小一時間ほど時間がありましたので、 録画して貯めておいた番組を見るとはなしに見ていました。 ドキュメンタリー番組で、 内容は 男の子が人力車の車夫を目指して頑張るという、そんなストーリーです。
結論から言うと、ああだこうだ色々と指導されながら、結局最後は脱落 という情けない話でした。 指導する側が口にする 言葉の数々は 日頃私が教室で 真面目にやろうとしない子供達に向かって言う言葉と多くがかぶりました(因みに現在そういう子の数は極めて少ない)。
脱落して行った少年のことで、インタビュアーが指導者として怒っていますかと聞くと、彼は 冷たく突き放すように「怒っていない」と。それ以上何もコメントを発しないことで、彼が怒りよりも呆れしかその脱落者に対して感じていない事がよくわかりました。
これが社会人の普通の姿、これが社会の一般的な対応の仕方なんですよね。脱落していく者に 何時までも救いの手を差し伸べてくれるわけではない。甘えさせてくれる機会すらそこにはない。
たかだか勉強の仕方や姿勢くらいのことでやかましく指導してくれているうちに気が付けよと、ここで誰とは言いませんが、そんな感想で見終わりました。
社会に出てからでは確実に遅ーい!
暗い内容が多いので普段は見ませんが、今回は挑戦物だったので見ましたが、最後のオチはいつもの脱落!これがリアルな世界なんですよねー