藤沢校に在籍しているある受験生の成績は4と5だけで、これだけみれば近隣の上位高校に楽々合格できるレベルですが、この受験生は、今通っている中学校の先輩が過去一人も進学しなかった遠隔地の上位高に来春チャレンジします。
個人的に、こうしたチャレンジ精神はすごく好きです。
私自身、昔まだ学区の縛りがあった時代の高校受験で、当時先輩方が誰もいかなかった県立高校にチャレンジした経験があって、その時も周囲から「なんでそこに?」とよく訊かれたものでした。
今思えば、これこれこうで、という明確な理由なんてありませんでしたが、受験に限らず、ギリギリの部分では、いつでもどこでも他人に明確に説明できないことはあるものですし、その際は自分の心の中に沸き立つ思いを実行するしかないのだと思います。
大切なことは、後になって自分が後悔しないように、調べられることはすべて調べてから臨むことです。
この受験生の場合も、実際にその学校に何度もいって学校の雰囲気を体感しただけでなく、生成の話をじっくり聞いて、そこでは盛りだくさんの質問もしたそうです。
そのうえで中学校の先生の意見も聞き、保護者とも相談して照準をここに合わせたとのことで、自分の頭で考えてそこまで行動した結果の受験高なら、周囲はそれを応援するだけです。
この受験生も、最後の最後まで学力の積み上げ(この場合当日点の積み上げ)を図るべく、来週からの冬期講習に全力で取り組みます。
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