新年度を迎えるに当たって

2010-03-31 17:35:54 | 日記
明日から4月、新年度の始まりですね。

小学5年生は、小学校全期間を通じて最も間暗部単元が集中した1年の始まりにつき、心してこれに臨む事です。

6年生は、これまでの学習単元の中から苦手の部分を総て修復しつつ、この学年で新たに学ぶ項目をも取りこぼすことなく、また苦手化してしまうことなく理解を深めて来年の中学校入学に備えなければいけません。


中学1年生は、特に数学と英語で波に乗り、今年度以降これらの科目をお荷物化することのないよう覚悟を決めて取り組みましょう。ここで波に乗れれば中学の3年間は比較的楽に学んでいくことが出来ますが、そうでない場合、中学のみならず、高校に入って以降も多分に苦労することになります。

2年生は、高校入試の為の内申点算出の学年であることを心にしっかり留め置いて、授業態度や提出物、或いは部活動や課外の活動まで広範囲に気を配り、且つ情熱を込めて1年を送りましょう。このうち、特に定期テストを中心とした成績ゲットはACSでしっかり面倒を見させて頂きます。

3年生は、言わずと知れた高校受験生。

内申算出の対象となる期間は実質約8ヶ月ですが、この間はとにかく死に物狂いで勉強に取り組むことです。と国公立高校の入試は年毎に厳しくなっていますから、一致気でも気を抜くことのないよう、引き締めていきましょう。

私立中受験生のうち、6年生は8月までに総ての単元を終了して9月以降の過去問対策に備えなければいけません。

同じく、5年生4年生も、この年度でしか出来ないこと、この年度でやらなければならないことを確実にやり遂げておくことが大切です。

高校生の皆さんは、流石に自分の置かれた位置や、やるべきことをよく承知していることと思います。

いずれもACSで総てをしっかり支え、応援して参ります。




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塾の使い方

2010-03-30 17:20:48 | 日記
平均的な塾生の平均的な授業プランは、1回80分ないし100分×週2回の通塾ですが、折角塾に入って勉強するのであれば、それだけで満足せず、次のような使い方をされたらどうですか、というお勧めをしています。

●例えば、毎回の授業よりも早めに来て自習する。

●その際、授業でとっていない科目の勉強もする。

●授業終了後は居残りをして、その日に出された宿題を終わらせたり、学校の宿題その他の提出物をここで仕上げてから帰る。


教室でこういう習慣を付けることで、これまでの経験では殆どの生徒がその基礎力を向上させて行きました。

勉強すること、その結果として学力が上がること、成績が上がることに、即席の方法はありません。

このような、一見目立たない小さな習慣に伴ってコツコツと積み上げる努力こそが、回り道のようで、実は成功への最も確実な道であるといえます。



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「初めが悪くても」とは

2010-03-29 14:57:44 | 日記
あまりにも有名な言葉なので、書くのも気恥ずかしいですが、「はじめよければ総て良し」という言葉があります。

特に解説など要らないくらい有名な言葉ですよね。

その昔、「巨人の星」という、これまた有名な漫画がありました。

その中で、主人公星飛雄馬の父親である一徹氏が言う台詞にこんなものがありました。

「はじめ悪くて終わり良し」


その一徹氏によると、はじめに良くなかったことが、それが終わるときに良くなっていてこそ、そこに努力の跡があり、そして進歩があるのだと。


学習塾の仕事をしていると、日々これの連続であると実感します。

はじめは何がなんだかわからない、或いはそこまで苦手でなくても、科目の理解に問題があるような場合でも、生徒と塾側とが一緒になって努力を積んでいくことで、次期の早い遅いはあっても、必ず良い結果を得るまでになるということ。

まさに「はじめ悪くて終わり良し」ですよね。



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「三つのポイント」とは

2010-03-27 09:59:21 | 日記
勉強が苦手な子には、苦手なだけの理由があるものです。

学習塾に来られるお子さんには様々なタイプがあって、初めから何の苦手も無く、言わばプラスの状態、悪くてもゼロからの出発をすることの出来るタイプと、それとは反対に、様々な理由や事情を抱えて、言ってみればマイナスの状態から出発しなければならない子もいます。

そして、肝心なことは、そのマイナスがなんに起因しうるものなのかをよく見極めた上で如何に適切な手段を講じるかであって、それ如何でマイナスをプラスに転じるのに必要な時間が違ってきます。

当然、そこにはスピードも必要になってきます。

或る問題に対して策を講じる場合、それが成功するか否かの分かれ目、或いは、如何に早く成功するかといったことは、

①何を

②いつ

③どのように


行ったかという、最低でも三つの要素が上手くかみ合っていることが大変重要になってきます。

それ抜きに、例えば闇雲にしりを叩いたりするばかりであったり、講じる策自体があっちへいったりこっちへきたりといった二転三転するようであっては、効果の程は期待できにくいでしょうし、そういうことでは、何よりも子ども自身がやる気を持ってくれないでしょうね。



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「子供がゆるむ」とは

2010-03-26 13:14:59 | 日記
春休みに入りました。

毎年のことですが、この時期は子供たちの気持ちから緊張感が消え、多くがそれまでまがりなりにも続けてきたコンスタントな勉強を放り出してしまいがちです。

極めてもったいないことです。

これまでここでも何度か書いてきましたが、勉強というのはコンスタントに行うことで初めて効果が現れてくるものであって、このように「やったりやらなかったり」では決して思うような効果は現れません。

気持ちは分からなくもないとはいえ、大人としてはそういうのは簡単でも、決して口に出して言ってはならず、ここはあくまで子供たちにこのことを言い続けて行くべきであると思います。

なんといっても、殆どの子供たちは、まだ論理的に物事を考えていくことはできず、多くは感情に流されて日々生きているのですからね。




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「勉強にインスタントは無い」とは

2010-03-25 15:55:13 | 日記
学習塾で子供達と接していて思うことの一つに、「何故そんなにすぐに結果が出せると思うのか」ということがあります。

植物だって種を植えてから芽が出て成長し、花を開く果実を実らせるまでに相当の日数がかかるのに、相手が人間、しかもその時点ではよくわかっていないからこそ様々なことを教えていくのに、勉強を教えたら即効果が現れるなどと、一体どうしてそう思えるのかが不思議です。

勿論、大多数の保護者の方、或いは生徒自身も、そんな短兵急に結果を求めることはしませんし、そこには払うべき努力の質と量、そして実りの季節になるまでそれを待つという時間的な忍耐が伴うのだということをよく知っているからなのでしょう。

それでも、敢えてそれでも、と書きますが、そうして今すぐにでも結果を出せと催促してくる方が現実にいて、そういう時には途方に暮れてしまうのです。

世の中には多様な価値観がありますから、中にはそういう時間軸や方法論の中で生きておられる方もあるのでしょう。

しかし、こと勉強に関して言えば、インスタント食品のようなわけには絶対に行きません。

よしんば暗記物などの小テストで良い点を取ったからと言って、それが総てに通用するものでは決してありません。

勉強と言うものは、目新しさを感じさせる学習方法があったといっても、基本的な部分で「インスタント」或いは「機械的」な上達法など決してありはせず、従って、今日学習塾に入って明日のテストでよい点を取り、その後も無条件にそれが継続するなどということはほぼありえません。

そして、そこにこそ学習塾の力が試され、真価が問われる場があるのだと思います。




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生物の勉強方法

2010-03-24 17:09:22 | 日記


生物は物理と違って計算が中心ではなく、生きるために不可欠な反応や物質など、暗記が中心となってきます。(化学は計算、暗記半分くらい)


そのために、いろいろな名称・構造やしくみなどを覚えなければいけないのですが、興味がないと覚えるのにも無理があるので、そういう時は、身の回りの現象などと関連付けて考えると興味を持ちやすいと思います。(例えば、何故ナメクジに塩をかけるとしぼむのか)


暗記する時は、教科書に図や表なども載っていると思うので、英単語のようにただ言葉だけを覚えるのではなく、図や表も合わせて見ると覚えやすいでしょう。

また、覚える際、その単元の知識が曖昧なうちに次の情報が入ってくるといろいろ混ざってしまうので、1つの単元を完全に覚えてから次の単元に進むようにしましょう。

生物は学習する範囲がヒトのことだけではなく、植物までと幅広いので、自分の好きな単元が見つかると思います。

まずは自分の好きな、得意な単元から頑張って学習していくようにしましょう。

また生物、物理、化学というのは全く別の教科というわけではないので、生物に物理、化学の内容も出てきます。

ですから物理・化学もしっかりと学習することで生物の理解度も上がっていきます。
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やっぱり最初が肝心、とは

2010-03-24 03:28:37 | 日記
塾選びの際は、電話などでの問い合わせだけで済ませずに、必ず教室まで足を運んでください。

そうしなければ見えないものがあります。

そうすれば見えてくるものが沢山あります。

そして、教室に於いて、その担当者から塾のシステムその他の説明を受け、疑問点を沢山浴びせた後、責任者と面談の場を設けて、保護者の方並びにお子さんが何を塾に求めているか、塾は何をもってそれを実現していくかということをたっぷりと時間を取ってディスカスしてください。

その際、責任者は、何が可能で何がそうでないかを含め、真摯に向き合ってお話致します。

特に、お子さんが受験生である場合、あるいは期限を設けて特定のレベルまでどうしても力をつけたい希望をお持ちの場合は、このような面談の場を設けることは必須の工程となります。

それを経た上で取り組んで頂く場合と、そのあたりを省略或いは軽んじてその先に進んでしまった場合とでは、いくつかの場面やポイントで、それをスムーズに処理して通過できるか否かの違いがあるかもしれません。

初めよければ全て良し、と言いますよね。



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教材選びと個別指導の関係とは

2010-03-23 00:52:52 | 日記
5月に漢検が行われます。

ACSの教室は受検会場でもありますので、塾生たちの多くは慣れ親しんだ教室で各々受検します。

今日、親中3生たちが何人かまとまって受検の申し込みに来ました。

その際、「先生、それまでどういう勉強をすればよいでしょうか。教材は何を選べばよいでしょうか」と訊いてきましたので、私はそれぞれの個性や生活リズムを勘案し、「あなたはこれ」「君はこっち」というように、それぞれ具体的なアドバイスをしました。

手前味噌ですが、このように、検定などで使用すべき教材なども、通り一遍の指示で済ませないあたりは、やはり個別指導塾ならではだなあと思った次第です。



なお、まだ受検申し込みは受け付けておりますので、その気の方はお気軽にお申し込みくださいね!



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自分のやり方を見つけること

2010-03-22 13:57:21 | 日記
自分の家で自分でプリントをこなすという方法の学習があります。

比較的廉価に思えるのと、自宅で自分で、というあたりにポイントがあるようですが、これはこれで「上手く行くなら」素晴らしい学習方法の一つなのでしょうね。

先日、そういう話を或る複数の塾生にしたところ、「それでも私は目の前に先生が座って教えてくれるスタイルでなければ嫌」という言葉が返ってきました。

聞けば、そういうやり方はどうか?という事を保護者から言われたこともあるそうでしたが、一時ならばまだしも、勉強があまり好きでないし、自己管理も得意でない彼女たちには、長続きしなければ意味がないということをよくわきまえているのだということが、そのような言葉になったのだそうです。


勉強の方法は様々あります。

これはよくてあれはダメ、などと一概に言い切ってしまうことは危険ですが、しかし、どういう方法がそのとき最も自分に適しているかを自分で考え、自分で決められる場合には、それを尊重することが効果的な学習のための底辺を成すのだろうと、改めて思った次第です。

ちなみに、この言葉を言った塾生たちは、ゆっくりとではありますが、着実に学力向上を示しています。




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私立中受験生の学習スケジュールとは

2010-03-21 14:09:46 | 日記
私立中受験の学習についての続編です。

私立中受験勉強は、通常その学習スケジュールの目標を遅くとも6年生の8月までには全て単元終了することを目指して進めています。

出来ればもっと早くに終えられればなお良いのですが、例えば4科目受験の場合ですと、毎日1科目100分ずつ授業を取っていただいても、それだけで週に4回は通っていただくことになり、その他に通っている小学校の勉強もあるわけですから、子どもの負担ばかりが増えていくことになりますよね。


そこで、ACSでは、様々な工夫をここに加えることで、実質的には4科目受講しながら、実はかなりのボリュームを軽減して、それでも8月までには全ての単元を終え、9月からの対志望校過去問対策に入っていかれる態勢を組み上げています。

多くの子ども達が、これによって程度の差はあっても、マックス比でかなりのボリューム軽減が成されています。

こうして積み上げた単元学習を、上にも書きましたが、9月からの過去問対策で強化し、試験本番に臨む受験生の真の実力を養成していきます。

養成というよりも、受験生という名の戦力を装備していくのだという感覚を持って私たちは彼ら。彼女らと向き合っています(その表情はあくまでマイルドな笑顔ですが)。

その新しい年度がもうまもなく始まります。




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「勉強の仕方が分からない」とは

2010-03-20 13:58:58 | 日記
子供達や、時には保護者の方までもが、度々次のようなことを言われます。

「どうやって勉強してよいか分からない」


ACSのサイトにもこれについてスペースを設けて書いてありますが、こういう時、往々にしてこの台詞を吐いた当の本人に尋ねてみると、まとまった勉強時間を生活中に設けていないか、或いはコンスタントな学習時間の習慣がありません。

野原にマルを描いてそこで相撲を取ることは出来ますが、ちゃんとした土俵を作らずにちゃんとした相撲の試合を興行することはできませんよね。

勉強や学習も同じです。

しっかりと机に向かって、ちゃんと教材を開き、辞書やノートを揃え、整えられた筆記用具を手元に置いて、そして一定の時間はそれに没頭する。

こういうことをしない、或いは出来ない現実を直視しないで「勉強のやり方が分からない」という例の如何に多いことか。

それでいて、周囲が悪い、誘惑が多いなどといったありきたりで陳腐な言い訳をしていたのでは、これはもう「勉強が出来なくて当たり前」です。


今、目の前の「その気になれば」すぐ出来る当たり前の事、これをすることが、すなわち「勉強の仕方」の第一歩です。



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「私立中受験成功を目指す」とは

2010-03-19 16:59:23 | 日記
ACSは、私立中受験指導を行っています。

これまで、第一志望のみということでは合格率90パーセント、第二志望まで範囲を広げれば、99パーセントの合格率を誇っています(プチ自慢?笑)。


ご承知の通り私立中入試熱はここ数年うなぎのぼりと言ってよく、去年も今年も志願者数は過去最高を更新しています。

おそらくは来年も更新するでしょう。

こうした中で如何にわが子を志望校に受からせるかも益々厳しさを増していくことは明白であって、私達もそのための策を既に幾つも構築しています。

私立中受験に成功する為の方策に突飛なものはありませんが、それでも様々な創意工夫の余地は常に、そしていつでもどこでもある事も事実であって、それらを如何に有機的に活用して行くかが問われているのだと思います。

学習塾といえども企業秘密はありますので、あおのあたりについてあまり詳細を書けないのが残念ですが、宜しければ是非一度お問い合わせ下されば幸いと存じます。



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プラスの連鎖

2010-03-18 16:57:19 | 日記
小5で入会してきたSちゃん(女の子)は、お母さんが当初言っておられた通り、算数がことのほか苦手で、塾ではその理由を過去までさかのぼって探りつつ、今学校で習っている単元に遅れを取らないよう配慮しながら授業を行ってきた結果、2ヶ月目くらいには早くも効果が目に見え始め、今では学校でのテストは殆ど満点をとるようになりました。


それを伝え聞いた同学年の別の女の子のお母さんが、その子もやはり算数が苦手でしたので、是非ウチの子も、ということで、やや遅れて入会して来られました。

しかし、こちらはSちゃんのようにすぐに効果が現れるということはなく(多分、それはこの子の個性でもあったのかと思います)、初めの内はお母さんもかなりやきもきされたようでした。

しかし、それでも決して途中で投げ出したり諦めたりすることはなく、暫くは我慢の日々が続きましたが、半年くらい経った辺りから、ようやくテストなどで効果が現れてき始めました。

これは、三つの大事なことを示唆しています。

一つ目は、他の子の成功を自分の子供に適用しようと試み、実際に行動することが前向きな意味での大きなきっかけになるというKと。

二つ目は、他の子の成功にばかり目を奪われたり、そこで過度の焦ったりすることは無用であるというKと。

三つ目は、効果或いは結果が現れるまでは、しばし我慢の時間が必要であって、成功はその後にやってくるものであることを知るということ。


これからも、こうしたプラスの連鎖が積み重なって行けば良いなと心から思っています。




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沈黙した理由とは

2010-03-17 14:16:46 | 日記
昨日の授業で、小さな発見がありました。

といっても、ここで言う発見は、これまでに何度も経験しているので、これ自体が新しいというわけではありません。

ですから、「発見」というのは、その頭に「再」という文字を付け加えた方が、より正確かもしれません。

それは、「子ども、中でも勉強の苦手な子が授業中沈黙してしまうとき、そこにはその子特有の理由または事情がある」ということです。

具体的には、次のようなものがあります。


●まさに今やっているところがわからないから沈黙する

●それよりも前の関連項目や単元が分からないから沈黙する

●間違った答えを言って叱られることを恐れて沈黙する

●間違った答えを言いそうで、それが恥ずかしくて沈黙する

●たった今講師が説明した内容の理解で混乱してしまい沈黙する

●他のことに気を取られて沈黙する



昨日の生徒は、「講師の説明に混乱し他(説明自体は理解したのだが、それを咀嚼するのに手間を取られてしまった)のと、もうひとつは「恥ずかしい」という気持ちからの沈黙であったようで、それに気がついた講師が、今一度咀嚼する時間の猶予を与えたのと、ここでは多く間違うことにむしろ価値があるんだよ、という安心感を与えたことが功を奏して、幸いそのすぐ後で彼が答えたものが見事な正解だったことで、ここで大いに気を良くした彼は、その後は沈黙することなく、活発な質疑応答を行って、問題処理も15問中14問正解と、目を見張る成果を出しました。


沈黙するということだけに留まらず、生徒の反応の陰には様々な理由や事情があるのだという事を改めて発見したという次第です。



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