今でもたまにおられますが、保護者の方が学習塾を魔法か何かでも使って子供たちに安直に勉強(の仕方)や覚え方を教え込む場所とでもお考えであったとしましたら、それは大きな間違いです。
勿論勉強の仕方や覚え方を極力噛み砕いて子供たちに教えますが、それも、子供たち自身の「覚えよう、できるようになろう」と思う気持ちを常時持ち、それを行動に移すこととがセットになって初めて実現するものであって、それなくして安直になどできるものでは決してありません。
こういうことは、正直なところ、もはや常識以前の話だと思うのです。その常識を共有して頂けない場合には、たとえここで勉強を始めても、結果を出すには相当の時間がかかるでしょう。
生まれるに際して、雛が卵の内側から殻を突き、親鳥が外側から殻を割ってやるという共同作業が必要であって、子供は自習もしない、宿題もやらない、保護者はこれらに対して有効な策を講じようとしないことは、互いにとって不幸な時間でしかありません。
勉強をできるようになる、というのは、マジックや一時しのぎの誤魔化しでどうこうできるものではありません。
例年であればもう学校は夏休みに入るところですが、今年はころなのせいもあって、どの学校も8月からの2週間くらいが夏休みで、後は通常通りの通学となるようです。
そういう中、ACSでは来週から夏期講習期間に入ります。
ただし、いつもの年のように朝から夜までぎっしり詰め込んで精進するというハードコースは今年はなく、今年は平日夜のレギュラー授業の前後に授業を足す形で無理なく消化できるような工夫をしました。
受験生は必須です。受験生以外の中学生も、強制ではないですが、9月はじめに予定されている前期末試験に向け、ここは油断することなくしっかりこの夏期講習で対策を積んで欲しいところです(既に申し込みを受けている子達を優先して講習を設定し、一定数に達した時点で受付を終了します。それまでの間は塾外生の申し込みも大歓迎です!
公立中の前期中間テストが終わり、答案用紙が続々返ってきています。
みんな大変よく頑張ってくらたので、概ね良い結果に満足しています。
「頑張った」というのは、テスト前に指示をしっかり守って対策授業を受けて、その一環として、塾で 課した宿題(テストでの点取りを目指した特別のもの)もまずまずしっかりやりとおすこと1ヶ月。その中味濃い日々をやりとおした、という意味です。
反対に、ここで自己流を選択してテストに臨んだ子は、事実を書けばやはり苦戦しました。
次回は9月初旬の前期末試験。
例年通り、今年も夏期講習を開催します。その目的は、これまこれまでの単元の総復習(←今後の単元学習をスムーズに進めるためには絶対に必要な作業です!)、前期末テストのための対策、を二台柱に、今年は特にコロナ休校で遅れた学習の取り返しが加わった、いつの以上に中味を濃くした内容になります。
教室入口横の掲示物を変更しました。