悲観主義と楽観主義

2022-10-26 12:08:46 | 学習塾・勉強の仕方

悲観主義は気分に属し

楽観主義は意志に属す

気分は大抵悪いもので

あらゆる幸福は意志と自制とでできている

昔なにかの本で読んだこの言葉が、今朝出勤前の入浴中にふと頭に浮かびました。

自分でも意識していない悲観主義がどこかにあって、無意識の領域〜仏教の用語でこれをアラヤ識という〜が、殆ど瞬間的に無意識状態になった入浴時に私に警告を発したのではないかと思います。本の読み過ぎかもしれませんが。

仕事の癖か、いつでも教室での授業の仕方や、それに関しての費用対効果を考えています。注;ここでいう費用とは、塾側で行う施策のことを指します。念の為。

最近、子どもたちよりも、むしろその保護者の側の方に、この悲観主義が蔓延しているのを感じることがあります。殆どの保護者の方は、流石に子育てのプロらしく、そうして心の隙間に入り込もうとする悲観主義に気づいてすぐにこれを追い出して、つまり意志と自制とで目の前の局面打開を図っています。

けれども、中にはこの悲観主義という曲者に絡み取られていると思しき例も少なからずあって、そういう時、私達にできることは故ロバート・ケネデイが兄・ジョン・ケネデイ暗殺後に言ったというI can do nothing right now.と同様、学習計画を立てて実践していくことの他には、実質的になにもないことを寂しく感じます。


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