マスターkです。教室の運営責任者(教室長)を田村先生にバトンタッチして二日目。
今日は教科書、特に社会と理科の教科書の読み方のコツについて。
文章を読むことが苦手な人に特に留意しておいて欲しいのが、教科書を読むときは、漠然と、或いは漫然と読むのではなく、各ページにおける太字や下線のところ、欄外の表やグラフ、「註」を特に意識して注意しながら読み進めるということの励行です。
教室にいて、次の授業までの間に難しい物理の本を読んでいた某国立大卒業の講師の一人が、まさにそのようにしてそれを読んでいるのを見た事があります。
後でその講師と話をしていて知ったのは、そうして読んでいると、ある時から急に「そのページに書かれている事の中でも、特に何と何が重要で、その重要なことがたくさんあった場合には、それらが相互にどう関連しているかや、或いはどのように進展して行くのかかが立体的に理解できるようになる」のだということです。
彼に言わせれば、それは教科書を読むという行動の積み重ねの中で誰にでも起こり得るプラスの現象なのだそうで、それが会得できるようになる過程で、その科目(ここでは社会と理科)の理解力は誰でも確実に上向いていくのだと。
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