メジャーリーグのイチロー選手は、その活躍ぶりといい、発言や行動といい、まさに超一流とう言葉がこれほど似合う人もめったにいない素晴らしい人間だと思います。
その実力や、数々の記録もそうですが、私がいつも「すごいなあ」と思うのは、道具を大切にする平素の姿勢です。
数々の記事の中で語られているから本当の話なのでしょうが、彼はバットやグローブを慈しむように使い、決してこれらを粗末に扱わないのだそうです。
だから、これらを投げたりなど決してしない。
道具を大切にするというのは、それ自体とても大切な姿勢であると思います。
かくういう私はというと、これが結構雑なほうで、めがねやペンなどはこれまで何度失くしてきたかしれません。
だから決して偉そうにはいえないのですが、そんな私に負けず劣らず雑なのが、今の生徒の諸君。
まだ使えるペンを平気で捨ててしまったり毎日のようにアレをなくしたこれをなくしたと申告しては「教室になかったですか?」なんて聞いてくる。
そういう時は毎回ちゃんと探しなおしますが、大抵は後になって「家にありました」「学校に置いたままでした」「友達に貸してました」などといって「えへへ」でおしまいです。
お互い、モノは大切にしましょうね。
道具、それも勉強に使うものは、イチロー選手にとってのバットやグローブと同じなんです。