暗記の仕方

2010-10-25 20:54:06 | 日記

 

 




英単語や漢字、或いは比較的単純な暗記をする場合、次のようなやり方ですと、短時間に効率よく覚えられます。

 

たとえば、覚えるものの数をABCDE…などという形で、はっきり数字で表すことの出来るものは、Aを覚えてからB、次にCと進むのではなく、Bを暗記するときにはABを、Cを暗記するときにはA,B,Cをそれぞれ最初から書いて練習するという、繰り返しの方法です。

これですと、確実に覚えて行けます。

 

私としては、こちらの方法を推奨しますが、もう一つの方法も一応書いておきます。


ノートの左側四分の一くらいのところに線を引いておいて、その左側に覚えるべき単語や漢字を書く。

 

その右側に、覚えるべき目的のものを続けて書いていき、自分で覚えられたと思ったところで次の目的(覚えるべきもの)に移動する。

 

これですと、例えばすぐに覚えられたものは書き出して練習する数自体が少なくて済みますし、それがモチベーションを高めてくれるという作用もあります。

 

覚えにくいものは、それだけ書き出し数が増えますが、それはそれで自分自身に「何が苦手なのか。何が覚えにくいか」を自覚させてくれますので、それ以後の同じ暗記作業をする際の参考になります。

 

 

 

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音楽と勉強

2010-10-25 18:58:29 | 日記

 

 

たまに、音楽を聴きながら勉強している子がいます。

音楽を聴きながらでないと出来ないのかもしれません。事実、そう言う子もいます。

 

無音だと出来ないというのが如何にも現代風といえなくもありませんね。


音楽を聴くことで勉強の効率が上がるのなら、それはそれで良いことなのかもしれません。

 

でも、その際には、科目やそのときにやる勉強の中身に十分注意して、聴く音楽を選んだ方が良いと思います。


一般に、歌詞のある音楽、激しいリズムやテンポの音楽(歌)は、あまり良くないのではないでしょうか。

 

クラシックやインストゥルメンタルなどは、この点好ましいようで、そういえば私も何かの本でそういうことを読んだ記憶があります。


私自身も、例えば仕事により集中したいときなどは、よくこの方法を用います。


 

また、勉強の中身を考慮することも大切です。


暗記中心なのか、それとも演習なのかなどによって音楽の種類を変えることは、その効果を上げる上で重要なポイントです。

当然のことですが、どの場合でもボリュームは抑え気味がよいと思います。

 


藤沢の教室では、クラシックをバックミュージックにしていることがよくありますが、生徒たちの反応は、まったく無音のときよりも、こちらの方が勉強に集中できているように感じます。

 

 


 

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学習計画の立て方

2010-10-24 13:56:37 | 日記

学習計画を立ててこれを遂行していく過程で感じることに、「木を見て森を見ず」という事に対する警戒感を常に持つことの重要性があります。

 

勉強、或いは学習するという事については、ミクロに入っていけば、限りなくどこまでも細部へと踏み込んでいくことが出来、実際それで訳が分からなくなってしまう子もいます。

 

細かい部分に入ってこれを究めていくこと、それ自体は一つの方法ですが、しかし、それで満足していては当然ダメですよね。

 

これの弊害は、得意科目とそうでない科目との垣根を大きなものとしてしまうことです。


好きな科目は、好きであるだけどこまでも、あるいはいつまでもやっていられますが、そうでない科目はなかなか敷居が高くて、ペンを執ることさえ億劫になりがちです。


 

そこで、学習計画を立てる際には、目標を短期・中期・長期に分けて、そこに科目や単元をバランスよく配置して複数のものを同時並行的に行っていかれるようなものにすることが大切な鍵になります。








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勉強は一人で

2010-10-23 19:39:20 | 日記





私自身が中学生だった頃、今は亡き梅津先生が、こんなことを親に対して話したのを覚えています。

三者面談の席だったと思います。

私の母が、「先生、友達と一緒に勉強するっていうのもひとつの方法ですよね。時には教えたり教えられたりしながら」と言いましたら、それに対してピシャリと

「いいえ、それは違います。勉強は一人でやるものです。友達同士でやるのは勉強ごっこ。それは小学生の勉強です」

 

 

今、私はたまに聞かれる保護者の同じ問いに対し、この梅津先生が言ったのと同じ事を同じようにいうことにしています。


 

自分の経験からも、それが確かなことであると信じているからです。




 

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親の行動

2010-10-23 12:15:22 | 日記





「子供は親の言うようにならない。親のするようになる」

 

何かの本で読んだ言葉です。


きわめて個人的なことを言えば、我が家の場合は「反面教師」ということで、子供たちは親のするようには決してしなかったのですが()

 

それでも、はっきりと書いてしまえば、良くないケースが多いのですが、子供たちが親のするようにする、というのは、こと学習、或いは勉強するという場面においては結構当てはまるものだと感じています。

 

何かをするにあたって、そこの計画性や目標を持つことの重要性は、言葉にしなくても、親が何かにつけてそういう様子を見せていれば、子供にも自然にそれらが伝わっていくものです。

 

また、そうしてはじめた行動については、少なくともしばらくの間はこれに情熱をこめて継続することで初めて成果が現れるものだということも、やはり普段の親の行動を見て子供はそれを参考にするものです。

 

多くの保護者と子供たちと長年接してきた中で、私はこれらをしみじみと感じています。

 

 


 


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テスト対策授業のあり方

2010-10-22 19:39:42 | 日記

ACSでは、中学校や高校の定期テスト前に、そのテストで得点を上げるための「テスト対策授業」を行っています。

毎回、これを受けていただくことで特定の科目、ありは普段苦手にしている科目などで得点の上積みを図るというように、すっかりこのシステムが身についた生徒が多くいます。


しかし、これが万能というわけでは決してありません。

ここでいう「万能」とは、「これだけで満点を取る」ということを指します。


さすがに、そこまでは保証できません。


それでも出発地点によっては、点数を倍にすることは決して珍しいことではありません。


 

ですが、このシステムを利用することによる成果を最大限引き出すためには、ただこれに頼っているだけでは十分とはいえません。


そこには、やはり平素の学習の厚みがなければなりませんし、それがあって初めて短時間の対策講座で成果を挙げることが出来るのだといえます。

 

平素の学習、それは家での自学であり、塾で学ぶ授業の量的質的厚みのことです。

 

そして、その厚みの必要性は、各自で異なります。


ACS
では、学習相談の場において、或いはサイトの「お悩み相談窓口」からでもお受けできますが、そこでお話をうかがった上で、適切な学習の方法、望ましい、或いは必須ともいえる学習の質量について助言いたしております。



 

 

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ノートの出来が学習効果を押し上げます。

2010-10-21 16:04:41 | 日記

ノートの取り方ひとつで勉強の効率が随分違ってきます。


最近では、ノートを如何に上手にまとめているかが評価の対象になることもあって、ノートそれ自体が提出物として指定されることさえあります。

 

でも、実際に生徒たちのノートの状況を見てみると、驚くほどに無頓着、或いは適当な使い方をしていることが多く目に付きます。


こんなノートでよく勉強が進められるなあと、逆にこちらが感心してしまうほどです。

 

でも、そうではない生徒も勿論います。


ノートをしっかりと取れるから成績が良いのか、成績が良い子だからノートを効率的に使っているのか、その後先は分かりませんが、それでも確かにノートの出来不出来と成績とは何がしかの相関関係があるようです。

 


しかし、では口頭で、或いは23回の簡単な指示で生徒たちが劇的にノートを上手に使えるようになるかといえば、やはり答えはノーです。そんなに簡単なものであるなら、誰もがもっと早くからそうしているでしょう。

 


そこで、ACSでは、毎週土曜日の夕方、こうした「効率的、成績につながるノートの作り方・使い方」と、併せてもっと上手に確実に教科書を読み込むために、何をどうするかについての時間・回数限定の集中講座を開講しています。

 

一回80分、全3回で終了の2千円ポッキリの限定講座です。






 

 

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フリー通塾プラン

2010-10-20 15:55:08 | 日記

フリー通塾プランという授業形態があります。


コアの時間を夕方の一定時間(例えば18:00から20:00などといった具合に)に定めて、その時間毎日通塾していただける授業プランがこれに当たります。

 

教室そのものはそれよりも早い時刻に開けられ、また閉まるのももっと遅い時刻ですから、枠を思い切り広げて通って頂いても勿論構いません。

 

それで授業料は一定であって、レギュラーとしての授業料はそれ以外には何も掛かりませんので、とにかく家で勉強しない、家で親がなかなか勉強を見てやれないという方がおられましたら、それこそ毎日でも通わせて頂ける、非常に経済的且つ効果的なプランです。

 

実際にこのシステムで通っていただける方は、学年の条件があります。


例えば受験生はこれを利用していただけません。受験生の場合は、しっかりと授業時間帯と科目と講師を確定して進めていくことが合格のための必須条件であると考えることが理由です。

 

それ以外の方は、長丁場になりますので、簡単な食べ物や飲み物持参で来ていただいて、勉強の合間にエネルギー補給して頂いて結構ですし、適宜休憩を取って自習を行う効率をわきまえた生徒もいます。

 

是非ご利用していただきたいプランです。

 



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提出物完成管理とは

2010-10-20 07:03:21 | 日記

学校から課された提出物の作成並びに提出管理を教室において管理遂行する試みが前に進んでいます。

 


保護者面談の場で、実に多くの方が


「何度言っても提出物を出さないんです。たまには出しているのかもしれませんが、それも中身がどこまで完成しているのか、或いは、ちゃんと期日を守ってその期間内に出しているのかも正直なところ、親にはよく分からないんです」

といった悩みを口にされていました。

 

そこで、本来はそういうことまではやらないのですが、試みに、その部分の全てを塾でお引き受けしてみようというのが、そもそもの発端でした。

 

詳しいことは別として、細かいトレースを行って、一人ひとりの生徒の提出物の完璧な完了を目指す細かな管理は、本来の学習指導とは趣旨が異なりますが、これはこれで生徒が学習塾にかよう目的である「成績アップ」のために役立つことの一つですので、その限りにおいては、十分に価値のあることではあると今では考えています。

 




 

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論文作成講座講師の意見

2010-10-19 22:55:31 | 日記

高校3年生の論文作成講座を担当している講師から報告がありました。

 

「小学生の頃から本を読む習慣がないと、後になってどれだけ苦労するかと言うことを日々実感しています。

本を読まないから、そこに何が書かれているのかを読み取る力が決定的に欠けています。

ですから、筆者の言いたいこと、実際に述べていることとまったく違う解釈をしてしまうとこと珍しくありません。

これでは、文章を読んで、その後で時分の考えを展開することなど叶うわけがありません。

そういう現実を踏まえた上で、論文作成の授業をしていますので、なかなか初めに思い描いたスピードで先に進むことが出来ません。

 

起承転結の押さえ方は勿論、段落の打ち方、果ては句読点の打ち方までが指導の対象になることさえあります。

接続語の用い方も、時には順接と逆説の意味と違いから教えなければならないこともあります。

そういう苦労を経ていくと、それでも次第に文章の読み方や作り方、論文としての体裁の調え方が分かってきて、これなら得点に結びつけられるなあと思えるようになってきます。

そういうときには、他の科目の指導の時と同じように、とても充実した気分になることが出来ます。

 

でも、それでも敢えて言えば、小学生、それも低学年からもっと沢山本を読み、そして読書感想文なども沢山書く練習をしてくれていればなあと思いますね。そうすれば、誰よりも生徒自身がもっと楽に論文作成をモノにすることが出来ると思います」

 

 



まったくその通りだな、と思った次第です。



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初めから悟るべきは

2010-10-19 16:20:14 | 日記

勉強するということを、あたかも楽しいこと、楽なことであるべきだと考えているような、そんな前提であるかのように感じさせてくれる発言をする子供或いは保護者の方がいます。

 

そういうベースでものを考え、口に出して言うことからは、勉強することに対する苦痛や悩み、不満などのニュアンスしか聞かれません。


「楽しいはすなのに」 「楽であるべき筈なのに」実はそうではなかった。


少し考えれば、これが如何に的外れなことであるかは誰にでもすぐに分かることではないかと思います。

 

勉強するということを楽しいと思う子は、もともと数の上で多い筈は無いのだし、そういう風の思えるようになるには、ある程度の時間と、そこで培う経験が必要です。

 

それがない時点やレベルでは、そもそも勉強するという行為自体が苦しさを伴うものであるのは自明の理であって、それを理解できていれば、ことさらそのことを口に出して言うなどの無駄なことはしなくなるものです。

 

そう、勉強なんて、初めのうちは、そしてある段階までは、誰だって苦しくて辛くて不満を感じるものなのですよ。

初めからそういうものだという理解の下でこれを行うものなのです。



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形から入るということ

2010-10-18 17:35:04 | 日記

昔のことで恐縮ですが、私が中学生だった頃、松波先生という、いかにも芸術家肌の美術の先生が、最初の授業のときにこう言いました。

 

「これからは小学生のときのように、絵を描くときに適当な道具を使ってはいけません。しっかりとした、目的と用途にあった筆、絵の具、道具入れなどを揃えるように。形がすべてというわけではありませんが、そこから入るべきことは必ずあって、美術の勉強というものは、まさにそういうことが大切なのです」

 

 

私は、そしてACSでは、生徒の皆さんに同じことを言っています。

 

黒鉛筆、赤鉛筆、マーカー、消しゴム、定規、下敷き、コンパス、ノートなどの学習に必要な道具はしっかりとしたものを用意してこれを使うようにしてください。

 

ノートを開いたら、最初は英語で、裏から開いたら数学だった、などということのないように、科目ごとにノートは用意してくるように。

 

先の丸まった鉛筆で細かい文字は書けません。いつもしっかりと先を削ったものを用意すること。

間違っても「先生、筆記用具を家に忘れました」などと言って借りに来ることなどないように。

 

 

 

 

細かいことですが、勉強、あるいはあがく週に臨むに際しては、こうしたことからまず始めないと、その進行に支障をきたしますし、そうなれば効果にも悪影響をもたらします。

 

ただ「勉強しろ」というだけでなく、こうした細かい注意や指示が必要というのは、情けない気がしないではないですが、これはこれで是非ご家庭でも気を付けて頂きたい事ではあります。





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リベンジ

2010-10-18 13:17:38 | 日記

リベンジ。

 

復讐すること。報復。仇討ち。また、競技で、一度敗れたことのある相手を打ち負かすこと。借りを返すこと。

 


人間が人間に対してこの「リベンジ」という言葉を用い、或いは行動するのは、ケースによっては問題があるかもしれませんが、学習或いは勉強、もしくはテストや成績といったものにたいしては、これを行う生徒がリベンジの精神を持ち、これを発揮することは大切なことだと思います。




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塾で行う「提出物管理」とは

2010-10-17 12:28:46 | 日記

毎週土曜夜は、中3生を対象とした社会・理科の3時間講座が行われます。

 


そこでは、授業以外に「学校の提出物管理」行われます。


今何の科目で何の提出物課題が出されているかを各自が書き出すのですが、あらかじめ作成されたペーパーに進行状況に沿った現在の状況を書き加えていくという形ですので、既に提出したものは消され、新しく出されたものが加わっていくということになります。


また、実際には、更に細かな工夫がなされています。

 

随分子供じみたやり方だなあと感じないでもありませんが、塾で行う保護者面談などで再三注意を喚起している学校の提出物なのに、それでもなかなかこれを完全に出来ない(やろうとしない)生徒を強制的にこれに取り組ませるための苦肉の策です。


 

でも、回を重ねるごとに、確実に彼らの中でこれに取り組む必要性が高まってきていることも事実で、こういう地道な、一見子供じみた作業も、これを着実にやることが如何に大切かということを改めて実感しています。






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生活リズムと勉強の関係

2010-10-16 19:11:07 | 日記

もう何度もここで書いてきましたが、「勉強する」などというのは、生活全体の中でどうこれを位置づけるか、或いはこれを組み入れるかというレベルから考えなければ、なかなかその成果を挙げることは出来ません。

 

人によっては、生活の中に占める勉強の時間的量が少ない場合もありますよね。

それはそれで、その少ない時間の中身を如何に濃くしていくかという点で知恵を働かせていかなくてはなりません。

 

反対に、時間の量だけは存分に確保できるという生活リズムの人もいるでしょう。

 

これらの差が、まさに「生活リズム」或いは「生活サイクル」というものです。

 

勉強するというのは、これらのサイクルやリズムの中に如何にして効率的・合理的にこれを組み込めるかで結果に大きく影響してきます。

 

勉強だけをピックアップしてみても、なかなかうまく行かない理由がここにあります。




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