テスト前の子供たち

2013-05-28 17:43:29 | 学習塾・勉強の仕方

教室には、早くもテストを迎えた生徒たちがいます。

テスト前から連日塾に通いつめて、せっせと勉強に励んでいます。

中には今学期になって通塾し始めた生徒もいますし、以前から通っている生徒もいますが、皆同じ学校の同じ部活のため結束が強く、皆で一丸となって励ましあいながら勉強に励んでいます。

時に自習の時には、遅れ気味の生徒に教えるよう、その科目の得意な生徒に先生役をさせることがあります。(もちろん講師の目から見て、大丈夫な生徒に許可を出しますが)

もちろん講師として聞いていて、先生役生徒の説明がおかしかったり、きちんとできていない場合は、その場に割って入り、正しく説明しなおします。そのように、生徒が友達にどのように教えてあげるのかをそっと聞いていると、どこは分かっていて分かっていないか、先生役生徒の、また生徒役生徒(?)の理解度も掴むことができ、指導時の参考情報も得られます。 

あえてこのことを許しているのは意味があります。「教え合う」ということは、体験した人なら誰もが理解できることかもしれませんが、教えている自分自身にとっても大きな勉強になるからです。教えることによって曖昧だった知識が正確になってきますし、より記憶できるようになります。相手が分かるように言うにはどういえばよいか、そんなことを考えたり、声に出して説明することで、より記憶にインプットできます。

テスト直前での教えあいは、時間がとられやすいので、普段の勉強や宿題をこなす時から皆で助け合って協力して勉強をしていくのが理想ではあります。

もし自分自身に得意な科目がある、または暗記をしなければならない科目があるなら、このように教えあってみるのも1つの勉強方とみなして、やってみてはいかがでしょうか。


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大切なことはとにかくメモしよう

2013-05-16 18:17:31 | 学習塾・勉強の仕方

普段授業をしていると、比較的成績が良い生徒かそうでないかというのを見分けるのにヒントになるのが、大切なことをメモしているかどうか、ということです。

これはもちろん、ホワイトボードに講師が書いたことをただノードに書き写すという受動的な作業のことではありません。講師が口頭で説明したことで大切なことを書き取るということです。

観察によると、成績がだいたい5段階中平均4以上の生徒は、言われなくても自分で余白にメモを取ることができています。

塾の授業でメモを取れる子は学校でも同じようにできるでしょうし、その反対に、塾の説明を聞いてメモを取れない(取ろうとしない)生徒は学校でも同じでしょう。

メモを取れるか、いや、取るかどうかは、どれだけきちんと話を聞いているか(聞こうとしているか)、また、考えながら説明を聞いているかどうかで変わってきます。

基本的に中学校の先生は板書して説明します。(中には板書せずプリントを配る場合もあります。)

しかし高校に上がると、そこまで丁寧な先生の方がむしろ少なく、ポイントにしろ言葉の意味にしろ、とにかく口頭でどんどん語っていき、板書などしない先生が多いです。(この傾向は文系の科目によくみられます。)

とても大切なことが、意外と口頭で語られることに含まれていることも多いので、それをキャッチできるかどうかは自分の聞き方次第です。!

メモできなかったら、後で勉強しようにも、先生がどこをポイントとして重点を置いていたか分からず、テスト前にも復習しようがありません。

もし、授業中あまりメモをとることをしていないのであれば、明日からちょっと意識してみましょう。

もちろん先生の語ること全てを片っ端から書く必要はありません。大切なところだけでよいのですが、慣れないうちはどこか大切なところが見分けすらつけられないかもしれません。

では、先生たちは大切なことを語る時、どんな風にいうでしょうか。

ポイントとして、以下の点に気をつけてみましょう。

   ・急に声を大きくして話しはじめたところ。

   ・ゆっくりはっきりと話しているところ。

   ・黒板をコンコンとたたいたり、身振り手振りをしつつ話しているところ。

   ・これから大切なことを言う、ということが予測できるようなフレーズをいう。

        例)「いいかい!」  「よく聴いて!」 「ここはポイント!」など

 

あくまでもこれらは参考例で、中には大切なことでも淡々と語る先生もいるかもしれないので、一概に言えませんが、基本はよ~く先生の言うことを聞く事です。「先生が一番言いたいことは何だろう」と考えながら聴く訓練をすれば、少しずつ大切なことを見分けることができるようになりますよ!


 

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高校生の英語(リーディング)試験対策

2013-05-13 18:07:11 | 学習塾・勉強の仕方

 今年新たに高校生になった人は、もうすぐ初めての定期テストがやってきますね。

 

教室でテスト対策を頼まれる場合に割と多いのが、英語(リーディング)です。

 

 文法などは問題集をやったらよいのはわかりますが、中学校と違い高校の英語のテストでは、教科書の本文をそのまま問題として使うことが多く、そのため問題集を使って勉強することもできず、何をどのように勉強したらよいか分からない、と質問されることが多いです。

 学校や先生によってテストの形式に差はあるのはもちろんですが、ほとんどの場合、基本的に、本文を何度も何度も繰り返し音読して、音声にして本文に慣れることがかなり役立ちます。

 問題に出されるタイプとしては、動詞や名詞の形を本文に合わせて正しい形に直すもの、また、重要な構文や熟語の入った、やや込み入った文章の並べ替え、代名詞の指しているものが何かを答える、など教科書本文を細かく問われることが多いでしょう。

 そのため、音読を繰り返しておくと、なんとなく教科書本文を覚えることができるので、仮に本文の並べ替えの問題があっても、正しい文章に答えることが難なくできます。

 動詞、名詞の変化形の問題も同様です。

 まず音読をしっかりやって、その後に単語・熟語を書いて覚えましょう。

和訳を確認するのも忘れずに。日本語での本文の内容を大雑把に頭に入れておくなら、テスト中出題された本文の文章をじっくり読まなくても解くことができます。

 そして最後に、これが一番効果的ですが最もヘヴィーな作業ですが、本文の和訳を紙に書いておき、それを見て全て英文に直すことです。それができれば、教科書本文のどこの箇所を問われても対応できるようになります。もしチャレンジ精神のある人はぜひやってみてください。

 

早い学校ではあと1週間でテストですね。

 やれることはしっかりやって万全の状態で臨んでください!

 


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問題集の選び方

2013-05-09 18:35:00 | 学習塾・勉強の仕方

早いところでは今月末にも始まる中間テスト。

塾の授業時間だけでなく、自宅においての家庭学習も絶対に欠かせません。

自宅で主にやるべきなのは、問題演習です。

基本的レベル~テストレベルの様々な問題を数多く解いていくこと、これが実践力をつける最短かつ最も効果的な方法だからです。

そのためにはやはり、自宅用の学習教材が必要になってきます。

以前、生徒から、「1科目につき5冊問題集を買いなさい!!」と校長先生に言われた、と聞いたことがあります。

試験対策を万全なものにするにはたくさん問題を解くことである、という意味で言われたのでしょう。

テスト前のこの時期もし問題集を買うとしたら、どのようなものを選べばよいでしょうか?

問題集にはいくつかのタイプがあります。

 ①教科書準拠タイプ

 ②問題だけがびっしりと載っている問題集(教科書準拠ではない)

 ③例題解説つき問題集

 

①はそれぞれの教科書の内容にぴったり合わせたタイプの問題集です。特に国語・英語は教科書会社によって文章内容が全く異なるので、このタイプの問題集は適しています。ただ、問題レベルが比較的易しめなので、テスト対策というよりは普段の授業の復習教材として利用するのがよいかと思います。

②は標準版ともいえる、どの教科書を使っていても使用できる問題集です。このタイプの問題集は、要点の解説や例題解説などの説明が全くないか、あってもほんのわずかなものなので、単元のポイントを理解した後でひたすら練習するために使うのが適していると思われます。塾にいっていても、解き方や要点をすぐに忘れてしまうタイプの生徒にこのタイプの問題集だけ与えても、おそらく解けないためいずれやらなくなってしまうでしょう。その場合、生徒本人が読んで分かると思う参考書や③タイプの問題集を併用するとよいでしょう。

③は参考書ほど詳しくはなくとも、よく出るタイプの例題の解き方、あるいは文法、要点の詳しい解説がついているタイプの問題集です。ACSで使用している教材はこのタイプのものです。しかし市販の問題集は、説明に紙面を割いているので、②に比べると問題数は少ないのがほとんどです。もし塾のワークを見てやり方を思い出せる生徒は必要ないかもしれません。

 

大まかに言うと上記の③タイプに分けられるわけですが、①,②,③のどれか2冊を併用するといっそう効果的です。自宅学習の目的がとにかくたくさん問題を解くことならば、②は必須アイテムです。

また、生徒本人が見てやる気になれるかどうかと言うのも重要です。

中を見てれば、写真や絵がありカラフルなもの、その反対に白黒シンプルなもの、書き込み余白がない文字がびっしりなもの、書き込み式のもの、などデザインも様々です。

厚さも様々なので、分厚いのだとやる気が出るならそれでもよいですし、薄いものの方が気軽に取り組めると思うなら、それでもよいと思います。

 

これらはあくまで1つの提案です。

ぜひ、生徒本人にあった問題集で自宅学習を意味あるものにしてください。


 

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5,6月こそ油断なく!

2013-05-06 18:44:24 | 学習塾・勉強の仕方

5月のゴールデンウィークももう終わりですね。

 連休を使って旅行に行った人もあれば、ただただ部活で忙しかったと言う人もいるかもしれませんね。

 

 

明日からまた通常の生活ペースに戻りますが、高校によっては早いところでは来週にも中間試験が始まるようです。

中学校の場合、2期制であれば、ほとんどの学校は6月に試験を行なうようです。(早いところは今月末というところもありますが)

そのため、まだテストは大分先であると、生徒自身がゆったり気を緩めてしまいがちでもあります。

しかも5,6月は、体育祭や修学旅行といった行事が立て込んで入ってくる時期です。

例年生徒たちの話を聞いていますと、それらの行事の準備のために、授業がかなりつぶれてしまいますので、そのことが気持ちの緩みになお拍車をかけてしまうようです。

「学校はまだ全然進んでないから、先の内容に入りたくないです。」と注文をつけてくる生徒すらでてきます。

ところが、実のところ、やはり生徒たちの話によれば、行事が終わると、授業を潰したぶん、1回の授業ペースが速まる傾向にあるようで、いつも以上にどんどん進んでいってしまうことになります。 

「やばい!授業わかんない。」とのんびり気分も一転した大慌て・・・そんなことにならぬよう、この時期こそ学校の行事がどうであれ、授業進度がどうであれ、コツコツと着実に取り組んでいくのがはやりベストであると言えるでしょう。

 

授業が潰れた分は必ず後で猛スピードで学習することになる、ということをしっかり肝に銘じて、気持ちを引き締めてこの時期を乗り切って欲しいと思います。

 


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