春期講習の成果~中間報告

2013-03-29 19:44:18 | 学習塾・勉強の仕方

藤沢校では、今週ずっと新中3生対象の春期講習を行っています。

任意申し込みによる有料講座ですが、期間が短いので、2科目(英語と数学)に特化した、これまでの復習が講座の主なコンテンツです。

この間(4月2日まで)、これまでの主だった学習単元の中から、毎年多くの生徒が苦手としていたものをピックアップして勉強していますが、「今年も同じか」というのが、正直な印象です。

彼らの多くは、例えば助動詞ならそれだけを、疑問詞ならそれだけを比較的よく理解はしているのですが、

疑問詞を用いた過去形の比較級の疑問文を英作する

など、それらを組み合わせた問題になると、途端にペンの動きが止まってしまいます。

考え方や覚え方が単調なのですね。このあたりが「今年も同じか」という点です。

普段の勉強(学校・家庭・塾などの全てを含んで)のどこかに問題があるのではないかと思います(反省を込めて)。

ですから、ここではそういった複雑な形の文章を作ったり、あるいは並べ替え、空所補充などの形式の問題への対処養成を目的とした勉強をしていますが、こちらが驚くほど、「なんだい。やればできるんじゃないか!」という驚きの連続です。

これには、授業を受けている彼ら自身の方がむしろ驚いてもいるようで、正解できたときの満面の笑みは、「こんなに良い顔を作れるんですよ」と言って、保護者の方に見せてあげたいと思うほどです。

それもこれも、こうしたまとまった時間の休暇(春休みや夏休み)でさるからこそ出来ることであって、普段の日々では、時間に追われてなかなかこうはいかないものです。

今、こうして講習受講中の彼らのカリキュラムは2日で終わりますが、こうした嬉しいレスポンスを考えて、3日~5日までの3日間限定で、別の形での春期講習第2弾を急遽組むことに致しました。

今ここで過去置き忘れてきた単元を取り戻して、新年度には3年生の単元に全力投入を期したいやる気の方も、是非ご連絡、お申し込みください!

フリーダイヤル 0120-513-955


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「1」と「2」でもなんとかします

2013-03-28 11:27:00 | 学習塾・勉強の仕方

早いもので(←定型句ですね)、もう3月が終わろうとしてます。

そこで、今日はこの1年(昨4月~今3月)を振り返り、その中から特に受験結果について、ちょっとばかり「どんなもんだい」的ないやらしさ(笑)も交えながら書いてみます。

以前、この欄でさらっと書いたことですが、今年の受験については、私立中受験、高校受験(特に県立高校受験)、そして大学受験並びに高卒認定資格試験まで、それらの全てに完全勝利致しました。

県立高校受験においては、第一志望高への合格です。

難関高から中堅高まで、その学校名は多岐に渡ります。

で、今日特に書きたいのは、こうした高校に受かった生徒たちの中における、「スタート時、学力不振だった生徒」のことです。

ACSでは、基本的に中学3年生の夏までしか、その学年の生徒さんの入会尾w受け付けておりません(県立高校受験を予定していない生徒を除く)。

多くの受験生たちは、遅くとも2年生の終わりまで、つまり2月か3月までに新規入会してきますが、それらは決して早い入会ではありません。

といいますのは、大多数の生徒さんたちが小学生のときからずっと継続して通塾して、それらの全期間を通した学力養成の延長として高校受験を迎えるのが一般的だからです。

そした生徒さんたちは、ACSのシステムを体の隅々まで熟知してくれますし、ACSとしましても、個々の生徒の特性が手に取るようにわかりますから、そこでは言葉だけではない、かなりきめ細かい学習指導が可能になります。

そういう条件以外の生徒さんが、2年生の終わり頃になって入会してこられます。

その際、簡単なヒアリングを行って、ACS対生徒&保護者様とがお互いに十分な質問と応答を経て、合意の上で勉強スタートということになりますが、この時点で成績(通信簿)に「1」があったり、或いは「3」と「2」ばかりの生徒さんで尚且つ偏差値50前後かそれ以上の県立高校合格を要請されるケースが毎年多々あります。

去年もそうでした。

考えるまでもなく、はじめから勉強のできる生徒であるならば、一定のレベルかそれ以上の高校に合格させるのは、たいして難しくはありません。

言葉は悪いですが、スタート時に低い成績の生徒をいかにして引き上げてそうした高校に合格させるかの方が、2倍も3倍も大変です。

でも、それはそれで確かなやりがいと手ごたえとがあって、或る意味では、それこそが学習塾の大きな役目の一つであると考えます。

今年受験した生徒さんたちの中にも、そういうタイプ、そういう例が少なからずいましたが、ACSは、そんな彼らの全てをしっかりと合格まで導きました。

これまでも、こと県立高校受験に関しましては、概ね95パーセント以上の合格率ではありましたが、やはりそれと100パーセントとでは、感慨が違いますね。

もう一度言います。

この時点で、という条件はつきますが、「1」があったり「2」と「3」しかない生徒さんと1年間しっかり寄り添って来年の受験で成功して笑顔を作る。

私たちには、自信と実績があります(プチ自慢)。


 

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子供の嘘

2013-03-26 18:34:44 | 学習塾・勉強の仕方

断定するわけではありませんし、全ての子供がそうだというわけでもありませんが、それでも言いますと「子供は嘘つきです」。

別に、悪意を持ってとか、嘘をつくことで人をおとしめ、あるいは不正な利益を得るなどとの大層な理由でもありません。

学習塾で子供たちが親に対して、または私たちに対して吐く嘘の主なものは、毎年大体決まっています。

「宿題はもうやった」

「宿題はない」

宿題と一言で言ってしまえば、誰しもが聞き慣れた(聞き飽きた)言葉ですので、随分軽く受け止めてしまいがちです。

ここでは主に中学生をイメージして書いていますが、ここでいう宿題とは、イコール提出物という、成績を出すための立派な対象項目ですので、やってもいないものをやったとか、出ているものを「出ていない」などといってやり過ごすこと、または周囲の大人たちが安易にそんな嘘に乗せられてしまうことは、とどのつまりは子供にすれば自ら成績をおとしめる行為をせっせと働いていることになりますし、大人もそれを助けていることになりますよね。

繰り返しますが、そんなしょうもない嘘を吐く子供にしてみれば、そんなこと知ったことではないでしょう。というよりも、そもそもそれが何を意味するのかなどは考えたことすらあまりないのではないかと思います。

ACSでは、この提出物の作成~完成~提出までも、普段の授業の中の指導項目のひとつと位置づけています。

本来、これは自宅でやるべきことだと思います。

でも、いまどきはたいていのご家庭でご両親ともに外でお勤めしておられますし、そういう状況下で、くたくたになった夜の時間帯に親がしっかり子供の提出物管理をするのは結構きついですよね(子育てが終わってしまえば、『アノ頃が楽しい時代だったなあ』と思うものですが)。

で、まあ、そういう状況ですので、それならということで、私たちACSの教室では生徒たちのそれを毎日フォローしているわけですが、ここでは子供たちの嘘もそうそう通用しません。

たとえば「宿題?でてないよ」などと言っても、それが嘘か本当かは同じ学年の他の生徒たちに変化球を投げて聞いてみればすぐに分かることです。

「もうやった」と言えば、「では、チェックしてやるから」と言えば、「いや、あの、その」などと言ってしどろもどろになれば、「ほらまた嘘か」とすぐに分かりますし、「もう学校に出した」と言えば、それが戻ってくるころにしっかりとトレースして、そこでその真偽の程を確かめます。

別に、これらは堅苦しい子供への管理では決してありません。

当たり前に、そしてごくごく普通に子供を取り巻く周囲の大人たちがやるべきことなのであって、決して悪意とは言いませんが、子供たちの多くが軽い気持ちで吐く嘘の末に取り返しの吐かない後悔があってはならないのです。


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ご加入なら3月が有利

2013-03-22 21:57:14 | 学習塾・勉強の仕方

ここのところ、駆け込みで新規ご入会を申し込まれる方が増えています。

数ある学習塾の中から当ACSアカデミーをお選びくださいますことに改めて感謝申し上げます。

そうしてご加入していただいた限りは、私どもは「できることは勿論」、本来はそこまではどうも、というところまで踏み込んで、お子さんの学力アップを目指して全力を傾けてまいります。

その過程では、時にはお子さんに厳しい態度で臨むことがあるかと思いますし、保護者の方にも「ここをこう改善していく先に志望校の突破があります。つきましてはこれこれの授業が必要になります」などといったお話をすることもあるかもしれません。

そういう場合でも、勿論十分なご説明とご納得の上で先に進んでまいりますので、ご安心ください。

時の過ぎ行くのは早いものです。

4月から心機一転勉強に精出したと思ったら、もう夏休み、もう秋、そしてもう年の暮れ、それがあけたらいよいよ受験というように、次から次からやるべきこと、立ち向かわなければならないことが目白押しです。それらは本当に駆け足でやってきますよ!

ACSアカデミーは、保護者の方と一緒になってそれらに向き合い、戦い、そして

やってよかった!

 

という言葉が必ず出てくるように、全力を尽くします。

 

追伸:3月中であれば、通常入会時の入会金21000円が全額免除です♪


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受験後も気を抜かず

2013-03-18 18:09:19 | 学習塾・勉強の仕方

卒業式シーズン到来です。

藤沢校でもたくさんの生徒たちが無事卒業を迎えました。

特に高校受験生たちは第一志望合格のうちに卒業を迎えることができたので、いつも以上に晴れやかな気持ちです。

このように多くの生徒が学校を卒業したとはいえ、塾の方は、高校入学後を見据えて着々と準備を進めています。

教室では入試が終わった次の授業から、入学後に行なわれる新入生テストに向けての中学校の復習、および高校ではじめに習うであろう単元の先取り授業も行なっています。

高校合格は大きな目標達成ですが、最終ゴールではなく、次へのステップへの通過点に過ぎません。

出来るだけスムーズに新学期を迎えられるよう、決して気を抜くことなく指導をしております。


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分からなくならないように

2013-03-16 18:43:45 | 学習塾・勉強の仕方

 

先日、

「わからなくなってから」ではなく「わからなくなる前に」という記事を書いたところ、それをお読みになって、その後入会についてお問い合わせくださった方から、

「具体的には、どれくらい前が『わからなくなる前』にあたるのでしょうか」というご質問を頂きました。

 

少し言葉が足りなかったかもしれませんね。

より正確に言えば、「わからなくならないように」でしょうか。

言葉遊びをしているようですが、「わからなくならないように」普段から勉強ができていれば、「わからなくなる」ということにはならないですよね。

それが理想的ではないかと思うわけです。

ここでいう「理想的」とは、この場合、勉強に充てる費用や時間の量を考えて使っている言葉です。

前回書きましたが、「わからなくなった」からといって、学校の単元消化のスピードがその生徒に合わせて待ってなどくれませんよね。

それにはお構いなしに、どんどん先へ進んでしまいます。

すると、そこからは「わからない単元」と「今やっている単元」の両方を勉強しなくてはなりません。

これまでの日々で「今やっている単元がわからなくなった」結果としての現在があるわけですので、これから急に二本立ての勉強がさくさくできるようになるとは思えません。

でも、やらなくてはならない。

すると、そこから怒涛の如く勉強時間を大量に投入しなくてはならなくなりますし、その費用もどんどん高くなるでしょう。

「いやいや、ウチは特にこの高校でなければだめだというようなことはないから」という、そういうスタンスのご家庭の方針なら別ですが、

「何が何でも県立j高校へ」という命題がしっかりと目の前にあるのであれば、ここでやるべきことを日伸ばしにすればするほど、後になって地獄の苦しみが待っていますよね。

こうならないようにするコツが「わからなくならないようにする」ことだと思うのです。

こういうスタイルで日々こつこつと、そして計画的に進めていくやり方の中に、「時間的にも費用的にも比較的余裕を持った勉強のスタイル」の姿があるのだと思います。


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いつからやるべきか?

2013-03-14 21:35:57 | 学習塾・勉強の仕方

塾生の保護者の方から、「下の子も塾に入れようかどうしようか考えているんですが」というご質問をよく受けます。

そのとき、多くの方が同じニュアンスでこう言われます。

「分からなくなったら入れようかと思うんですけど」

 

はっきりいえば、これは大きな間違いと思います。

よく考えてください。

分からなくなってからあわてて勉強を始めても、そこでやるのは過去の学習分の復習と、(学校で)現時点で学習している単元の勉強という、いわば二本立てとなります。

これまでなにがしかの理由があって「分からなくなった」のでしょうから、これがそんなに簡単なことではないことは、容易に分かると思います。

だったら、「分からなくなる前に」または「分からなくならないように」今のうちからしっかり勉強しておく方が、費用的にも時間的にも経済的であるでしょう。

ですから、近い将来「わからなくなりそうな予感」があるのでしたら、どうかそうなる前の今のうちからしっかり予防の意味を込めた勉強を始めてください。


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始める際のけじめ

2013-03-11 17:20:45 | 学習塾・勉強の仕方

春は、塾生の移動が活発です。

高校受験を終えていったん卒業退会する人もいれば(大方はそのまま高校生になっても通いますが)、新たに学習塾に入って勉強を始めようという人もいます。

現在他の塾に通っていて、或いは家庭教師の指導を受けていて、色々あって他の塾に転塾する人もいますよね。

そうしてやってくる人たちについては、原則として保護者と生徒本人との面談をACSでは行っています。

これは、お互いに疑問をぶつけ合って、「それまでの学習で何が足りていなかったか」を明らかにし、それを新たな場所で改善できるかの確認を目的とするものがひとつ。

例えば「前のところでは質問したいときに出来なかった」とか「わからないところを中途半端なままにして先の単元に進んでしまった」などといった声があった時、それらを具体的にどう改善していかれるか、などについて納得できるまで話をします。ここで納得できなければ(これはお互いに、ですが)、残念ながら今回はご縁がなかったということになりますよね。

こういうステップをはじめに踏むのは、子どもたちは往々にして塾での様子について、その正しい姿を保護者の方に伝えていないことがあるからです。

例えば、自分に都合の良くないことについては、多くの子どもが話を脚色して伝えたり、極端な場合、連絡事項そのものを握りつぶしていたりすることもあります。

全てをつまびらかにする必要はないもかもしれませんが、こと目標を持った勉強・学習の場合には、出来る限り責任ある対応を大人たちはすべきでると思いますので、毎年この時期、新しい年度が始まるときには、ACSアカデミーでは極力正直な情報開示と交換とを改めて行っています。


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記述式解答文の作り方指導につきまして

2013-03-07 15:08:46 | 学習塾・勉強の仕方

前回の続き、「国語の入試対策編」です。

記述式とは、つまり自分の力で文章を書くということですよね。

でも、今の子供たちは、おしなべて文章を書くのが苦手。

ひどくなると、書くどころか、読むのさえたどたどしかったりします。

これに対して、ある程度共通して教えることもできますが、よりよいのは、適宜個別指導をここに加えていく事です。

理想を言えば、全部を個別指導に完全移行してしまえばよいのでしょうが、それでは費用がいくらかかるかわかりません。

それを一定の枠の中に収めて、尚且つ効率的な指導をしていくところに、塾側の工夫や実力があるのだと思います。

で、具体的な文章作成ですが、ここでの目的は長い小説を書くのではなく、あくまで入試の記述式問題での得点ゲットですので、それに沿い、それに応じた文章を作ることにのみ特化しました。

注意点としては、ひとつの文章はなるべく短くすること。使う言葉は平易なものとし、難しい言葉は避けることで、いい間違いや、漢字の間違いなどのリスクを防ぐように心がけることとしました。

子供たちは往々にして正しい接続語を使いませんので、順接や逆説の意味をきちんと教えた上で、それらを正しく使う訓練をしました。

文章の起承転結の流れをしっかりと押さえ、その上で話の結論を文の冒頭に置いて、その後でそれを解説する方法と、はじめに解説を置いて、最後に結論を置く方法の、それぞれのメリットとデメリットを解説しました。

句読点の正しい使い方、修飾語、被修飾語の効果的な用い方を教え、或いは確認して、作り上げる文章に厚みを持たせる工夫もしました。

こうした一連の指導を通じて、各受験生は、みな見違えるほどに文章力が上がり(彼らは、こうした授業の内容を理論的に把握してはいなかったと思いますが)、実際の入試においても、きわめて順調にこの科目の記述式問題を処理できたのではないかと、これは自信を持って言うことができます。


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入試国語対策を振り返る

2013-03-05 17:53:48 | 学習塾・勉強の仕方

本日は、「入試国語対策を振り返る」です。

記述式問題は、パターンがある程度決まっていますので、それを明確に意識して平素の対策の鍵としました。

例えば、「文中の語句を用いて」「字数制限を設けて」「質問趣旨に沿った解答文を作り上げる」ものや、あまり条件を設けず、比較的自由に自分の考え方や感想を書かせるものなどがこれらにあたります。

これとは別に、「文字数を指定して、該当する部分を文中から抜き出せ」とか、「ひとつづきの2文のはじめと終わりの5文字を書け」などの問題にもなれておく必要がありますが、これらの対策と記述式解答は、分けて学習を進めました。

ここで問題がありました。

それは、この時点での国語力、もっといえば、文章を書く能力に生徒間の差が思う以上に大きかったことです。

これは、偏に小学校時代からの積み重ねの有無によるものでしょう。そうとしか考えられません。

できている生徒が、難解な言葉や複雑な文法を駆使して立派な文章を書くかと思えば、反対に、できない生徒は、中学3年生になっても満足に漢字を使えず、専ら平仮名で通そうとするという、そんな感じです。

しかし、ここで「できない理由」をあれこれ探っても、それ自体からは何も生まれてはきませんので、ACSでは、3年生の4月から文章力の程度に応じて生徒をいくつかのグループに分け、作文を書かせてこれを添削し、その中で漢字や熟語に慣れ親しむことをさせ、さらには句読点の打ち方や起承転結の意味や流れなどを教え込みました。

できる生徒に対しては、最初から実戦に即した記述問題を数多く解かせて力を更に伸ばしました。

次回、これをミクロの視点から振り返ってみます。


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社会の受験対策を振り返る

2013-03-04 17:12:43 | 学習塾・勉強の仕方

こんにちは。

今回は、社会について振り返ってみましょう。

社会の記述式問題の実際の出題問題は別途ご確認していただくとして、ACSアカデミーでこれに対してどういう対策をしてきたか、です。

最初に書いておきたいのは、記述式問題へのインスタントな解答練習だけを行ってはこなかったということです。

実戦練習に入るには、地理・歴史・公民の全ての分野の学習を終えておく必要があり、ACSではこれを毎週土曜の夜に行う受験講座にて一年間ずっと勉強してきました

その結果、12月までには学校の社会の進度に関係なく、公民を含めた全ての単元学習を終え、そこから実際にどのような出題が過去10年間になされてきたか、その解析を行いました。

その上で、ラストスパート講座で初めて採用する記述式問題に取り掛かりましたが、ここまでで基礎的知識武装を一通り終えておりますので、あとは字数制限等の具体的な出題条件を色々と考慮しつつ、適切に文章化することが主要な課題となりました。

ここにおいては、例えば今年の実際の問題に当てはめてみますと、ASEAN加盟国にはどのような国があり、それぞれにどのような地理的・歴史的背景があるか、或いは政治的な体制と経済規模や特徴などは各自が一通り押さえていましたし、その上で日本との貿易に関する過去からの推移や問題点などを具体的にグラフや表から読み取って、さらに将来を見通して自分の意見を簡潔にまとめる、などは、すべて練習の過程で何度も行ってきたものですので、受験生にとってはデジャブ(既見感)すらあったのではないかと思います。

 

と、まあ、ここまでは自分で言うのもなんですが、打ってきた手が全て当たったと思いますが、来年の高校受験でまた成功するためには、これで安心するわけには行きません。

更にその勉強の質を高め、出来れば保護者の方のご理解を得た上で量的なものも十分に確保したうえで、こと高校入試の社会の科目につきましては、ACSで学ぶ全ての受験生が全てこれに満点をとれるよう、ベストを尽くしてまいりたいと思います。


 

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入試対策を振り返る~英語

2013-03-03 14:21:01 | 学習塾・勉強の仕方

では、今回の「入試対策を振り返る」は、英語から。

英語の記述式解答力を引き上げるには、英文を作る際の最低限の文型知識が欠かせません。

そこで、普段の英語の授業の中で、毎回必ずこれに関する練習の時間を一定数確保して、常にこれが上向くように心掛けていました。

中学生の場合、高校で習うような5文型、例えば第3文型がどうの、第5文型の中のCの役割がどうのといった教え方は出来ませんが、それらを具体的な単語に置き換えて練習することで、より理解を高める工夫をしました。

こうした練習を積む事で、それまでにも英語の力があった生徒はさらに複雑な英文を作り上げる下地を固めることができましたし、そうでなかった生徒も、入試で実際に求められる解答力は確保できるようになりました。

この場合、必ずしも複雑で長い英文を作り上げる必要はありませんが、正確なスペルと語順は必須です。

そこで、これも平素の授業の中で一定時間を割いて、基本的な名詞、動詞の現在形・過去形・過去分詞、形容詞などは繰り返し練習して身につけてきました。既にこのあたりを難なく出来る生徒は、この時間は他のもっと高度な学習をさせました。

試験直前の時期には、例えば外国から来た留学生が、国の両親に日本のよさをメールで知らせるに当たって、その具体的な内容を、理由と共に日本人で亜sる自分がアドバイスしてやる、といった英文作成をほぼ正確にやってのけられるようになりました。

レベルの高い生徒は、その得点目標を100点に置き、そうでない子も、本番試験で確保する点数の下限を80点に置くことを求めました。

結果を見れば、総てとは行きませんでしたが、概ねこれに近いところまで到達できました。

新年度の高校入試も、難しくなることはあっても、やさしくなることは決してないでしょう。

ACSでは、高い配点のこうした記述式問題への対応力養成のために、今年積み上げてきたスキルをさらに磨き上げ、その上で単なる過去問解析だけではない、ホンモノの解答力を身につける学習をしていきます。


 

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記述式への対応

2013-03-01 21:53:52 | 学習塾・勉強の仕方

昨日の続きです。

今年の高校入試で何が変わったかについては、あらかじめ多くの所で記述式の導入がこれに当たると言われていました。

ですが、現実にそれがどう具体的に問題となって現れるのかが、我々受験する側にとっての関心事なわけです。

そこで、ACSでは、これに特化した予想問題を厳選して、年明けからの直前講座、通称ラストスパート講座に用いました。

また、過去10年間にわたる神奈川県過去問の洗い直しを行い、これに他府県の同じ傾向~記述式問題~を加味したものを教材化したものを別に採用して、実戦形式の授業を大量にこの期間に割り振って消化しました。

これを各教科の専門講師が、それぞれの実力強化を責任を持って担う形で引き受けて行い、短い時間ならではの効果を最大化致しました。

実際、この間各自の記述式問題への対応力は目覚しく向上しましたし、入試におきましてもかなりの完成度の解答ができたものと思います。

次回は、これをもう少し詳しくみてみましょう。


 

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