数学って面白い

数学担当の講師と休憩時間に雑談しました。


彼の出身は三重。

三重といえば、先日のテレビのある番組で、富士山が見える最遠地点が三重県のとある山の中腹ですというような内容を流しており、その距離は焼く３００キロということでした。

それから話が発展し、神奈川県から西を眺めて最も遠い地点の空の雲はどのあたりになるかを、例の数学担当に計算させました。


雲の高さを地上５０００メートルとし、地球の円周を４万キロとして」計算すると、おおよそ３００キロになることが分かり、テレビでやっていた富士山を眺められる最遠地点とほぼ一致しました。

数学の計算からこういうことを導き出すことができるということ、これはやっぱり勉強の賜物だなあと改めて思った次第です。



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個別と集団 その選択

昨日、集団塾と個別指導塾の比較について、一般的な分類の仕方を書きました。

その上で書き足しますが、問題はどちらの形態が生徒本人の個性と目標に対してより合致しているかということではないかと思います。

そこのところを考えにいれず、「授業料」「家からの距離」「単なる相性」などといった、副次的なことにばかり気を取られてこれを選択してしまうことこそ大きな誤りです。

私たちの教室に居る生徒でも、中には本来授業料の廉価な集団塾でも十分やっていかれるのではないかと思える子がいます。

逆に、明らかに個別指導塾でなければ上に書いたような目的達成を図るのは困難なのに、ここで致命的な誤選択に走ってしまう例もあります。

こうした誤選択の場合でも、中には途中で気がついて引き返したり、或いはやり直したりすることがぎりぎり許されるケースもあるでしょうが、それでも、中には決定的にそれをするには遅すぎるという残念なケースもあります。

単なる慰めや気休めで通塾するのならともかく、しっかりと目標を見据えた通塾であるなら、ここでの間違いは極力排して頂きたいと思います。


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個別と集団の違い

個別指導塾と集団塾との違いはどこにあるのでしょうか。

改めてこう書きたくなるほど、沢山の方がこう尋ねてきます。

私はこういうときには大抵こう答えます。

第一に、学習進度の面で極めてパーソナルな勉強をしたいという要求にお答えするのが個別指導塾。

ここでは自分よりも比較的良く出来る子、或いはそうでない子のペースの早い遅いなどといったものからの影響を一切排除できます。


第二に、生徒の個性や生活サイクルなどといった個別の条件を加味した学習日程を組めること。

そして、これらに応えにくいか、或いは全く応えられないのが集団塾といった感じでしょうか。



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木も見るし、森も見る。

木を見て森を見ず、という言葉があります。

子供たちの勉強のあり方を考えるとき、このことは結構重要な要素であると思います。

おおまかな学習計画のことをシラバスと言いますが、それを作成し、それに則って目の前の課題を攻略し、その延長としてその先に続く課題をマスターしていくことで木と森の両方を料理していく、そういう学習の仕方が大事です。

言葉を代えれば、短期目標と中長期目標の組み合わせ方、運用の仕方に学習効果の成否の目が潜んでいます。

ＡＣＳは、目先のみにとらわれず、これら大所高所からくみ上げたシラバスを最大限有効活用し、将来の受験を合格で終える為に活動する受験指導塾です。




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勉強は量が大事

ウサギと亀の例えではないですが、受験ということを考えた場合には、やはり平素からコツコツ努力してきたこの方が、どんなに頑張ろうと、土壇場でしかやらない、出来ない子よりも強いと思います。

しかし、それでも部活やら何やら、或いは普段の生活習慣やら考え方を含めたその子の個性によっては、この「コツコツ」が出来ず、土壇場になって慌てて塾に駆け込んでくる子が毎年必ずいます。

現実問題として、それはそれで受け入れるしかありませんし、受け入れたなら、最大の努力をしてこの子達を受験成功に導いてあげたい。

でも、そのためには条件といいますか、ひとつクリアしなければいけない問題があります。

それは、「コツコツ派」に比べて、既にこの時点からしてそれまでの学習量に差があることに加えて、これからこれを詰め、更にこれに追いつき追い越していかなければならないのだという厳しい現実を素直に受け入れる姿勢を持つことです。


きついかもしれませんが、遅れて始めておきながら、量的なものをも制限したのでは、これはもう打つ手を自ら放棄しているにも等しく、これでは学習塾といえどもお手上げです。

勉強は質であって量ではないよ、と言う人もいますが、私に言わせれば質は量の中に含まれます。

量の伴わない質などというものはありません。


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私立中受験の合格実績

私達の教室は、いわゆる私立中受験だけを扱う専門塾ではありませんので、その他にも高校受験や大学受験の講義を個別で受けたいという生徒の皆さんが沢山おられます。


私立中受験生だけを見れば、講師の布陣その他のキャパシティと上に書いたような教室の運営戦略の点によって、例年全体の１０パーセント程度をここでお預かりしています。

おかげさまでここ数年はほぼほぼ全員の受験生が第一志望に合格してきましたが、これも、こうした、いわばある程度厳選した受験生の皆さんであったからであるといえなくもありません。

但し、ここでいう「厳選」とは、よくある入会試験による単純な選抜試験を指すものではありません。

それであれば、結果として高い合格実績を残すことはそれほど難しいことではありませんが、私達はそんなインチキ臭いやり方をもってこれを「厳選」と称しているのではありません。

そこにあるのは、私立中受験をすることの意味をしかｋり共有して頂けるのか否かという、いわば出発地点の確認であり、通常２年から３年に亘って続ける受験勉強のスケジュール（勿論、途中途中で臨機応変に軌道修正してまいります）をご理解いただけるかといった点を指します。

こうしたことに関する認識を共有して頂けること、それが高い合格実績に繋がっているのだと言え、逆にこうしたことがご無理であるなら、それはそれで一つの判断ですから、他の一般的な集団の受験塾で勉強して頂ければよいのかなと考えます。




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入会金をゼロにする方法

またまた夏期講習からみの話ですが、毎年のこととして、夏は目一杯楽しんで、その後９月から「さあ、勉強しようか」といって塾探しに走る方がいます。

それはそれでひとつの考え方・ライフスタイルというものかもしれませんから尊重されてよいですが、いまどき、気のきいた学習塾なら、どこでも入会金が必要ということになっています。

でも、ＡＣＳでは受験生が多いこともあって、ほぼ全員が夏期講習を受講します。

その場合、夏期講習後にそのまま継続して入会された場合には、入会金が全額無料になっています。

そこでお考え頂きたいのは、勉強する目的が成績向上にあるのなら、１ヶ月早く、この夏の間にしっかり始めておかれた方が勿論その効果は大ですし、時節柄、少しでも経費を節減するためにも、夏期講習からの継続入会で通常２００００円の入会金をゼロ、つまり全額無料にする方法を選んだ方が絶対にオトクだということで、それを改めて今申し上げたいわけです。


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部活に勉強に

夏休みは特に運動部に入っている子達にとっては何かと忙しい季節ですよね。

私たちの教室でも、それは同じです。

そういう中で、来年受験を迎える子達は、一方で引退前の充実した部活動をしながら、もう一方では遅れがちな勉強に焦りを抱きつつ、じりじりとした日を過ごしています。

彼ら・彼女らは、毎回教室に来るたびに顔を紅潮させて「今日も試合に勝ったよ」と言って弾んだ声で報告しながら、日々固まっていく次の日程の合間を縫って、そこにしっかりと夏期講習の日程を組み込んで行きます。

まさに文武両道の夏といった感じです。



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何が大切か

先日、とある学習塾の授業の様子を見る機会がありました。

そこの塾長はかなりのプライドを持って自塾を「受験指導塾」というくくりで捉えるよう、陰に陽にそれを周囲に強要していました。

はじめはそれを微笑ましく感じていたのですが、次第にそれが鼻に付き出しました。

物事にはなんにせよ自然な流れや方向性というものがあって、それが自然であればあるほど、物事は順調に運んでいくものです。

でも、こうして無理であることが周囲に痛々しく伝わるほど突っ張ってみても、そこに少しでも無理な部分があるなら、むしろそのことが自然に歪みとなって現れていくものだと思います。

肝心なことは、学習塾の体面やプライドよりも、今目の前にいる生徒やその保護者の利益を如何に確保し追求していくかであり、それを実践し続けるための場としての塾の存立を確かなものにしていく努力を怠らないことであると思います。

理想は大切ですが、そればかりに執着していると、他にも沢山ある大切なものの存在が見えなくなってしまうのではないか、そんな風に感じました。



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適切な処置の大切さ

教室に通ってくる生徒は例外なくみんな可愛いのですが、しかし、どうせなら今ではなく、もっとずっと早くに出会えていたらよかったのにと思うことがしばしばあります。

それは、彼らの現在の学力について、これを知らされた時に思うことです。

私は、多少不適切な例えかもしれませんが、よくこれを病人の具合の程度になぞらえます。

体の具合がよくないときは、とにかく早めに専門家（医者）に診断してもらい、その時々の適切な処置をしてもらうことで病気の症状の悪化を防ぎ、回復を早めます。

でも、これをせず、素人の考えで不適切な薬を飲んでごまかそうとしたり、もっとひどい場合、ひたすら我慢すればそのうちどうにかなるだろう式の安易な考えに支配されて無駄な時間を費やした場合、その症状は改善するどころか、時には取り返しがつかない段階まで進んでしまう危険があります。


子供の勉強も全く同じです。

やるべきときに適切な方法で勉強の機会を与え、しばらくの間はこれを強いてでも励行させなければ、水は高きから低きに流れるの例え通り、学力は次第に低下の一途を辿ってしまいがちなものです。


入会してくる子供たちの中には、時としてこのようなタイプの子もいます。

せめてあと１年でも早く出会えていたら、もっと違う今であったろうにと思うことがたまにあるのです。

勿論、今からでもやるべきことはたくさんありますし、それをすることで今からでも学力改善と向上を必ず果たしては行く所存ではありますが。



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教室のロケーションなどにつきまして

今回は、教室のロケーションについて。

●ＡＣＳ藤沢校は、ＪＲ東海道線藤沢駅北口改札を出て、湘南高校方面に向かって徒歩約８分、大きな交差点の角に建つ３階建てビルの２・３階にあります。

●同保土ヶ谷天王町校は、同じくＪＲ横須賀線保土ヶ谷駅から相鉄線天王町駅方面に向かって徒歩１０分、その相鉄線を使う場合には、天王町駅改札を出て右方向に向かって徒歩１分です。

●永福校は、京王井の頭線西永福でおりると、すぐに目に留まります。


生徒の皆さんは近隣から通ってこられる方も、またかなり遠方から電車やバスを使ったり、小学生ですと、保護者の方がクルマで送迎される方もいます。

授業時間帯は夕方３時か４じくらいのスタートで、小学生は概ね7時くらいまでで終える方が多いですが、中学生や高校生は１０時か、遅い方は１１時近くまで熱心に勉強して帰る方もいます。



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或る保護者の来訪

昨日の愚痴は余計なことでした。反省しています。

今日は、一転して嬉しい話です。

夏期講習をしていたら、突然知ったお顔の女性がやってきました。
何年か前に在籍していた私立中の女の子のお母さんです。

ごく自然に私が「やあ、●●さん、お久しぶりです」と声を掛けると、とても嬉しそうな顔で「覚えていてくれたんですね。嬉しいです」とお母さん。

「その節は大変お世話になりました」

そういって話を続けたお母さんによれば、当時通っていた女の子はその後見事に志望する大学に合格し、今は充実の日々を送っている由。

今回の来訪の目的は、その下の弟君の入会に関する話でした。

お姉ちゃんの時の充実した授業内容、きめ細かい対応をよく覚えていてくださり、今回その弟君の受験指導をこちらでお願いしたいのだということでした。

こういう風に、こちらの対応その他を正面から受け止めて評価してくださるとき、私はこころから嬉しががこみ上げてきます。



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子供の気をそらすもの

ちょっと愚痴…。

夏休みは、お祭りや花火大会など、学校の部活動以外にも勉強の時間を割いてまで子供の関心を引き付ける様々な催しが目白押しです。

ケータイを買い与えておきながら、「使い過ぎるな」といって無理な規制を掛けるが如く、あれこれと楽しみを与えておきながら「でもあんたは受験生なんだから」とか「あんたは成績が良くないんだから」などといって勉強させようとしても、それはちょっと酷な話だと思うわけです。


学習塾は、そんな子供の勉強に対する集中力を如何にして切らさないかを常に腐心していますが、肝心のご家庭で「いいよいいよ夏休みぐらい思う存分遊んでも」的な姿勢の場合には、これはもうはっきりいってその子の学力をどうこうするのはお手上げと言ってもよいと思います。


明日から夏期講習開始です。

少しでもその効率を上げ、これが終わるときにハッキリとした成長の手応えを感じて頂くために、是非ご家庭のご協力をお願いしたいと思う次第です。



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こんなケースにも

相手は真面目に訊いているのでしょうが、こちらにすれば半分ふざけているのですか？と訊き返したくなる生徒や保護者の質問に「どうやって勉強したらよいのか分からないんです」というのがあります。


繰り返しますが、そう訊いて来る本人たちは至って真面目なのでしょう。

その証拠に、学習に望む態度とは裏腹に、実際に勉強をみていると明らかにこれまでしっかりした学習習慣がなかったな、と思うことが少なくありません。

そういう子は、そうした期間が長くなればなるほど、容易には学力アップの動きを示しませんが、それでもいろいろと個別指導ならではの手を尽くし、そこに少しの時間が伴えば、やはり成果は徐々に出てくるものです。

こういうとき、生徒の中にも確かな自信が芽生えてくるのをこちらも感じます。

ＡＣＳの個別指導は、高度な受験指導だけに特化した学習塾ではありません。

こうした、これまでほんのちょっとつまずいた生徒の皆さんの再浮上のきっかけをきっちり与えられる、そんな学習塾です。



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合否の３要素

ＡＣＳは個別受験指導の学習塾ですが、結構多くの方が、受験で成功するためには単にテストで点を取れる力だけを付ければよいのだと錯覚しています。

明確にそう思っていなくても、漠然とそのように感じているように、私には思えます。

でも、これは明らかに違いますよね。

たとえば、高校受験生の場合、合格の判定基準となるのは、大雑把に言って

●平素の生活態度（部活動や課外活動などを含む）

●提出物（内容の出来不出来、期日遵守など）

●入試当日の点数

などが要素として挙げられます。


こうしたもののすべてを総合的に勘案して、合否が決定されるわけであって、そのうち私たち学習塾でカバーできるものは、二番目と三番目の項目に関するものということになります。


で、このところ何度か書いている夏期講習ですが、これらの両方に思う存分力をこめて底上げし、力を伸ばす絶好の機会です。

いずれにしても、単に入試当日の点数だけで合否が決まるものではないということは、しっかりと押さえておくことが大切です。




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