので、

「持ってやるって!」

「いや、大丈夫」

あつかましいこいつも、

十分採ってもらった恵みを、

持ち帰る助けは固辞した。

 登山口近くの伐採地まで下り、

タケノコの皮むきを始めると、

雨がパラパラっと降ってきたので、

撤収して駐車地へ。

一旦帰宅して、

夕方いつものように「反省会」。

その後夜中までかかって、

タケノコの処理や調理に時間を費やしたHiromiだった。

 

※竹がない北海道では、笹の子を「タケノコ」と呼んでいます

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2023.6.3 『平取』(ビラトリ・233m)  霧雨だが変化のある楽しい尾根歩き

 

 土曜日の午前中「荷奈」~「下喜奈臼」を歩き、

駐車地に戻ると雨がポツポツ落ちてきた。

いや~な気分だ。

それ以上強く降らなければいいと願いつつ、

次の山へと移動した。

移動とは言っても少し平取方面に走るだけ。

道々59号線左手に、

「田の沢川」に沿って伸びる、

地形図にはない林道が現れるので、

この入口を駐車地とした。

これは以前からここを通るたびに気になっていた林道で、

これを利用して上流部の、

「平取」を目指そうと思っていた。

駐車地で準備をしていると、

霧雨模様となり、

ヒジョーに不快だ。

それで愚痴をこぼし始めた私に、

Hiromiが笑いながら、

「そんなに嫌ならやめればいっしょ!」。

「高い燃料使ってこんなとこまで来て、

そうはいかねえんだよ!」。

 

 霧雨の中で林道に入った。

沢の奥行きが浅いので、

林道も長くは続かないだろう。

沢沿いに進むと直接目指すピークへ突き上げることになるが、

ここは胆振東部地震の崩壊地帯。

どんな状況が待ち構えているかわからないので、

適当なところで左岸の尾根に取り付くことにした。

そう思って歩いていると、

左岸に続く古く急な作業道が現れ、

取り付き点は崩壊して沢に落ち込んでいた。

 急な作業道を登って行くと、

カラマツの美しい林が広がった。

晩秋には素晴らしい黄金色の紅葉が見られるだろう。

そして作業道がこちらの意思とは別の方向に伸びる地点で尾根筋に入った。

すると藪の薄い、

快適な尾根歩きが始まった。

細尾根や崖状地形が次々現れる。

そんな尾根にはツツジの花が美しい。

ただ、ツツジはこの前週が盛期だったようで、

地面にたくさんの花びらが落ちていた。

それにしても時々現れるオレンジの花は、

とてもよいアクセントになる。

 尾根筋には次々と枝尾根が現れるので、

慎重にルートを選ぶ。

変化のある楽しいルートだが、

とにかく霧雨が不快で先を急ぐ。

そして最後は樹林の中から、

突然前方が開けた崩壊地に出て、

三等三角点「平取」

実はこのピーク、

一昨年の春、

Hiromiと別ルートから訪れている。

それで三角点標石の位置を記憶していた。

この標石は約5年前の「胆振東部地震」で、

崩壊斜面に危うく飲み込まれるところだった。

従って崩壊斜面ギリギリの地点に標石が残っている。

 下山はルートを変えて、

更に尾根筋を先へと進んだ。

そして登路で利用した尾根の一本北側の尾根を下って、

沢沿いの林道に下ることにした。

するとこちらの尾根にも古い作業道が現れた。

これを楽々下りだすとすぐ、

直前に立った「平取」が見えた。

作業道は美しいカラマツ林の中に続く。

今秋に再び、

必ず訪れてみたい。

 藪漕ぎではあるが、

楽々下って林道に下りた。

するともう駐車地がすぐそばだった。

一応車中泊の予定で出かけたが、

雨模様ではそんな気にはなれず、

翌日の予報も雨とのことだったので、

そのまま帰途に着いた。

そして雨は帰宅するころに一旦上がった。

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2023.6.3 『荷奈』(ニナ・193m)~『下喜奈臼』(シモキナウス・202m)  むかわと平取の境界で

 

 毎週末ともに登っているHiromiと、

一週別行動で空くと、

ずいぶん久しぶりに会うような気がする。

迎えに行くと、

二週間分の話しが始まるが、

すぐに終わってHiromiは助手席で眠りに着く。

気楽なもんだ~

 Hiromiが目覚めたのは、

道々59号線、通称「厚真~平取線」の、

むかわ町と平取町の境界近くだ。

そこに古い林道の入口があったので、

その前を駐車地とした。

この日は駐車地から、

女の子の愛称みたいな「荷奈」に登り、

尾根筋を縦走して「下喜奈臼」にも立つ予定とした。

 尾根筋を読むと、

周遊ルートを描けるが、

目の前に地形図にはない林道が現れたので、

これを利用できるところまで利用することにした。

 林道は古く既に廃道だ。

チェーンゲートが設置されていたが、

開放してもすぐ倒木で進めなくなる。

また小沢の渡渉もある。

そんな林道を200mも歩くと広い土場に出た。

そこからは「荷奈」方向の作業道に乗り換えた。

この作業道はどんどん高度を上げて行き、

やがて平たんな中で、

むかわ町と平取町の境界線上に続く。

そして適当なところで作業道を離れ、

笹薮に入った。

この藪は丈こそ低いものの密度が濃く、

それが前夜からの雨水を含んで、

我々の下半身を遠慮なく濡らす。

すぐ気持ちが悪くなったが、

辛抱して登って行くと、

前方に目指すピークが見えてきた。

最後は急登を経て、

四等三角点「荷奈」

周囲を樹木が覆っているので、

視界は全く効かない。

ただここでも緑が大変美しい。

 一旦作業道に戻り、

しばらく引き返して尾根に上がった。

この後は忠実に尾根筋をたどって行く。

広尾根や枝尾根が次々現れるので、

注意しながらルートを定める。

途中細尾根になった地点で、

目指す「下喜奈臼」のピークを確認することができた。

そして「下喜奈臼」が近付くにつれ、

藪は薄くなった。

しかし濡れたズボンから流れ落ちた雨水が、

靴中を濡らして気持ちが悪い。

そんな不快感に耐えながら進み、

四等三角点「下喜奈臼」

こちらも「荷奈」同様、

樹木が生い茂り、

視界は全く効かない。

このピークで早めの昼食としたが、

頭上で小鳥がけたたましく鳴き続ける。

もううるさくて落ち着かない。

おそらく我々を警戒して、

威嚇しているのだろう。

近くに巣でもあるのか?

 下山は尾根筋を拾って、

直接駐車地に下ろうか、

と考えたが、

予想以上に藪が濃いようだったので、

戻って作業道から林道へと下った。

そして林道歩きで駐車地へ。

すると雨がポツポツ落ちてきた。

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2023.6.2 『石油沢』(171m)  ここで「立入禁止」と言われても・・・

 

 GWが終わってしばらくの間、

若干活気のあった仕事も、

ここにきて暇になった。

それで今日は自由に取ってくれ、

と会社が言う有給休暇を取得。

 朝起きて朝食後、

車にワックスをかけた。

山菜採りでボディーを笹に擦り、

随分傷ついてしまった。

とりあえずはコンパウンドワックスを使って、

傷はほとんど見えなくなったが、

洗車するとすぐ浮き出てしまうだろう。

大事にしなくちゃ!

 9時半ころ家を出て、

当別町金沢に向かった。

そして「金沢会館」の隣りの、

消防団の駐車場端に駐車させていただいた。

ここは火事でも起こらない限り、

人が集まることはないので、

町道脇の駐車帯はいつも空いたままだ。

今冬Hiromiとここから「石油沢」まで行ったルートを、

雪が融け切った今歩いてみることにした。

 消防団の建物の裏手に鳥居があり、

その階段を上って神社へ。

神社の建物脇から藪に入った。

そこそこ濃い笹の急登を経て、

針葉樹林の尾根にのった。

すると藪は薄くなり、

尾根を詰めて行くと、

古い作業道に出た。

積雪期は新しい作業道か?

と思ったが、

今歩いてみると雑草や小木が生い茂り、

放置されてからけっこう時間が経過しているようだ。

 緑美しき作業道を登って行くと、

上部で南北に走る林道に出合う。

この林道は南が「北海道医療大学」横から始まり、

北に向かって「中小屋」(三等三角点)そばを通って、

最後は「ふくろう湖」に下る。

これまでにおおよその部分を歩いたことがある。

 林道出合いからは北に向かった。

一旦「石油沢」まで歩き、

戻って今度は南進し、

南側のピークに立つことにした。

 広い林道を歩き出すと、

間もなく突然「立入禁止」

のバリケードが現れた。

どうやら伐採作業が始まったようだが、

突然「立入禁止」と言われても困る。

ここは自己責任で進む。

伐採作業は左手の奥でされているようだが、

林道脇には倒したばかりのトドマツが積み重なり、

林道上には折れた枝が散乱している。

つまり林道上を作業車が、

頻繁に行き来しているということで、

それはやはり危険であるから、

「立入禁止」の意味が理解できる。

 作業員の誰にも会うことなく、

北側のゲートを抜けた。

そしてそこにも北からの進入者に対し、

「立入禁止」の立て看板だ。

このゲートのすぐ奥にもゲートが見える。

これは完全に閉鎖されており、

扉には「歩行者の通行も禁止」と書かれている。

車両の進入を禁止するのは、

どこも同じだが、

歩行も許さないと言うのは、

ここ当別町くらいなもんだろう。

ここまで書かれるともう、

完全無視!

 直線的な広い林道を歩き、

「石油沢」の頂上基部で作業道に入った。

そして最後はわずかな藪を抜け、

三等三角点「石油沢」

昨年伐採で作業道が付けられたが、

その前は林道から藪漕ぎでピークに立った。

 復路の林道途中で昼食とした。

昼食の後ゲートまで戻り、

本来は伐採作業の向こうで、

南の三角点ピークを目指すつもりだったが、

作業員や作業車両と出会うのはまずかろうと、

ゲートから東に下る林道に乗り換えた。

そして金沢地区の田園地帯に抜け、

町道を歩いて駐車地に戻った。

退屈な林道歩きのはずが、

色々なものを見られて、

まあ楽しい山歩きができたなあ。

 

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2023.5.28 『一番川北』(284m)  続・いいじいさんの日

 

 先日の日曜日はHiromiと別行動だったので、

「今がチャンス!」とばかり、

ウドの収穫に出かけた。

Hiromiは山菜に全く興味がないので、

一緒だと山菜採りは不可だ。

ただ、ウド採りと言っても、

それだけに徹するわけにはいかないので、

三角点ピークを絡めて採りに行く。

そこで今年も去年と同じく、

樺戸山地の「一番川北」に出かけた。

この日は昼くらいから雨が降り出す予報だったので、

なんだか落ち着かない午前中だった。

 当別町青山から、

道民の森一番川キャンプ場に向かう道々沿いに、

廃道になった林道の入口がある。

そこに駐車して林道に入った。

3年連続でこの林道を歩いてきたが、

年々路面を覆う笹の量が増えて行く。

伐採が始まらなければ、

林道の整備は行われないだろう。

 林道を歩いていると時折ウドが見られるが、

一週間遅かったようだ。

けっこう成長している。

また、「一番川北」を目指して歩く林道からは、

一ヶ所樹木が切れて、

「一番川」(二等三角点)のピークを確認できるところがあった。

 林道は次第に笹に覆われだし、

2kmほど歩いたところで小尾根にのった。

そして藪の薄い尾根を詰め、

三等三角点「一番川北」

三角点ピークに立った後は再び荒れた林道に下り、

更に奥へと進む。

するとウドが次々現れるところに出るので、

ここでザックを下ろして収穫に専念する。

結構伸びているため、

手ごろなものだけを採る。

そして雨が降り出す前に引き返した。

 駐車地に戻って総量を確認すると、

ちょっと少ないようなので、

別の場所へと向かった。

林道の途中で見えていた、

「一番川」に続く林道だ。

そこもまた結構成長していたので、

手ごろなものだけを収穫。

十分な量を確保して帰途に着いた。

ポツポツ雨が落ちてきたものの、

濡れることなく終えられてよかった。

 収穫したウドを今回も自宅に持ち帰ることはない。

全てを職場の従業員に与える。

翌日職場に持ち込むと、

出勤してきた順に、

袋詰めするおばちゃんたちの姿があった。

俺ってホント、いいじいさんだよなあ~

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2023.5.27 『三号沢』(179m)  広い伐採地の奥へ

 

 先週末の土曜日は、

むかわ町を流れる「鵡川」の右岸地域で、

未踏の三角点ピークを登り歩いた。

それぞれ距離が短いので、

この「三号沢」がこの日四座目となった。

 「芭呂沢」下山後車で、

また「春日旭岡林道」をむかわ町方向に走り、

旭岡二区で「イクベツ沢川」に沿って伸びる林道に入った。

そして間もなく左手に現れた、

心細い林道に入る。

辺りは伐採地の広い風景が広がる。

荒れた路面の林道は、

ときに車の腹をこする場面があり、

「もっと前に駐車すりゃあよかった」と、

少々後悔したが、

Uターンできる場所がなく、

そのまま進まざるを得なかった。

 伐採地の中に伸びる林道は、

地形図で示された位置より先に伸びていたが、

もう後悔はしたくないし、

伸び行く先がこちらの目的とは違う可能性もあるので、

地形図上の林道終点を駐車地とした。

 その先へと伸び行く林道を利用せず、

地形図に従って駐車地から、

カラマツ林の中の藪に入った。

カラマツの新緑もまた美しい。

しかし笹が濃くて歩きにくいので、

そばの伐採地に出て、

その中を歩くも、

丈は低いが密度の濃い笹の中は速く歩けない。

間もなく田園地帯を見渡せるところに上がった。

何度も言うが、

伐採地の風景は広くていい。

 良い風景を眺めながら、

更に登って行くと、

突然林道に出た。

駐車地から先に伸びていた林道だろう。

そして今度は目指す方向に伸びていたので、

これを利用して歩くことにした。

広い伐採地の中を、

直線的に伸び行く林道を歩くのは、

実に快適で気持ちがいい。

 気持ちよく歩けた林道は、

樹林の中に入って終点となった。

どうやらここでの作業が終了したようで、

機械類は何も残っていなかった。

そこでそのまま直進し、

樹林の中を進む。

間伐作業が行われたようで、

刈りはらわれたカラマツの枝が、

足下に散らばって足に絡みつき、

ひじょうに歩きにくい。

ただそんな林は長く続かず、

突然笹原に出た。

すると前方に目指すピークが姿を現した。

これを登って行くと、

背後にむかわ町の田園地帯風景が広がる。

標高の割には見晴らしがいい。

そして最後は美しい広葉樹の中の細尾根を詰め、

四等三角点「三号沢」

 下山は同ルートを引き返し、

下部で藪には戻らず、

そのまま林道を下って駐車地へ。

この時点で16時ちょうど。

むかわ町内まで走って入浴し、

どこかで車中泊をする予定だったのだが、

歳とともに車中泊がおっくうなだけではなく、

温浴施設まで走ることさえおっくうになってしまった。

どうせ走るなら、

自宅に向かって走ろうと、

そのまま帰途に着き、

18時過ぎに帰宅。

やはり自宅でくつろぎ、

自分のベッドで寝るのが一番いい。

 

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