健全な危機意識

2009-12-31 08:56:15 | 日記
安心できるということは、精神にとっては大きな栄養源ではあると思いますが、それが行き過ぎると、そこで満足してしまうあまり進歩が止まってしまうことにも繋がります。

人間は、たとえ目の前に危機が迫っていても、それは自分以外のものに対してであって、自分には直接のマイナスの影響は無いと思いがちです。

或いは、これは危機を直視したくないという密かな願望の現われなのかも知れません。

よく聞く話ですが、10年々も前の日本を襲った金融危機の際、名うての大手企業がばたばたと倒れた際も、倒産したその前日まで社員の多くは「ウチだけは別」「ウチだけは大丈夫」などと思っていたそうです。


私はよくこうした話を生徒にすることがありますが、彼らの多くはこれを素直に受け入れてくれて、彼らが今すべきことは、目指すものと現在の彼らの力の差がどれだけあるのか、どこにあるかを正確に見極めることだというのを理解する努力をしてくれます。

このように、まさに今目の前にある危機を正確に見つめようとする極めて前向きな姿勢が、学習するという行為・行動においても重要だと思っています。



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挨拶

2009-12-30 19:48:22 | 日記
 ACSアカデミ-では、生徒が教室に来た時,担当講師が出迎えることになっています。どのような表情をして来たのか。どんな天候の中通ってきてくれたのか。そのような挨拶や会話から生徒の必要を感じ取ることができます。しかし、更に注意を払い励行しているのが、生徒の見送りです。

 帰りの生徒の表情で、今日の授業が満足のいくものだったのかを知ることができるのです。そして今日もいつも通り出入り口まで行き、生徒の帰り支度を見守っていると、
冬期講習を終えた中1の彼が「有難うございました。来年も宜しくお願いします。」と笑顔で挨拶してくれました。その爽やかな挨拶に思わず「こちらこそ宜しく。」と返しましたが、とても暖かいものを感じました。

 そして明日大晦日は例年行なっている中3対象の大晦日無料特訓ゼミを計画しています。
一問一答形式のテストを解いてゆくものです。18時からですので興味のある方は教室を覗いてください。

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納得

2009-12-29 19:11:28 | 日記
 昨日、6年生の授業時に偶然今週の学校時間割を見る機会がありました。
年末なので、変則的であると考えられますが、気になる点が幾つもありました。

時間割の中には「忘年会」があり、カラオケなどするそうですが、他にも様々な名目で遊びの時間があるようです。

また「小学校サイコ-学年」「OH!そうじ」などの駄洒落に違和感を感じるのは果たして私だけでしょうか。

一番心配なのは、漢字テストはあるものの国語の読解に関する授業が一週間に一度くらいしかないことです。そのため、進度が遅れ教科書㊦の3分の1しか進んでいません。

たまたまその教師だけがそうしているのかもしれませんが、そのまま見過ごされて問題視されないという状況が理解できないのと同時に、子供達の国語力の低下の原因を垣間見た気がします。

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冬期講習雑感

2009-12-28 19:04:36 | 日記
今まさに冬期講習の真っ最中ですが、ここまでの間、どうしても英語の長文読解が苦手で苦手でしょうがなかった中3生の何人かが、後期選抜を見据えてこれに本腰で取り組んでいます。

そして、ここが大切なのですが、ここまで来たら、もう四の五の言わず、ただひたすら長文を読む、これを繰り返しているうちに、確実に読めるようになってくるから不思議と言えば不思議です。

今まで何でこうならなかったのか?

それには様々な理由や事情があったのでしょうが、一つにはやはり勉強の絶対量が足りていなかったということがあると思います。

そうです。勉強の量です。

勿論勉強をするには、そこに質を求めることも必要ですが、あるところまできたら、このように量でそれをカバーすることにも十分な意味と効果があります。

ちなみに前述の生徒の場合、1回100分の講習時間×10回位を神奈川県は勿論、他府県の過去問から長文を引っ張ってきて、片っ端から読み込んでいく中で、頻出熟語や言い回しなどを「体で覚えていく」、そして、そうしながら、実戦力を身につけていく。

こうした方法で、今までなかなか読めなかった長文を読みこなし、その訳を正確に掴んで設問にも高い率で正解できてくると、自然と生徒の目の輝きが違ってきて、明らかに彼らの中にそれまであった苦手意識が溶解していくのを感じ取れます。

繰り返します。

勉強の量は、質的な不足を補って、確実にその力を付けていくものです。



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中2生にとっての学年末テスト

2009-12-26 16:56:28 | 日記
 それは高校進学に関係する大切なテストです。学年末テストですから一年間の総まとめと言って良いでしょう。そしてこの時の結果が成績に大きく響きます。そのまま内申点として記録されるのです。

 ありがちなことですが、中2生にとって入試は1年先のことと暢気に構えていると,後で後悔することになります。「あの時やっておけば良かった」という嘆きの言葉を何人の中3生から聞いたことでしょう。

 だれでも直近に学んだことは覚えているものですが、半年前、一年前に勉強したことを「全部覚えています」と言える人がどれだけ存在するのでしょうか。

 受験生ではなくても、中1、特に中2生は是非冬期講習で総復習をしましょう。テスト直前になってあわてて勉強しても、一年間の復習は時間の限界もあります。是非ACSの冬期講習で成果を残してください。

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心を開く

2009-12-25 13:46:21 | 日記
学習指導するばかりが学習塾の仕事ではないのかも知れないと思うことがあります。

だからと言って、ことさらここで頑張ってたの何かに精出すということでもないのですが、それでもこの1年を振り返って、学習指導以外の面で嬉しく思えることが幾つもあります。

その一つが、入会時はまともな挨拶一つ出来なかったような生徒が、次第次第にその心を開いてくれるようになり、そうなるに連れて初めはおずおずと、今では毎回しっかりとした態度と声で挨拶をし、また、何かの際にはとても気持ちの良い笑顔で「有難うございます」などと言ってくれるようになったことです。

繰り返しますが、私達は学習塾ですので、基本的には生徒達の学力向上を目的としたことを様々行っているもので、それ以外の道徳的なことや、マナーなどといったことについて、これらを口やかましく言って聞かせたり指導したりということは、カリキュラムとしては行ってはおりません。

それでも、毎日の厳しい中にも心のこもった接し方を積み重ねる中で、斜に構えていた生徒達がこうして心を心を開いて笑顔を見せてくれるようになることは、本当に嬉しいことです。



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新中学・高校準備講座につきまして

2009-12-24 16:43:41 | 日記
冬期講習が始まりました。

冬期講習は基本的には受験生を中心としたカリキュラムになっておりますが、それでもそれ以下の学年の皆さんで、現在の成績に満足できない方、苦手とする単元の克服をこの休みの間に果たしたいと考え、自らも努力しようとする気構えを持った皆さんが熱心にこれと取り組んでいます。

こうしてこの冬休みを過ごして行った先には、この講習をの成果を試す場面が数々待っています。


ところで、これとは別に、毎年ACSでは、4月に新しく中学校或いは高校に進学する皆さんが、そこで順調に新しい学習単元に取り組むことが出来るように、1月から3月までの期間講習としての「新中学・高校準備講座」を開講致します。

詳しくは、こちらから内容をご参照の上、より詳しいことにつきましては、メール又はお電話にて教室宛お問い合わせ頂ければ幸いです。

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冬期講習利用法

2009-12-23 20:24:16 | 日記
 現在高校受験を控えた中3のある生徒は小6の夏に入塾しました。英語と算数の授業をとり、真面目に取り組んでいました。しかし、アルファベットがなかなか覚えられず、すべて書けるようになったのは、12月に入ってからでした。

 中学に進学してからもやはり英語が一番苦手な教科でしたが、季節講習の時には英語だけはマンツ-マン授業を勧めました。元中学の英語教師だった担当講師はその生徒のためにオリジナルの教材を作成し、熱心に指導してくれました。

 そのようにしてきた結果、内申に関わる最後の成績で英語の成績が1ポイント上がった時は、こうした提案を受け入れてくださった保護者と共に大いに喜びました。勿論本人も大きな自信になったと確信しています。

 「100人いれば100通りの指導」をこの冬経験してください。

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シラバスその②

2009-12-22 18:31:04 | 日記
 昨日に続き学習計画が生徒にもたらす効果についてお知らせしたいと思います。

その生徒は小学生ですが、家庭学習の習慣がついていませんでした。親に促されてやっと机に向かうという具合でした。

それで期間を区切り2ヶ月間の学習計画を提示しました。それもかなり詳細に、「~日までに全単元大問2までを終わらせる」という具合にです。まず低学年の復習で基礎固めを
し、その後本来目的の学習に入る計画です。

小学生の彼はどうしたでしょうか。家で真剣にワ-クに取り組む我が子を見て、保護者から「息子を本気にさせてくれた」と感謝の言葉を頂きました。今では授業時間より前に来て黙々と自習をしています。

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シラバス

2009-12-21 11:23:30 | 日記
正直なところを言いますと、かつてはかなりアバウトな学習計画書を基に生徒達の学習管理を行っていた時期もありました。

それは、例えば四半期毎の学習計画を基にしながら、ほぼ週単位で生徒の学力を見てそれと対比し、主にその時点で何が遅れているかを点検しつつ修正を加えていくというやり方でした。

それを、今ではもう少し木目細かくシラバスを組んで学習の効果を挙げられるよう、様々な工夫をそこに凝らすやり方にバージョンアップして、密度の濃い日々を送っています。

シラバス~おおまかな学習計画書~は、それ自体は大まかであっても、それをどう使うかによって、或いはどういう位置付けとするかによって、その効果は2倍にも3倍にも変わります。

ACSの教室では、これを生徒とその保護者の方にまず作成してもらうことで、当人達が現状をどう捉えているかの現状認識を共有します。

その上で、生徒の目標を短期・中期・長期に分けて、それらを如何に攻略、或いは達成していくかの具体的な策と工程表をACSの責任と主導で作り上げます。

細かい作業や手法は大部分企業秘密ですので、ここでは書けませんが、例えば今なら冬期講習という、比較的短期間の集中講座で、この効果を最大化するのにもこのやり方が大きな力を発揮します。

勿論、その先には確かな成果、成功が無ければなりませんが、つい数ヶ月前に新規入会してこられた中学生の保護者の方が先日の面談に来られ、そこで繰り返し満足の言葉を下さったこと、そういうことが多いという有難い事実が、その実績の確かさを表しているのだという、そんな自負を抱いています。



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問題解決に面談を活かす

2009-12-18 20:50:50 | 日記
このところ、立て続けに保護者面談を実施しています。

正式には生徒を交えた3者面談なのですが、いずれも保護者の方からのお申し出で実現した面談であることが特徴です。

その趣旨は、最近の子供さんの学習態度や成績その他について、保護者の方が疑問や不安に思っていることについて、それが疑問や不安に値することなのか、もしもそうであるなら、どうしたらそれらを解決していかれるかに関しての相談にあります。

各自のケースで事情が異なりますから一概には言えませんが、それでも、こうした疑問や不安を抱いてこれをどうにかしようとお考えになる方の場足、まずまちがいなく物事は解決に向かって進んでいくものであるというのが、経験から得た私の結論です。

面談をすることで初めて問題の本質が何であったのかを理解できることもありますし、それまで堂々巡りしていたものの答えが実はこんなに身近にあったのだと気付くこともあります。

真の意味で何も疑問や問題がない場合は別ですが、もしもそうでないなら、いつでもご遠慮なくこうした機会を設定して解決を図る途があることを思い出して頂きたいと思います。



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高校受験の小論文

2009-12-18 20:42:17 | 日記
 神奈川県では国語の入試問題に作文はありませんが、高校によっては前期選抜で小論文を課しているところがあります。テ-マが与えられますが、少し変り種もあり、県立金井高校では「手」、他の年には「つながる」、光陵高校のある年は文化祭で食べ物を作る時、「安全、金銭、全体で配慮すること」と「それにより身に付けられることを2つ例をあげよ」というものでした。他にも新聞記事からの設問などがあります。

 幸いそれらを受けた塾生はすべて合格しましたが、テストではわからない受験生の人間性が読み取られることになります。

 大切なのは、自分の言いたいことを的確に伝えることですが、普段から問題意識を持ったり、新聞のコラムなどを読むことを習慣にすると良いでしょう。良い文章を読んでいると、いつの間にか文章の呼吸のようなものが分かってくるものでです。

 それでも難しいと感じるようであるなら、ACSアカデミ-の小論文講座で力をつけてください。

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ACSの冬期講習は正攻法で

2009-12-17 17:24:59 | 日記
●ACSはこちら●いよいよ冬期講習間近になりました。

各学習塾や予備校でも既に早い時期から冬期講習生の募集を行っており、ACSでも11月から同じく告知・周知を行ってまいりました。

各塾・予備校にはそれぞれの戦略や戦術があって行っていることでしょうが、折からの不況の風を受けて、恐ろしく廉価な講習費か、或いはもっと極端に「冬期講習ゼロ円」んどといった刺激的な文言を打ち出したところもあります。

それはそれでよいと思いますが、建物を使い、講師を雇って行う、はっきりとした目標を持って行うべき季節講習で、いくらなんでも「ゼロ円」はないんじゃないですか?と思ったりもします。

当然そこには何らかの仕掛け、或いは思惑、計算といってもよいですが、とにかくそうしたものが働いているであろう事は確かな筈で、単なる運営或いは経営の工夫だけでゼロ円は、どんな経済学を用いてもあり得ないと思ってしまいます。

で、私達ACSではどうかというと、ここではそのような計算や仕掛けに頭を使うことはせず、あくまでオーソドックスな考え方に基づいた手法、いわば正攻法でこの冬期講習を企画し、そして生徒の皆さんに確実な成果を手にして頂くべくベストを尽くして参る所存です。



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受験の面接について

2009-12-16 20:34:47 | 日記
 高校受験の前期面接試験において過去数年のアンケ-ト調査を振り返りました。

志願理由や将来の夢、部活動等定番の質問に加え、準備していないと答えに窮するような質問もあります。例えば「学校のイメ-ジ」や「この学校にあって他の学校に無いもの」など。トップ校では「学ぶとは自分にとって何か」という質問も。また1分間で自己アピ-ルをとか「外国人とコミュニケ-ションをとる時大事なこと」等々。

 面接官は2名ないし3名で、それぞれの面接官から同じ質問をされた生徒もいました。
ただでさえ緊張している上に、混乱するような質問もあるようです。

 おそらくこのような経験は殆どの生徒が初めてのことなので、実際敬語の使い方から
復習することになります。塾では言葉遣いも含め、毎年全員面接の指導をします。

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個別指導塾の使い方

2009-12-15 21:28:01 | 日記
 現在当塾で、生徒や保護者から信頼を得ているA講師は、中学受験の時にこちらの塾に通っていました。実は当時、彼は大手の私立中受験専門の集団塾に通っていました。しかし、算数が苦手でしたので6年生になっていましたが、算数だけ個別に教えて欲しいということで入会してきました。

 講師との相性も良かったこともあり、短期間に学力が向上しました。そして見事某有名私立中に合格し、今ではその経験を生かし講師として中学受験生や高校受験生の指導にあたっています。

 ACSアカデミ-には実に様々な生徒がおります。他にも高校認定資格の受験生や、学校に行けなくなった生徒の学習面でのサポ-ト、一人っ子なのでお兄さん・お姉さん的な先生と楽しい授業をと注文される保護者の方もおられます。

 私共は、長年その様なニ-ズに誠実に応えて参りました。とにかく一度相談窓口まで
気軽にお越しください。

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