ステパノ学園の「海の見えるホール」はとても有名です(といっても、私もつい最近澤田さんの本で知ったのですが)。
大磯駅前に建つ学園の門の前の掲示写真の中の一枚にホールの写真がありましたので、これをアップしてみました。
ちょっとわかりにくいですが、窓のかなたに海が見えます。
澤田さんの学校と生徒、職員に対する愛情が一つの形として表れているのだと思います。
素敵な学校です。
あまり勉強することがが好きでなく、また、覚えることも苦手な子達に付き添うように勉強(の仕方)を教えていると、大体において初めはなかなか上達の素振りを見せないものの、或る時期から急に波に乗るようにすいすいと前に進むようになることがあります。
多くの保護者の方たちが、入会に当たって、きわめて抽象的な言い方で「出来るようになってほしいんです」と言い、続けて「大丈夫でしょうか」とお尋ねになります。
こういう時、私(マスター※)は、私のやり方(答え方)として、あまり楽観的なその場しのぎ的なことは言わないようにしています。こちらがそういうつもりでなくても、保護者の方の側で、一方的にこちらの言葉の端々を斟酌して良い方に良い方にと解釈してしまうことはままある話で、そういうことになりますと、あまり好ましくないと考えるからです。
そこで、冒頭書いたことが出てきます。
私は言います。
「本人の基礎学力と今後の継続力、ご家庭の協力の有無や度合いなどに大きく影響はされますが、大体において学校の授業を真面目に受け、こちら(塾)の方針に沿って勉強してくれれば、早ければ2か月3か月のうちに向上の兆しは見えてきます。でも、すべての子がそうではありません。長ければこれが1年かかることもあります」
話をしていく中で、「塾に入れさえすればすぐに(良い)結果が出るに違いない」と思い込んでいることが容易に推察できる、そんな保護者の方にたまに出会います。
そういう子が全くいないわけではありませんが、それは極めて稀な例です。殆どの子は、一定期間の努力を経て初めて明確な向上の軌跡を描き始めます。
※マスターKのニックネームは、かつて藤沢校で教えていた第一中の3年生の生徒たちが、いつもベストを身に付けていた私の姿が喫茶店のマスターを連想させるのだといってつけたものです(笑)。
テストを前にしたある生徒同士の会話。
「お前さあ、テスト対策もう少し真面目にやった方がいいよ」
「やってるよお。期限を設けて勉強してるし、少し効果が出たら緩めて息抜きしてるし、それでまたダメそうになったらやるし」
「それじゃお前、スガと同じじゃないか。そんなことばかりもう1年も続けて効果らしい効果もないじゃないか。いい加減少しは過去から学べよ。このままならどうなるかも少しは自分の頭で考えろ」
「失礼じゃないか、その言い方。その批判は当たらないよ。仮定の質問にも答えられない。俺は必要ならちゅうちょせず先頭に立って先手先手でやるよ。今はテストの後の安心安全な夏休みに向けて皆が耐える時じゃないか」
「それ聞いてショックだ」
中学生たちの定期テスト対策の前に、小学6年生の英語の授業をしました。
前にも書いたことがありますが、4年生の時に習うローマ字を完全には覚えきれていなかったことが今になってマイナスとなって表れて、単語のスペルを覚える時に足を引っ張りがち。。。ガンバレ!!