毎週土曜日の午後に、高校受験対策に特化した講座を開講中です。
ここでいう高校受験とは、「公立高校」の受験のことですが、過去10年分の過去問解析を目途に、確実に得点力を上げるための基礎力養成と具体的なテクニック取得の授業を毎回行っています。
対象は5科目すべてですが、自信を持って言えることは、この講座を全うすることで着実に得点力を上げることができます。
ここでは、各受験生の現状学力を踏まえたうえで、臨機応変に科目のローテーションを組み換えて、それを進める速度も改変します。
ところで、こと受験に関しては、それに臨む心構えをどう築いておくべきかということも重要です。
わかりやすく書きます。
ある受験生(およびその保護者)がいて、受験直前(願書提出期限)になって、その時点で出来上がった得点力を基に受験校を決める方法と、そうではなく、初めから合理的にここまで狙えて、且つそこが志望校の範疇であるという目標高を定めた上で具体的に勉強を積み上げていく方法。
一概には言えませんが、この場合、後者の方が目標をしっかり定めて取り組んでいる時点で、前者に比べ、到達できる学校のレベルが高くなります。
別に学校のレベル云々はピュアな意味でその受験生にとって決定的な価値がありはしませんが、問題なのは、事実上前者でありながら、実は後者と同じレベルの学校をターゲットにしたいと考えている、しかし実際の努力は後者のそれに達していない子(とその保護者)の場合です。
いいかえれば、やるべき時にやるべきことをしていない(しようとしない)受験生です。
偏差値50の子が、「実際は58の学校に行きたいのよね」と言いながら、でも努力を数値化してみれば、50かそれ以下の努力で自己満足してしまっているというようなケース。これでうまくいくほど受験は甘くはありません。
話を戻します。
高校受験対策講座は、58の子が62の学校を受けて相当以上の得点を挙げるための講座です。
内申が出尽くした今、やるべきことは本番試験における得点力の確実なアップ、これに尽きます。