実りの秋、たべものが美味しい季節ですね。
この時期はおいしそうなぷっくりとした栗を店頭でよくみかけます。
最近はまっているのが揚げ栗。
油で色よく素揚げした栗に塩をふりアツアツのうちに頂きます。
旬な素材はシンプルな調理で十分に美味しく頂けますね。
さて今月のアガベレシピは栗の渋皮煮です。
皮をむいたり、何度もゆでこぼしたり面倒な下処理がありますが、
難しいものではありません。栗が美味しくなるように手塩にかけて作った栗の渋皮煮は
本当に美味しいです。今回のレシピは仕上げにテキーラを加え風味をつけています。
テキーラはアガベシロップと同じ原料のリュウゼツランからできているお酒なので、
相性がとてもいいです。渋皮煮にブランデーを使うことが一般的ですが、
ぜひアガベの渋皮煮にはテキーラを試してみたくださいね!
また渋皮煮を利用した栗のマドレーヌも作ったのでご紹介します。
アガベで栗の渋皮煮
<材料>
栗・・・・500g
アガベシロップ・・・・300g(剥いた栗の重さの70%程度)
重層・・・・・・小さじ1.5
水・・・・・・・2カップ
テキーラ・・・・大さじ1
<作り方>
1栗は一晩水に浸けて鬼皮がやわらかくなったら包丁で皮をむく。
2鍋に水6カップと重層、栗を入れ中火にかけ沸騰したら弱火で20分ゆでる。
3火からおろし流水にあて冷めたら渋皮を傷つけないよう、余分な繊維、筋を
竹串などで取る。
4鍋を洗い栗をもどしてたっぷりの水を入れ中火にかける沸騰したら弱火で4分加熱し、
ゆでこぼす。ゆで汁が澄んでくるまで4~5回ゆでこぼしを繰り返す。
5 鍋に水2カップ、アガベシロップ200g、4の栗を入れて中火にかけ、
沸騰したら弱火で30分煮る。そのまま一晩おく。
6 5にアガベシロップ100gを加え中火にかけ沸騰したら弱火で30分煮る。
仕上げにテキーラを入れ中火にかけ沸騰したら火を止め粗熱を取り保存容器に入れる。
栗のマドレーヌ
<材料 3×8×3.5㎝ミニパウンドカップ5個分>
無塩バター・・・・・100g
卵・・・・・・・・・2個
グラニュー糖・・・・80g
塩・・・・・・・・・少々
アガベシロップ・・・・30g
薄力粉・・・・・・・・100g
ベーキングパウダー・・・小さじ1/3
栗の渋皮煮(スライス)・・・・・・・5個
<作り方>
1 鍋にバターを入れ弱火で溶かし7分ぐらいかけて時々鍋をゆすりながら焦しバターを作る。
焦しバターは耐熱容器に漉しながら移し人肌に冷ましておく。
2 ボウルに卵を割入れ、グラニュー糖、アガベシロップ、塩を入れてハンドミキサーで、
白っぽくとろりとするまで泡立てる。
3 ふるった粉とベーキングパウダーを合わせ、もう一度ふるいにかけながら2のボウルに入れる。サックリとゴムベラで混ぜる。
4 少し粉っぽさの残る所に焦しバターを3回に分けて入れ、そのつどムラなく混ぜる。
5 型に4の生地を均等に分け入れ、上に栗の渋皮煮をのせる。
6 220度に温めたオーブンで2分焼いたら、180度に温度を下げて10分~焼く。
焼きあがったらオーブンから取り出し、ケーキクーラーにのせ冷ます。
<レシピ提供:柳瀬真澄>
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