とある生徒のつぶやき

2013-09-23 18:34:57 | 学習塾・勉強の仕方

 

先週のある中学生の授業。

この生徒は週1回数学を受けますが、学校でも家でもきちんとやっているそぶりが見られず・・・前回の記事に書いたような、典型的な「塾にほぼ丸投げ」状態。 

そのため、やはりこの間の記事に書いたようなこと(学校の授業をきちんときいてくること、家でその日に学校で習ったことを復習すること)を本当にやらないと、週1回の授業では学校に追いつくことすら危うい、ということを懇々とはなしました。

すると、ぼそっとつぶやきました。・・・「どうやって家で勉強したらよいか分からない。」

 

この生徒のように、勉強しなくてはいけないことは分かっていても具体的にどうやったらよいか分からない、と困っている生徒もよくいます。

 

今回は具体的に、「勉強」として家でやるべきこと、をいくつか書いてみます。

英数についてのみ挙げてみます。

 1.英語の教科書の文章をきちんと音読できるよう練習を繰り返す。

 2.単語を見ないでも書けるように練習をする。

 3.教科書の文の日本語訳から英語に直す練習をしてみる。

 4.1~3までできたら、その単現の文法問題を問題集で解いてみる。  

      生徒たちの傾向を見ていると、この1~3は一番おろそかにしがちな分野です。 しかしテ  ストでは、意外と教科書本文に出てくる表現がかなり出題されるので、これらをやっておくかどうかでかなり結果が違ってきます。重要項目と思ってください。

       1~3をきちんとやれれば、教科書に合った問題集の問題はかなりすむーずにとりくめる はずです。 英語が苦手で、問題をやろうにも全然分からない、と思う人は、まず1~3をしっかり取り組んでみてください。

 

 5.(数学)学校で習ったのと同じ単元または項目の問題を問題集から探して実際に解く。

       

        数学の勉強は単純にただ一言、「問題練習」この言葉につきます。

        学校でとったノートあるいはプリントで、まず解き方を見ます。どうしてこういう式変形にな るのか、とか、どうしてこういう式がたつのか、など考えてみて、理解できたなら、自分ひとりで解く練習です。学校でやった問題を似たものを問題集から探し出し、自分で解いてみてください。

        解き方が分かってきたなら、早く解けるように制限時間を決めて解いてみてください。   例題などの解き方を見なくても、問題を見ただけですぐ解きはじめられるなら、自分のものになったと思ってよいでしょう。

 

   これら1~5は英数の勉強の基本です。 音読練習だけでも勉強になるんですよ。こんな風に比較的取り組みやすい課題を1~5で掲げてみました。 これならやれそう!と思うものがあ  ったら、 まずは15分でもやってみてください。  ただ焦りは禁物。すぐに目覚しい結果が出る  ものではないので、 続けていくうちに結果が出るものだと思って、気長に取り組んでみてくだ  さい。 


ACSアカデミー個別指導はこちらから

 


自宅学習ができないなら

2013-09-12 21:45:00 | 学習塾・勉強の仕方

先日の記事で、塾の授業だけでなく、自宅で自分で勉強することが不可欠だということを書きました。

今日の内容はそれに関係します。

よく塾の生徒の中に見られるのが、塾の宿題をしようにも、やり方がわからなくなってしまい、次の授業にやってもらえばよいとの考えて、ほったらかしにしてしまうということです。

そんな時にACSアカデミーでは自習でパソコン映像授業を受けることもできます。

この映像授業は説明が丁寧なので、きちんときくと分かるようになると生徒からも高評価を受けています。

それで、塾で教わったもののやり方がわからなくなってしまったとき、また、学校の授業を聞いてても分からない場合など、積極的に自習に来て、映像授業で疑問を解決しましょう。

その上で、塾の授業を受けるならば、限られた授業時間で効率よく問題に取り組めるようになりますし、テストを意識した実践的な練習をより多くつめるようになります。

分からないことは、使える手段を用いて、まず自分で解決する-こういった姿勢があれば希望校合格も夢ではなくなります。

ACSアカデミーは自ら学ぶ姿勢を身に着けたい生徒さんを待っています!


 

●ACSアカデミー個別指導はこちらから●

 

 


塾に来ているから大丈夫??

2013-09-09 21:20:49 | 学習塾・勉強の仕方

 

 どこの学校でも見られる傾向だと思いますが、たいていの生徒は塾に入って勉強しています。

自分ひとりだと家では勉強できないけれど、塾に行けばきっと大丈夫、と考えて入塾を決めると思います。

それ自体は間違っていませんが、ただ大きな勘違いをしている子供たち(時には保護者の方も)がいます。

 

どうせ塾で教えてもらうのだから・・・と考えて、学校の授業をまじめに聞かなかったり、家で全然勉強をしないのです。

どれくらいの頻度で塾の授業を受けているかにもよりますが、週に1回しか授業を受けていないなら、先に述べたような状態で塾にこられても、成果を上げるのはきわめて難しいです。

学校で週3,4回授業があるものを、週1回80分でやらなくてはならないことさえ、すで時間が足りないのに、生徒が全く学校で授業を聞いていない場合、塾で1から説明することになります。 繰り返しますが、ただでさえ時間が足りないのに、です。  こういった生徒の場合は、授業数を増やすしかありません。

週1回80分の授業で効果をあげるには、生徒側にも以下のような姿勢が求められます。

   ・ 学校の授業はしっかり聞いてくる。

   ・学校で習ったことはその日のうちに自分でまず復習をする。

このように全て塾に丸投げにするのではなく、まず自分で分かっていることと分かっていないことをしっかり見分けてください。 その上で、分からなかったものを塾に持ってくるならば、80分でできないものだけを指導できます。  学校の授業の繰り返しのような説明をしなくてもよいので、時間を有効に使えます。

こういうわけで、たとえ塾に行っていたとしても、きちんと学校で説明を聞き、習ったことを復習するという基本的なことをなくしては成績を上げることはできないということを、しっかり分かっていて欲しいと思います。


ACSアカデミー個別指導はこちらから