ありがちな勘違い

2011-02-28 16:31:57 | 学習塾・勉強の仕方

 

 懇意にしているある学習塾の塾長が、とある会合の席上、こんなことを言っていました。

「毎年新しく入ってこられる塾生の保護者の方で、時々勘違いされる人がいるんですよね~」

 

彼は続けます。

 

「主に新中学1年生に多いんですが、入学後最初の数学テストなんかでわりと良い点を取って幸先良い場合に限って、次のテストから明らかな油断と楽観が災いして、大した勉強もしない子供がいたとします。

 

一方中学の数学の勉強で優しいのは最初の計算問題くらいで、そこから先は次第に難しくなっていきますから、そういう姿勢では躓くのも当たり前。当然テストの点数も低下してくる。

 

すると、くるんですよね~、クレームの電話。

「塾に行ってもちっとも点数が上がらない。それどころか下がる」

 

 

困るんですよね、こういうの。

まず、なんでもかんでも塾に行かせれば、後は何もしなくても自動的にテストの点が取れると思い込んでいるからこういう発言になる。

 

学習塾を手品師かなにかと間違えてる。

 

お湯をそそげば3分で麺が出来上がるカップ麺じゃあるまいし、そんなの絶対無理。もしもあるんなら、こっちが教えて欲しいくらい」

 

 

 

そこまでいうと、後は黙りこくってしまう彼、

 

 

学習塾ですから、そこは与えられた条件の中で最大限の努力を払い、できる限りの手を打って点数や成績を上げたいのは、学習塾であればどこも同じだと思います。

 

でも、油断と根拠のない楽観とで自ら勉強の姿勢を半分放棄してるとしたら、そこは結構大変なんですよね~。

 


 

 

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「自学自習」「自立学習」って、具体的に何?

2011-02-27 08:24:55 | 学習塾・勉強の仕方

ACSアカデミーは、4月から新規のシステムとして、生徒の皆さんにはレギュラー授業の前後、その授業に絡んだ自学自習の時間を、レギュラー授業時間と同じかそれ以上に持っていただくことを提案いたします。 

 

この部分は基本的に自学自習タイムとしますが、そこで分からないところはリアルタイムで待機講師に質問して頂きます。疑問はなるべく先送りせず、可能な限りその場で解決することを目標とします。

 

自学自習という場合、そこには自立学習の意味を込めます。

 

前回も書きましたが、ACSが最初に明確化する理念の一つ「ごちゃごちゃ言わない。とにかく内申アップを実現する」為には、「今学校でやっている単元理解を完全にする」ことです。

 

学校の授業における主要科目の単元の週当たり進度は概ね予測・把握できますから、それを意識した反復(復習)および予習をすること、そして生徒の行動サイクルにそれを定着させるために設ける時間帯であって、その為には自立()学習の姿勢を持つこと、その時間を習慣的に持つことは欠かせません。

 

しかし、多くの生徒が自宅ではなかなかこれを実行できないという現実(これまで多くの保護者の方からそういう相談を受けてきました)を改善するために、ただ「自習室がありますよ」などといった、いわば「言いっ放し」提案(とも呼べませんが)ではなく、塾のシステムとして強制的或いは半強制的にこれを組み込むことと致します。

 

勿論、ご家庭の方針として「我が家はそこまで勉強させなくても構いません」という方につきましては、その方針を尊重して、敢えて「それでも」などという事はありません。

 

尚、自学自習時間の塾内確保は、講師への質問や教室配備の教材使用、それらのコピーなどを自由に行って頂けますが、これらに費用は発生しません。

 

授業料をお支払い頂いて、その時間だけ来てやることをやったらさようなら、ではなく、何のために自分は勉強しているのかを明確に自覚して、生活サイクルの中に学習塾で過ごす時間をシステマチックに組み込む。ACSアカデミーは改めてそういうことを提案いたします。

 


 

 

 

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理念はシンプル。ごちゃごちゃ言わない!

2011-02-27 00:52:19 | 学習塾・勉強の仕方

ACSアカデミーの運営理念はこうです。

 

内申アップと実戦力の確立

 

どういうことでしょうか。

 

高校受験を例に、これについて少し詳しく書きます。

 

内申アップをすることこれが実現されることがすなわち高校受験のレースへの参加資格です。これ抜きに頑張ることは、次の一点を除いてはありません。

 

それが「実戦力の確立」です

 

まず、「内申アップ」から説明します。

 

内申、つまり通信簿或いは成績表は、平素の学習態度(意欲や関心などといった名称で表されます)や定期テストなどの結果を基にこれが出されます。

 

評価の対象や基準が分かっているのですから、後はそれを意識し、それを目指して具体的な行動を積み重ねていけばよいのです。

 

もしも今内申がよくないという人がいましたら、これらのどれかに問題や障害があるのでであって、それを見つけ出し(大抵は自分自身が一番よく知っているはずですが)、それを改善するか解消すれば、それだけでもう内申アップのきっかけを掴み、そのスタート地点に立ったも同然です。

 

しかしながら、それを分かっていながら出来ないから始末が悪い。

 

子供というのは、往々にしてやるべきことを知りながらこれをやらない理由をあれこれ並べ立ててはその場を誤魔化し続けるものです。

 

ACSアカデミーは、これに直接手を突っ込んで問題を解決します。そして具体的なアクションを子供たち自身の中に起こさせます。

 

もうひとつ「実戦力の確立」。「実践」ではありません。「実戦」です

 

実践、つまり具体的な行動などは言うまでもありません。取り上げるまでも無い言葉です。

 

実戦力とは、すなわち外での試験で得点する力です。学校内の定期テストや単元テストではありません。

 

 

高校入試では、それまで学んだ全ての単元がテスト対象になります。範囲指定などありません。

 

これに勝つための実際の力、これが実戦力です。

しかも「確立」です。 「養成」や「醸成」ではありません。

 

実戦力は、これが確立されて初めて役立つものであって、ですからACSアカデミーは、上記の「内申アップのための具体的で役立つ行動」(←学校内での成績)と、外の試験、いわば対外試合で勝つための実力・実戦力の確立(←受験で合格すること)の二つを愚直に追求します。

 

 

ここのところ、このブログの中で個別指導塾の選び方などについて書いていますが、それらは今ここに書いた具体的戦略を実現に向けて推し進めるための戦術に過ぎません。

 

極端に言えば、個別がどう、授業料がどうといったことだけをさも大事に口にして、それで仕事をしているような気になる、そのくせ目指しているものが受験なのか補習なのか分からない塾にならないよう、この部分を常に肝に命じて日々邁進しております。

 

 


 

 

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8分間の個別?

2011-02-26 13:22:01 | 学習塾・勉強の仕方

第三弾。

個別指導塾とは何なのか、どういう個別指導塾を選ぶか、選ばないかについてを前回前々回に書いてきました。

 

ところで、実際には完全マンツーマンではない、講師1名対生徒複数の指導形式の個別指導塾は少なくありません。

 

それでも、そういう授業形式であることをしっかりと説明され、それを納得した後であれば問題はありません(それがないままマンツーマンシステムです、などと偽るようならもはや論外です)。

 

常識で考えれば、講師1名対生徒10名などはもはやこれを個別などと言うのは無理がありますよね。

巡回方式で授業する場合、単純に考えて講師1名対生徒10名では、100分間の授業時間で見てもらえる時間はたった10分間しかないことになります。授業時間が80分なら8分、60分なら一人当たりたった6分しか自分の授業時間はありません。

 

6分間の個別指導」「8分間の個別指導」です。

スーパーマンでもこれだけの時間の中であれもこれも教えることは不可能です。

 

では、他の時間、例えば80-8分=72分は何をしているかといえば、「問題を解く」「問題を解くために考える時間」であって、これを正確に言えば「個別指導時間」ではなく、「自学の時間」ではないでしょうか。

 

勿論、勉強するということは一直線に答えを得るのではなく、そこに至る「考える時間」が欠かせず、その為に生じる時間は必ず伴う必要なものです。

 

しかし、だからといって、80分中の72分をそれに充てる形式の授業が果たして個別指導と言い切れるかどうか、これは大いに考えるべきポイントだと思います。

 

ACSアカデミーでは、この「考える時間の確保」と「教える時間の確保」の両立を図るため、ここで行う授業形式の基本は、11の他は講師1名対生徒2名の形式に限定しております。個別指導ということでは、このあたりが限度であると考えます。

 

 


 

 

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名前だけの個別?

2011-02-25 16:00:30 | 学習塾・勉強の仕方

 

 

前回の続きです。

 

そういうわけですので、その中身を細かく確かめないまま、単に個別指導を謳った塾であるというだけで選んだのでは、その後「こんなはずじゃなかった」ということが少なくないということです。

 

保護者の方、あるいは子供自身が個別という名称にどんなイメージを抱いているかは様々かと思いますが、失敗しないため、「こんなはずじゃなかった」と言うことにならないために、入会説明時には次のような点を直接確認するとよいでしょう。

 

 授業は講師1名対生徒1名なのか

   或いは上に関してはいろいろなパターンがあるのかどうか

  仮に1対複数の場合、何をもって「個別指導」というのか

   授業形式以外に、何をもって個別と言うか

 

 

 

これらを一言でまとめると

単に一人の講師が一人の生徒を教えるだけのことを「個別指導」というのかYes or No に関わってきます。

 

結論を言えば、これは個別であって個別でないといえるでしょう。

ここで原理主義的に個別指導を定義すれば、

 

指導形式

 成績管理

 

の両方をどこまでも細分化して個人別にこれを推し進めながら個別の目標達成を図ること

 

であると思います。

 

正直な話、これは極めて難しい話であって、こうした原理原則に則って個別指導を追求していくことは、そこにかかる諸々の手間を考えると、時間や費用などの面で大変になっていくでしょう。

 

それでも構わないから、うちはやはりそういう路線を選びます、という場合にはそうされるとよく、このときは問題が無いと思いますが、そこまでのものをお求めにならない場合に、ではどのあたりまで個別或いは個別「的」要素を取り入れた指導であればようかという、ここから先はある程度選択の問題になってきます。

 

こうした様々なポイントや要素をどのように考え、どうやったら最も確実性の高い目標達成への道を辿っていかれるかについて、その方法や手段の選択です。

 

卑しくも個別指導を標榜する学習塾であるなら、個別というネームが与えかねない誤解をしっかりとした言葉で保護者の方にお伝えし、そこで行っている個別指導の形態を明確にすることが欠かせません。もしもそれを怠って、大した意味もない個別のネーミングだけで押し通そうというのなら、保護者の方は高く張ったアンテナでそれを察知して熟考されることです。

 


 

 

 

 

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選んではいけない塾 その①

2011-02-24 12:40:10 | 学習塾・勉強の仕方

 

個別指導の学習塾はいまやあまりにもその数が多く、「町を歩けば個別塾の当たる」観すらありますが、多くの保護者の方は「では一体個別指導塾って何?」と尋ねられたら「?」という状態になるのではないかと思います。 

 

そこにあるのは、せいぜいが「集団塾ではない形」とか「11で教えてくれる塾」程度なのではないかと思います。

 

ところが、これが全く違うんですよね。

 

確かに11で教えています、ですから個別塾です、とでも言いたげな塾は少なくありませんが、心ある個別指導塾の経営者はそんな認識で塾を経営してはいません。

 

先日、静岡県のとある個別指導学習塾の経営者と話をする機会がありまして、その経緯から、また別の個別指導塾経営者の日ごろの経営方針について、その言葉を見る(読む)機会がありました。

 

お二方とも、その表現方法は異なりますが、言わんとする事の内容は共通していまして、要するに個別指導の学習塾(の使命)は、そこに通う生徒ひとり一人の学習指導の形式、方針、方法、管理などの全てにおいて完全な個別対応をしつつ各自の目標到達を目指して歩んでいくことであって、単に11で授業をするからそれで個別塾ですなどというような安直なものでは決して無い、というものです。

 

改めて、私自身も強く共感致しました。

 

私達ACSアカデミーの目指しているものがまさにそうであるからという事と、最近「そういう方向とは全く異なる個別指導塾」の話を、ほかならぬ保護者の方からたびたび聞かされていたからです。

 

 

 

次回に続きます。

 


 

 

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発表前の今、受験生がしておくべき準備

2011-02-23 13:18:34 | 学習塾・勉強の仕方

後期選抜の合否発表を前にそわそわする受験生たちです。

通っている中学校では毎年恒例の卒業ディズニーシー旅行がありますが、発表までは心底から楽しむのは少し難しいかもしれませんね。

 

金曜日の発表。

私は受験者全員の合格を信じています。そう言いきれるだけのことをやってきました。

受験生たちは、私や講師たち、そして家庭で保護者に尻を叩かれつつ、睡眠時間を削って頑張ってきました。堂々と合格を信じられるだけのことをやってきたという自負があります。

 

しかし、です。

しかし、試験はみずもの。「これが正解」と信じて書き込んだ答えが、緊張のあまり考えとは違えて書いてしまうこともあったかもしれません。

 

そうした不測の事態、或いはケアレスミスもあったかもしれないことを思うと、万が一のことも一応は考えておくことは普通にやっておくべきことです。

 

そして、今の時点では全く流動的ではありますが、毎年合否発表の後で公立高校の二次募集がいくつかの高校で行われます。

 

今年もあるかもしれません。

受験生たちはここに至るまでに全員が私立高校の併願で合格切符を手にしていますが、こういう制度(二次募集)がある限り、そして「どうしても公立高校を狙いたい」とお考えの場合には、今この瞬間はそれに向けて準備しておくべきであると思います。

 

試験が終わったから気が抜けた、とか、発表を前にただただ不安を訴えるのではなく。

次回、何年か前の当塾の受験生で実際に、この制度で見事に合格を勝ち取った実例もありますよ。

 

 


 

 

 

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学校外の担任

2011-02-22 18:09:32 | 学習塾・勉強の仕方

 

 

学校至上主義という意味ではありませんが、子供たちが通う先が学校であること、日中の主たる生活の場がそこであって、テストを受けたり、その他諸々の点について成績評価をされ、そして上の学校に繋がっていくという場が学校である限り、私たちは子供たちがまずそこで健康的に過ごしていかれることを考えなければいけません。

 

しかし、それにも関わらず、人間関係の問題でどうにもそこでの生活が上手く行かない、或いはもっとはっきりいえば、そこでの生活が辛いというような場合もあります。

 

それを学習塾という、いわば民間教育機関を上手く活用することで改善または解決できることがあります。

 

 

今、ACSに通っているある小学校5年生の女の子は、どうも担任の先生との間の波長が会わず、非常に苦労しています。担任の先生はまだ若く、今年初めて担任を持った独身の女性ですが、何事にも一生懸命である反面、自分の方針を貫くことに頑なであって、それが生徒との接し方にも現れてしまうのだそうです。

 

それが嵩じると、生徒たちの一つ一つの言動をあげつらうかのような態度になってしまうので(少なくとも、当の子供たちはそう感じているらしい)、今では子供たちのほうが「先生に叱られまい」「先生を怒らせまい」という意識が先立って萎縮してしまっているといいます。

 

勿論、先生の方はそれなりの理論と信念があって毎日の指導に当たっているのでしょうが、現実問題として一人の生徒の心の中に大きなしこりが出来てしまっているという事実は残ります。

 

そういう彼女(子供)とその保護者ですので、学習塾(ACSアカデミー)に求められるものは、単に学習指導だけではなく、大人との接し方といった面も含めたものであるようです。

 

つまり、大人がみんな同じ性格ではなく、であれば子供たちとの接し方も多様であって、過度に神経質にならなくても話もできれば勉強だっておしえてくれる、或いは勉強以外のことだって話を聞いてくれるのだということを10歳の子供に教えたいと、そういうことなのです。

 

こういうことは、実は決して珍しいことではなく、これまでにも同じようなニーズを持っておいでになられた方は結構いました。

 

大抵は特定の講師を気に入ってくれて、いわば「学校外の担任」的な位置付けにしてくれていました。

 

 個別指導学習塾は、そのネームから、単に個別に勉強を教えてくれるだけのところのように感じさせるかもしれませんが、実はそうではなく、むしろ子供達の心全体に占める個別対応の重みの部分のほうがはるかに重要であるのだと私は思います。

 


 

 

 

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生徒たちの姿勢

2011-02-21 21:55:12 | 学習塾・勉強の仕方

 

 

ACSに通う生徒の在籍期間は皆さんとても長く、小学校低学年から高校卒業までという、まさにここが生活の一つの拠点になっていると言ってもよい生徒もいます。

 

長く在籍しているということは、それだけここでの勉強のスタイルが身についているということでもあり(それが馴染まない子は長く続きませんが、それはそれで仕方ないことです)、それが比較的厳しい物であることを思うと、彼らの中に根付いたそういう癖は、前向きに捉えて評価してよいのだと思います。

 

そのスタイルの一つに、「常に全力を尽くせ」「常にベストを尽くせ」というのがあります。

例えば、この前後期選抜を終えた中3の受験生たちに対しては、合否の発表前だからといって授業の手を抜くな、と言っています。

 

そうはいっても、長い間の緊張過多解放された受験生ですから、少しは息抜きしたくなる気も分からないではありません。それでも、一旦塾の教室に入ってきたら、そこから先の時間は生き抜き気分は一掃してもらいます。

 

ですから、今日もここにやってきた彼らは、いざ授業が始まるや、受験前の表情と全く同じ顔つきで真剣勝負(講師対生徒の緊張関係をACSではこう呼んでいます)に臨んでいました。

 

そうすることがここでのルールだということを、長い期間ここで過ごしてきた彼ら自信がよく承知しているからこその態度であって、そういう姿を見るにつけ、一見厳しそうな顔つきの私ですが、実は内心「よしよし」と思っているというわけです。

 

 


 

 

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ACSの新導入学習システム

2011-02-20 19:45:42 | 学習塾・勉強の仕方

「パソコンを使った自立学習システム」に注目が集まっています。

 

これは、個別指導型の学習システムの一形態ですが、従来の「人間対人間」という、いわばマンパワーと深くリンクしたやり方で得られる学習効果を効率的に高めていくために、この手法をそれに上手く絡ませて、質的な面からサポートするのには極めて有効なやり方です。 

 

詳しくは別途お尋ね頂きたいのですが、問題を解いていく際に、子供たちが講師から教えられた解法を自らの中に定着させ、それだけではなく、それを用いてより応用力を高めていくために必要な自立学習面の補強を隙間なく埋めていく上で、今最も役立つ度合いの高いメソッドとでも定義できるでしょうか。 

 

勿論、マンパワーでなければできないことはありますし、必要なときにいつでもそれが発動されることを前提にした指導システムが必要です。

でも、それで満足しきってしまうのなら、少なくともそこから先、前進はありませんよね。

 

人間の頭は、その気になれば無限に進歩改良を行っていく能力がありますから、こと子供たちの学習効果の向上に関しては、私たちはこの能力を常に発揮してより前を、より上を目指して進んで行くべきだと思います。

 

ACSは、新年度より、このシステムを導入いたします。

 

 

これにより、子供たちの学習の量が格段に増していくでしょう。それと同時に、子供たち自身の中に、今までは知らなかった勉強への取り組みの仕方と、そこから得られる新鮮な「分かったぞ!」という感動が確実に芽生えて行くと思います。

 

 

 

是非、ご期待ください!

 


 

 

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後悔するな!

2011-02-19 15:13:05 | 学習塾・勉強の仕方

 

一昨日の後期選抜を終えて、今受験生たちは表面上平静を装いつつ発表を心待ちにする子、あからさまに不安を口にする子など、様々なパターンが混在し、教室の中は独特の雰囲気に満ちています。

 

先輩生徒、つまり今高校生の子達は「試験、どうだった?」などと受験生に聞き、「来年お前が後輩で来るのかあ」などといって笑顔で健闘を称えてもいます。

 

そんな受験生たちが異口同音に言うことがあります。

それをもっとも正直に言った、ある中堅高校を受けた某中学の生徒。

 

 

「二年生の時、あれだけ先生たちに言われたのに『入試なんかまだまだ先』と思ってちっともまじめにやらなかったのが悔やまれる。『こんなことじゃ必ず試験の時になって公開するぞ』って言われた事すらまじめに受け留められなかった自分の愚かさを感じて歯軋りする思い」

 

実際、彼の場合、2年生の内申が不足して、本来彼や親が志望していた県立高校は受けられず、1ランク下げての受験になりました。

 

彼自身が漸くその力を発揮しだしたのは、彼も言うとおり本当に遅い時期であって、学校からは半分さじを投げられるかのような対応をされていたようで、それが余計に彼のやる気を削いでも居たようです(勿論誰よりも彼自身に責任があるのですが)。

 

受験直前には、彼の得点力は、内申点さえ確保できていたら、県内上位高、例えば七里ガ浜や松陽高校の合格レベルにも達していたことを考えると、実に勿体無いことではありますよね。

 

それはそれとして、自分が進む道、進む高校でベストを尽くし、来る大学受験の時には、今度こそ後悔しない自分でありたい、そういうことを自分の経験を踏まえ、心から後輩たちに伝えたいと思っている、そんな風に言う彼は、その意味においてこの受験で大いに成長したのかもしれません。

 

 

しかし、それでも私は声を大にして言いたいです。

 

「君たちが後悔することが分かっているから、われわれは煩がられても煩がられても『やれ』と言うんだ」

 

毎年、そういう私たちの声を正面から受け止めて真摯に勉強に取り組む子達が多い反面、時々見られる『そのときはまだ気づいてくれない子』、新年度はこれをゼロにしたいと、そう強く思っています。

 

勿論、これは学習塾だけでできることではなく、保護者の方のご理解とご協力を心からお願いする次第です。

 


 

 

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受験は目的の一つでしかありません

2011-02-18 18:12:45 | 学習塾・勉強の仕方

燃えに燃え、詰めに詰めてきた勉強の結晶をぶつけ、その成果を試す高校入試(後期選抜)が昨日行われ、昨日の夜、教室にやってきた受験生たちは、誰もがある種の脱力感を顔に浮かべていました。

 

これから1週間、合否を気にしつつ落ち着かない日々を過ごす彼らですが、自己採点結果などを持ち寄っては友人同士の話題に興じている様子からは、やるべき事をやったという満足感も同時にうかがうことができました。

 

そんな彼らの口から共通して利かれた言葉に「ここで勉強したこと、『これが出題されるよ』と言われて集中して勉強したところが、その通りに沢山出た」というものがありました。

 

ACSは受験指導塾ですから、ここでは常に試験に合格することを最大の目的にした番強を積み重ねていますので、そういう言葉は当然といえなくもないのですが、しかし、それだけで満足したのでは少しさびしいですよね。

 

受験指導塾と言っても、いわゆるヤマを張って試験問題の攻略を図るというような安直なやり方では、小手先のテクニックは養えても、知識の厚さ、奥深さ、幅広さ、応用力などは養えません。

 

ACSアカデミーに受験指導というのは、あくまでそうした厚みを持った学習指導の先端に据えたものが受験であるという意味であって、ここで積み上げていただいた学力の多くの部分は受験以外の分野でも十分に役立つものです。

 

 


 

 

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指導する事と問題を解く事を同時に行う

2011-02-17 21:56:26 | 学習塾・勉強の仕方

勉強が上手く行く、言葉を変えれば「やった分にある程度以上比例して理解が進む」→「理解が進むからテストで点を取れる」という道筋を辿るためには、そこに必ず自助努力の部分が伴わなければなりません。

 

自助努力とは、この場合「問題を解く」というのが多くの部分を占めます。

考え方やとき方は最低限(学習塾ではそれ以上に)学校で教えて貰いますが、それで分かった気になっていたのでは進歩はありません。

 

しかし、学習塾という場だけを考えても、そこで無尽蔵に問題を解く時間があるわけでは勿論ありません。

 

そこで効率的な学習をするためには、「教わること」と「問題を解くこと」が同時平行的に行われ、しかもそれが相互にリンクして成果を上げていかなくてはなりません。

 

費用を度外視すれば、いつでもそこでもそういうこともまた可能かもしれませんが、そうではない場合、極力これをリーズナブルな授業料体系の中で行うには、余程しっかりしたシステムが組まれていることと、それに加えて、そのシステムを有機的に運用して生徒を引っ張っていくマンパワーが必要です。

 

ACSアカデミーの新年度のカリキュラムは、まさにこれを実現することを目指したものです。

近々サイトに詳細をアップすると共に、近隣地区に向けて折り込み配布してご案内いたします。

 


 

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新年度授業形式の一部につきまして

2011-02-16 12:28:00 | 学習塾・勉強の仕方

最初は手取り足取り教えないとなかなか勉強できなかった、というよりも、やり方すら知らないし,知ろうとはしなかった子供たちが、次第にその域を脱して上向いてきます。 

 

しかし、性格的なものや、或いは環境的なものの制約からでしょうか.そこから先にはまた目に見えない壁が待っている、ということも少なくありません。 

 

そういう時も講師がつきっきりでまた手取り足取りやっていかれればよいのかもしれませんが、それでは進歩が無いし、第一いつまでも完全個別でそういうスタイルの勉強をしていたのでは、授業料が嵩むばかりです。 

 

そこで、ACSアカデミーでは、新年度からそれらの問題(自立学習を図りつつ授業料軽減を図る)ために、パソコンを使った自立学習システムを併用していくことと致しました。

 

パソコンといっても、人間が機械に向かって無機質に黙々と勉強するのではありません。そんなものでしたら、ソフトを買ってきて自宅ででもできますよね。

 

そうではないポイントが幾つもここにはあります。

 

まず、パソコンに組み込まれた学習システム自体におそらく今最も先を行く双方向学習の思想がこめられています。ここには無機質なものはまずありません。

 

何故このシステムを併用するかといいますと、そこにある最大の理由は、上にも書いた「自立学習の実践と継続・積み重ね」があります。

 

講師が解説し、知識として頭に入ったものや問題を解く力も、それを反復練習したり、あるレベルのものをクリアできたら、そこから先のレベルへ自ら踏み出していこうという意欲と行動が伴わなければ、結局はその場に留まっているだけで終わってしまいます。

 

このシステムは、それをまさにシステマチックに打開していくためのものです。

生徒はこれによって、人間と向き合うようにして問題処理能力を養っていくことになります。それが出来ます。

 

  

問題解決能力を高めていくことができれば、自然に点数をゲットする力が高まっていくのと同じですし、その先には成績向上という成果が待っています。

 

そして、そこには必ず講師が控えておりますので、その講師の適宜適切なアドバイスや軌道修正が常に図られる環境となっており、生徒はどうしても分からないことなどについては、リアルタイムで質問し、その場で回答を得ることが出来ます。

 

 

そして、同時に重要なことは、このシステム併用の授業形式が、かなりリーズナブルな授業料で実現できることです。

 

詳細は近日中にサイトにアップ致しますので、是非ご参照いただければと存じます。

 

 

早くお知りになりたいとお考えの方は、フリーダイヤル0120-513-955 にてお問い合わせいただければ幸いです。

 

 


 

 

 

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学習塾選びのポイント

2011-02-15 17:46:35 | 学習塾・勉強の仕方

個別指導塾が栄えだしたのはもうかなり昔のことですが、それから今に至るまで、同じ個別でも様々な工夫がなされ、今では実に多彩なバリエーションがそこには見て取れます。

 

「個別」というからには、講師と生徒が1対で向き合って授業をするというのが一般的なイメージでしょうが、実際はさにあらず、講師1名対生徒複数という方が今ではむしろ一般的であるように思えます。

 

周辺のとある塾では、講師1名対生徒10名なんていう猛者もあるほどで、それのどこが個別なのかと思いますが、同じ疑問をある保護者が抱いて、そのまま経営者に尋ねたのだそうです。

 

すると、そこで得られた答えは「1対1ですよ。1対1×10組の個別」という、なんだか禅問答みたいな、しかしよく考えれば馬鹿にされているんじゃないのかと感じるようなものだったとか。

 

青と黄色の看板で全国的に有名な個別指導塾は、同じく講師1名に生徒3名くらいの「個別」だそうで、しかしこれは上に書いたパターンの授業形式ではなく、講師が生徒の机の間を巡回して指導するのだそうです。

 

こう書くと、なんだかこれらに問題があるような印象を与えてしまうかもしれませんが、そうではありません。

 

授業形式だけで全てが判断できるということは無く、それ以外にも、使用する教材や授業料などといった要素を十分の踏まえて考えることが重要です。

 

一般に完全個別『1対1』は、授業料がどうしても割高になりがちです。

しかし、他の生徒の存在を完全に遮断して授業を受けたいという前提がもしもそこにあるのなら、授業料の高さはそれを確保するためのものですので、致し方ないと思います。

そうではなくて、一斉授業では駄目、出来れば個別「的」授業で勉強したいというだけであるなら、完全個別に比べて割安な授業料で授業を受けられるメリットを享受すればよいということでしょう。

 

学習塾を構成するこうした様々な要素のどれに着目すべきなのかが、後の満足度、もっと言えば成功するか失敗するかの別れ道の一つになるのだと思います。

 

 


 

 

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