中3であれ高3であれ、受験本番の年にいる生徒たちに対しては、可能な限り正確な情報と情勢を頭に入れ、楽観を戒めることを念頭に接しています。
受験生たちの耳に心地よい響きの言葉ばかり並べ立てていい気にさせた末に失敗したのでは何の意味もありません。
決して不必要な戒めをするのではなく、繰り返しますが、そこではきわめて正確な数値を基にしたあるべき方向性を示しています。
しかし、です。
しかし、こちらが(或いは学校が、でも同じことですが)どれだけ情熱を込めて受験生に対峙しても、、肝心の受験生本人にこれを受止める力(素養といってもよいですが)がなければ、まさに馬の耳に念仏状態です。
たとえば数字の上でどこどこの志望校は現状かなり厳しいから、それをおして前に進むのであればこれこれの新たな努力や工夫が必要なんだよといって聞かせても、どこまでも救いようの無い楽観主義がそこにあると、「まだ大丈夫」とか「どうにかなる」、酷くなると「誰かが何とかしてくれる」などと、どこまでも自分勝手な妄想の世界に逃げ込んでしまいます。
受験生と一言で言っても、そういう意味では全てが一様に万全の臨戦態勢であるわけではなく、常に一定数は自分が受験生であるという意識からして薄い層もあります。
出来れば全部の受験生が、「自分は受験生だ」という意識を持ち、そして正確な情勢を受け入れられる素養を早くもってもらいたいと思います。
いずれにせよ、これをいかにして、そして強力な即効性を期して現状を打開して行くかが、これからの季節の塾の重要課題ではあります。
あらためて、We will do our best.です。
0:56 真夜中
いつも(時々)このページを訪問してくれるあなたを私は知っていますよ。
感謝しています♪
おかげさまでACS(当初は違うネームでした)も開業16年目に入りました。
三ツ境校の当たらし試みとして、5月から毎週土曜限定の超破格値の講座を始めることになりました。
写真は、その窓口掲示を室内から写したものです♪
表から見ると
英数 分からないところだけ
毎週土曜のみ
月7500円~
となります。
詳しくは0120-513-955へお気軽にどうぞ♪
直接教室にお越しいただいてもしっかりご対応いたしますが、事前に上記にお電話予約いただければ、より確実です。
3年生たちが、修学旅行の話を夢中になって聞かせてくれます。
金閣も銀閣も、法隆寺も東大寺も社会の教科書の中で触れはするものの、関東の子たちにはいまひとつ実感が伴わないのが普通ですので、この機会を生かさない手はなく、水曜日は地理と歴史の授業がありますので、思い切り楽しく中身の濃い授業にしてあげようと思います。
自分も昔、初めて京都奈良に接したのが、中学の修学旅行でしたから、同じようにこの機会に彼らの中の地理や歴史の関心に大いに火がついてくれたらよいな、と。
通常21000円の入会費が全額無料となる期間(4月いっぱい)も残すところ1週間弱となりました。
GW明けには、6月に待っている中学校や高校の定期テスト対策が本格化します。
もしもそこから本腰を入れて勉強開始とお考えの方で、学習塾もそこで決めようと思っておられる方は、是非この入会費全額免除期間をお見逃し無く。
簡単ですが、ご案内を致しました♪
勉強だけに限りませんが、人が何かをするときには、目標とするものが必要で、これがモチベーションの元になります。
目標を持たずに何かをすることは不可能ですよね。
で、この目標は多くの場合数字で表されます。
勉強というのは、この点非常に分かりやすいといえます。
たとえば100点とか90点とか、「5」とか「4」とか。
あとは、それを目指して進むとき、どのあたりに目標を定めるか、です。
勿論100点とか「5」といってしまえばそれにこしたことはないのですが、現実にはそれは無茶と言うもので、では具体的にどうしたらよいかといえば、「このあたりならなんとかなりそう」というレベルのさらに10%くらい上の位置を目指す。
言い方を変えれば「がんばってがんばってがんばって、そのときさらにもう少し上にあるところ」です。
こうしなければ、いつだって中途半端な結果に終わってしまいます。
ACSでは、定期的、そして随意保護者面談(たいていは生徒を交えた3者面談)を行っています。
子供たちが日々どう勉強に臨み、そこにはどんな良いこととどんな課題があるのかを定期的に確かめて前に進むことは絶対に必要なことだからです。
そこでは、例えば学校における生活状況なども大いに参考になり、従ってここでの議題となります。
考えるまでもなく、額y数塾d得勉強することの目的の柱の一つは、学校での成績アップにありますから、こうした話題は当然でありこそすれ、外すべきでは決してありません。
また、子供たちの成績表や学校でのテストの答案なども必ず拝見しています。
これらは、より中身の濃い勉強をしていくために必要不可欠なものだからです。
反対に、もしもこうしたものを見ずにいたなら、一体どうやってその子のクセや課題を把握するのか、私にはわかりません。
こうしたことを面倒と考えるか、或いは当然と考えて協力の姿勢を示していただけるかで、こらは確実にその子の今後に大きな影響を及ぼします。
また、生徒の都合や事情でその日の授業を行えない場合には、事前(前日まで)にご連絡頂いていれば、その日から1週間以内にお互いに日程を確認合意した上での振り替え授業を実施します。
使用する教材は、生徒のレベルを考慮して、複数のものを厳正に選んでこれを使用します。
出す宿題は、これも生徒のレベルによってその内容を変え、しかも多くの場合、提出されたこれら宿題を講師が自らチェックします。
子供たち自身に自分の課題を認識させるための自力採点をさせることはありますが、それでもその直後に必ずこれをチェック&解説します。
ACSは、こういうことを一つ一つ確実に行っていく個別指導塾であり、単に個別の机の配置で授業をするから個別塾、などというものでは決してありません。
まだまだありますが、それはまた次の機会に。
本日の土曜日は、通常は休みの三ツ境教室を夕方から一定時間解開室いたします。
「個別指導の学習塾に入って勉強しようかな」
こんな風にご検討しておられる方のご来室をお待ちしています♪
三ツ境校の室内レイアウトをちょっとだけ変えました。
ただし、全体的なコンセプトは以前のままで、図書館の読書室風をイメージしています。
勉強も落ち着いてできるよう、ブース間の感覚や仕切りも高さも含め計算して配置しています。
ここなら本当に落ち着いて勉強できますよ ♪
以前書いたことがありますが、たまに「なんで勉強しなくちゃいけないの?」と言って親を困らせる子がいて、その親御さんから「そういう時はなんて言って返したらよいのでしょう」と尋ねられることがあります。
これに対する私の基本的な答えは、「なし」です。
勉強しなくちゃいけない理由なんて掃いて捨てるほどあって、または、その人の数だけ固有の理由もあって、一言で「それはね」なんて言えるものではありません。
無理に言っても子供の耳にはこじつけや説教の類にしか聞こえませんし、それはそれで意味があるのかもしれませんが、効果という点では「?」でしょう。
そもそも生きていく上でいちいちその行動の意味を考えなければ前に進めないのなら、その生き方自体が問題なのであって、大人が子供の逐一解説してやる必要もないのではないかと。
いかがでしょうか?
こんにちは。
今日もお読みいただいてありがとうございます。
本日は、ACS三ツ境校で勤務するK講師(国大在学中のイケメン)論じるところの「私の数学勉強方」をアップします♪
数学は「暗記」です。覚えた者勝ちなのです。
皆さんは「数学は覚えたらダメ!」と今まで教わってきたと思います。
それはそれで正解でして、「教科書丸ごと覚えよう」なんて始めたらえらい事です。
皆さんは1時間もしない内に飽きてしまうでしょう。
そこで私は「覚えるけど、なるべく覚えない」ことが肝心だと思います。
具体的には、「用語と、具体的な公式の使い方」を覚えます。
前者は、正直ぜんぜん多くないです。
別に問題文を読んでいて、何を言っているのかさえ分かればいいのでそこまでは苦労しないと思います(値域を求めよ、といわれてナニソレ?となっていては数学以前の問題ですからね。その場合値域と言う言葉さえ覚えてしまえばいいのです。)
問題は後者でしょう。
後者についてですが、「自分流数学の解き方ノート」を作りましょう。
これは皆さんが自力で解けなかった問題の、問題文とその模範解答を、「自分なりの言葉」でコメントを書いたり図を使ったりしながら丁寧にまとめる物です。(雑にまとめてはいけません)
式変形の途中で模範解答を見ながら「おや?」と思ったら、そこに赤ペンなどの色の違うペンを使って、自分なりにその理由を説明します。
コメントの添え方ですが、たとえば2行目から3行目にかけて突然3×(・・・)となっていたら、「こうすると3の倍数だと分かりやすい!」みたいに自分なりに書きましょう。
この「自分流数学の解き方ノート」はハッキリ言ってしまえば「自分専用数学の解き方暗記ノート」となります。
ここに書かれたものは自分にとって「必要最小限の暗記しなければならないもの」です。
これを何度も復習しながら、数学の解き方を、それこそ「覚えて」ください。
三ツ境校近隣の原中学校は、明日から3年生が京都奈良への修学旅行ですね。
昔々の私も、生まれて初めて京都に行ったのがこの中学の修学旅行でした。
以来、京都へは何度行ったことかと。
もちろん奈良も大好きで、折から今の時期、春日大社では催しも行っていますので、近いうち是非また行きたいと計画を立てています。
生徒たちはみな半分浮き足立った様子で、昨日あたりは授業もソワソワした感じでしたが、そこはしっかり締めるところは締めて、英語でしたが、いつもどおりの中身濃い内容でした。
修学旅行から帰ったら、もうすぐに中間テストの対策に入ります。
その前に、思い切り京都奈良を堪能して帰ってくれたらと思います。
楽しい修学旅行でありますように。
【つづき】
学校の授業で未消化の単元が入試問題では結構出るという話。
これは中学生だけの話では決してなく、大学のセンター試験などでも同様のケースがよくあります。
ここで書くのは特に中学生のケースですが、これの対処法は、ただ塾で先行してこれを授業で行うというだけの話ではなく、その目標をあくまで2月の高校入試に合わせていますので、おのずとその手法、進め方などにも独自の工夫が伴います。
一例を社会の科目に絞って書きますが、地理歴史公民を単体で学んで見につける知識だけでは基礎体力をつけることでしかなく、問題はこれらの断片化された知識をどのように実際の問題への回答の中で活かしてゆくかということが重要です。
単に県名や県庁所在地を暗記したり、鎌倉幕府が1192年、などと機械的に覚えておくだけでは対処できません。
2年前の実際の入試問題にありましたが、日本からヨーロッパにつながる民間航空路の図を見て、これに冷戦時代の国際関係を重ね合わせ、なぜ空路が旧ソ連領を外れているかを自分の言葉で説明せよ、などというものは、断片的な地理・歴史・公民の知識だけでは回答するのが難しく、これらを組み合わせて説明する知識の厚みや思考法と、具体的な国語の作文能力が求められます。
これらの鍛錬(←古臭い言葉ですが)を学校の授業の進度を確認しつつ最大限効果的に行っていくこと。
これを積み重ねていきます。
ここで忘れてならないのは、学校の進度を常に確認しつつ行うということです。
なぜなら、入試の前に、学校の場で行われる定期テストや「意欲関心態度」という項目で下される評価がここにはあるからです。
社会を例に書きましたが、ACSアカデミーでは、中学3年生の場合は、これを他のすべての科目で行ってまいります。