可能性 を早くに摘まないこと

2022-04-07 10:15:03 | 学習塾・勉強の仕方
勉強をする時に 、あまり狭い範囲に対象を絞るのではなく、 出来るだけ幅広くいろんな勉強をするように心がけた方が良いとこの前書きました。それは、 私自身の経験でもあります。私は、小学校の時から文系人間でした。国語社会は常に満点かそれに近い点数で、成績もいつも最高でした。英語もほぼ全期間トップでした。それらの科目を勉強すること自体がとても好きだったからですし、そうであるから勉強しているそばから、 あれも知りたいこれも知りたいと次々と 自分の中で欲求が沸き立ってきたから だと思います。 大学も政治経済を専攻しました。 私の中で、将来仕事をするなら自分は 文系しかないと勝手に思い込んでいた節があります。その通り、 就職も 初めは文系職種の公務員その後、数理計算以外の分野の金融機関の各職種、そして今は学習塾の経営というコースですが、そのベースにあるのはやはり文系の知識、文系の考え方 によります。しかし、今私は 物理とか化学とか そういったものにとても興味があります。 テレビを見ていてもそういった番組 をとても面白く感じますし、見ていて飽きません。ですが、やはり小中高とそういう科目を熱心に勉強してこなかったためか、少し深くなっただけで話そのものにどうしてもついていけない部分があります。自分でも歯がゆいです。 あの頃、もしもそういう科目も 情熱を込めて勉強していたならば、もしかしたら、その後 全く違ったコースに進んでいたかもしれません。そうすると、今とは全く違った人生になっていたわけで、そこには今の私には想像も出来ない充実があったかもしれません。そういう可能性を私は自分の選択であの時自ら狭めていたことにもなるわけです。 ですから、こういう経験を踏まえて、今まさに勉強している最中の皆さんには、将来のことを考えた場合に、 あまり今から選択の幅を狭めるのではなく、反対に、いつでもどこへでも飛び込んでいかれるような 柔軟な考えを持ってその素養となるものを身につけておくべきだと思うのです。

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1 コメント

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Unknown (zono)
2022-04-07 10:39:37
サッカーにも通じる部分がある様に思います。いつも、参考にさせて頂いてます。
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