15日(金)に、新大阪の映像教材会社に視察に行きました。なかなかの評判の教材につき、これはぜひ一度は実際にどんな会社がどんな意気込みで作っているのかを自分の目で見るために。
新大阪駅から徒歩圏内にあるということで利便性もよく、遠方から行く身にはとても有難かった。会社もいかにもいかにも今風のつくりと雰囲気とで、時代の先端を行くというのはこういうものなのか、などと思ったりもしました。
数時間たっぷりと見学し、併せてたくさんの質疑応答もさせていただいて、その日は京都に向かいました。今年は3年ぶりの祇園祭が行われている京都は、この日が宵々山。
四条烏丸近くに宿を取り、近くの筋を静かに散策、と行きたかったのですが、3年ぶりの祇園祭ということでどっと押し寄せた(自分もそうですが)人、人、人で思うように進むことも出来ず、牛の歩みのような速度でやっとのことでそこを抜け、四条通を東に向かいました。目標は八坂神社でこの夜行われる宵宮祭。夜8時に境内の照明を全部落として3基の神輿に神霊を移すという神事。初めて見た神事は、それはそれは神秘的でしたが、落とされた照明が一斉に再度灯された瞬間、それまで保たれていた天気が一変し、ぱらぱらと雨が降り出してきたのは、まさに神の意志にも思えました。
翌16日は、朝から市内を散歩。
烏丸通りを丸太町通りまで進み、信号を渡って御所の庭で暫し黙想。その後梨木神社を経て荒神口を渡って鴨川のほとりに出ました。
ここには依然リバーバンクという良い雰囲気の喫茶店があり、真夏の暑い日にここの窓際の席で冷たいビールを飲みながら川の流れを眺めた思い出がありましたが、残念ながらその後店は閉じられ、今はお洒落な家が建っていました。
川のほとりに降りてベンチに腰かけて、水の流れを眺め、その音に耳をすませ、時折頬を撫でる涼しい風に、しばしここでも黙想しました。白い水鳥が一羽、流れの中央で遊んでいました。
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