高校受験を迎える現中3生の皆さんの、いわゆる受験勉強ですが、例年他学年生とは別の授業日程を組む他に、夏休みにおける集中的な季節講習を実施しています。
ここでは、夏前までの各自の苦手科目、苦手単元の中身濃い復習をするほかに、例年であれば9月初めに行われる前期末試験対策もこれに盛り込んで、更に、秋の早い時期から始める高校入試の過去問解析(←これ、極めて重要です)の準備も行います。
しかし、今年はどうでしょうか。
コロナの影響がこれからの学校スケジュールにどういう形で現れてくるかもまだ正確なことがわかりません。
学校行事の中には、体育祭、文化祭、修学旅行などといった大事なものがたくさんありますし、部活動もあるでしょうが、これらが果たして全面的に実施されるものなのかどうか。
しかし、わからないからといって手をこまねいているわけには勿論いきません。
私たちは、まず受験生の夏期講習について、これを例年に倣ったスケジュールではなく、6月7月の平常月のレギュラー授業の時間割のあいているところに入れて、上に書き出した「本来ここでやっておくべきこと」を粛々と進めていきます。
来週から、これに関する個別面談を始めます。
ご質問がございましたら、こちらからどうぞ。
自粛ムードに少々疲れていたのでその解消と、多少の用事とがあって、昨日午後、車で伊勢原市まで出かけました。
我が家は鎌倉市ですので、伊勢原まで約1時間のドライブ。
途中丹沢山塊が青々と見え、気分も爽快に走っていたのですが、用事を済ませて帰宅の途につき、次第に車が湘南に近づくにつれ、渋滞が酷くなってきました。
見れば地元ナンバーに混じって結構遠方からの来訪者ナンバーが見て取れ「ははあ、これがニュースなどで言われている『緩みからくる湘南の混雑』かなあ」と。
こんなんでまた感染者増にならなければよいのですが。
ところで、今年の受験生たちの置かれている状況を考えると、今後あれやこれや対策を打っていかないと来年の受験本番では絶対に大変なことになるぞという、そんな危機感でいっぱいです。勿論既に重厚な対策の数々を組み立てております。
今週、この対策第一弾について、受験生と保護者様あて一斉手紙をお送りする予定です。
神奈川県は流石に人口の多さからすぐには動けないようですが、ニュースなどによれば幾つかの県で緊急事態宣言解除の動きがあるようですね 。
子供たちの気持ちの中にもそうした動きのことが影響して いるのでしょうか、昨日あたりも「もうすぐ学校が始まるんだよ」などと嬉しそうに言う子がちらほらいました。
今、教室では変わらずスカイプなどを用いたオンライン授業を行うと同時に、様々な事情や要望で、「どうしても対面授業でお願いします」という、主に小学生の授業を行っています。
そこでは、この間の遅れがち(であろう)学校の授業の単元学習を中心に行っていますが、感じることは、子供たちの心の中に、何かを学ぶことへの本能的ともいえる渇望が強いという現実です。
はじめは「学校が休みだと友達に会えない~つまらない」などと言っていた子供たちが、最近ではそういう発言よりも、何々がよくわからない、とか、何々を食え鷲九教えてください、などといった勉強に関する前向きな言葉を発することが多くなってきました。これは、とても良いことですよね。
実際、教室の中での彼らは、以前にはあま見られなかった前向きなところを日々行動で見せてくれています。我々も更にリキを入れてこれに臨んでいます。
緊急事態宣言の延長を受けて、当会も当面5月中はオンライン授業の併用を継続しています。
当会は営業休止条件には入っていませんが、受験生など、ナーバスにならざるを得ない生徒層は特にこのオンライン授業を積極的に活用しています。
しかし正直なところ、塾の勉強以外の生徒自身の自学の蓄積が足りておらず、この3か月間の学校の休みが今後どういう形で 影響して くるか、目下慎重に検討をしているところです。
具体的には、たとえば夏休みの期間を大幅に短縮して、そこで休耕期間中の授業を詰め込むなどが容易に考えられますが、部活動その他もあることですし、これで全てが解決できるわけではないでしょう。
今は色々な動きを慎重に予測・検討して、どういうケースにも対応できる準備を整えておくことが大切と思います。