二人暮らし 日々諸々。

共通の楽しみも多い夫婦二人暮らし
日々諸々のblogです。

博多郷土料理を学ぶ “だぶ”

2016-01-22 18:07:51 | 福岡グルメ

転妻の先輩から習った、転勤生活の楽しみ方。
ひとつに、その地の郷土料理を習うことがありました。

だぶ。
県外者には、いったい何のこと~と不思議不思議。
レッスンを受けに、茅乃舎リバレイン店 「茅乃舎の台所」
に行きました。

語源は 「汁の中でだぶだぶしている」 ことらしく。
細かくカットした根菜類が、確かに汁の中でだぶだぶ。

根菜類は、博多がめ煮で使うものと重なるので、がめ煮の
端切れをまかない食で使ったのではないか、というお話も。

つくり方はデモンストレーションで習いました。
試食。
おかわりすることが前提の椀ものなので、もちろん♪
好きになりました!

 

 

焙煎ごまだれ(レッスン当日発売開始) を使った白和え。

 

 

ごはんは、しょうがの炊き込みご飯が出てきました。
茅乃舎の炊き込みご飯(の具) は大盤振る舞い!
講師によると、おむすびを結ぶにはやりにくいので、
その場合はお米の一部をもち米にするとよいですよ~と
アドバイスがありました。

 

 

茅乃舎リバレイン店は 「茅乃舎の台所」 というキッチンを
併設しているので、無料・有料のお教室がしばしば。

だしの使い方や、気になる調味料の使い方、ビンの底に
少し余った時のアレンジなど、あれもこれも見聞き
できます。

デビューしたばかりの  “焙煎ごまだれ”  も早速
1本使い切れそうな勢いで、色々を教えてくれました。

わたしは実は、だしよりも  “炒り酒”  を愛用中。
自家製の魚醤が入っているそうです。初耳!

 

 

 

 


女正月、新年会

2016-01-22 15:11:06 | 福岡グルメ

新年15日は小正月。
健康を願って、小豆粥を食べます。

リビングの室礼を新しくしました。
博多人形師の方たちが作っている “博多はじき” です。
おはじきで、厄をはじく!

缶ドロップは、桃が描いてあったのでつい。
桃は堂号の一文字です。桃は長く丈夫に生きていく象徴。
桃太郎が桃から生まれるのも、桃の生命力の証!




または女正月。
年末年始、忙しく働いた女性が骨休めをする日!

ちょうど新年女子会の話が出てきたので、15日近くを
設定してもらいました。

会場はグルメ女子に一任!
毎度毎度素晴らしいチョイスなのです。

当日、中にはいつぶり~の再会も。
そのままになっていた仕事の打ち上げと、年末の
おせちづくりの打ち上げがミックスです(笑)。

 

 

も ち ろ ん飲み放題プラン。
紹興酒の大きな甕が底をつく!と思うほど。
常温でも大変に美味しかったそうですよ。
わたしはハイボール。グラスの富士山が縁起良い、縁起良いと
何度も拝みました(笑)。


旧暦一月の古称は「睦月」、睦み合う月。
人と交流をはかりながら、人間関係や、どういう年に
しようと考える月なのだとか。

共感できる仲間との食事会は、飲めや歌えやの盛り上がり。
気づいたら日付も変わった模様。あ~楽しかった!

 

 

 


うなぎのせいろ蒸し

2015-09-28 12:00:00 | 福岡グルメ

薬膳教室に歯科衛生士さんとのコラボ企画が
持ち上がりました。開催場所は福岡県甘木。
会場の下見を兼ねて出かけました。

申し分ない会場!
打合せ終わりがお昼だったのでランチに行きました。
連れて行っていただいたのは、立花荘。

 

 

せいろ蒸しを食べました。
お彼岸の帰省、帰福したかと思ったら、その翌日に
大分教室。。。
福岡大分間の移動疲れをしていた体に~猛チャージ(笑)。

 

 

甘木周辺の道の駅をはしごして帰りました。
先生おすすめのカフェに立ち寄りました。

・・・晩ごはんは抜きました(笑)。

 

 


灼熱のキッチン

2015-08-07 09:13:58 | 福岡グルメ

毎週金曜日に届く九州産の野菜と有精卵(iBox 定期便)
で家庭薬膳を楽しんでいます。

定期便は、旬の露地野菜(中身はお任せ、きのこ含む)
とサービスでいただく卵で計10品!

アップは7月31日到着分です。
このあたりの暦は大暑。真夏です。

真夏は、むわっと熱気がまとわりつくような、
なんとも蒸し暑いころ。

湿気と熱が体にこもって体調不良になりがちです。
暑さにバテてしまって疲れもたまりやすくなります。
うまくケアしたいですよね。

 

宅配野菜では、この時季、生の黒きくらげが届きます。
黒きくらげ。薬膳では血液に栄養を与える役目。
胃腸を丈夫にしたり、肌をきれいにする作用もあります。

 

 

黒きくらげ ぶなしめじ 小松菜の煮びたし。
共通の効能は「血」に関すること。補血や血行促進です。
女性は一生を血が関わっています。マメに摂りたいですね。

 

 

空芯菜。体を冷やす性質(寒性)です。
茎の中が空洞なので名づけられました。鉄分が多い
のですが「涼血」といって、血熱を冷ます効能も
もっています。旬は夏。夏野菜は体を冷やすものが
多いので(冷やすことによって) 体の調子を整えます。
ごま、ごま油と和えて和風ナムル。若返り効果です。

 

 

おくら。体を冷やして胃腸を整えます。
特有のネバネバがたんぱく質の吸収を助ける働きが
あるので疲労回復や滋養強壮に。冷や奴に添えました。

 

 

エリンギ。
「補陰」といって、(気血水のうち) 水を補ってくれます。
残念ながらこの水は年齢とともに枯れていくので
プレ更年期のわたしには必要な効能です(笑)。

細切り昆布、ピーマンと合わせて炒めました。
しょうがを足して発汗を促しました。

 

 

ごぼうと小松菜は豚の角煮のつけ合わせに。
ごぼうは解毒、発汗、利尿作用に優れます。

小松菜は腸を潤したり、風邪予防、美容、老化防止など。
カルシウムが多いので骨粗しょう症予防やイライラを
改善する効果もあります。

豚肉は、夏におすすめのお肉。
「清熱」といって、消炎・解熱の働きです。
体を潤してもくれるので、から咳や便秘にもよいし、
気・血を補うので体力回復にも。

出張から戻った日に角煮のリクエスト。
「美味しかった!」と食後にハイタッチ(笑)。


灼熱のキッチンで作っています。
ビール片手ですが、何か(笑)。

ビールにはイライラ軽減の作用があると知って
笑ってしまいました。

今週もおごちそうさまでした!

iBox(宅配野菜)

http://vegetaberus.com/?tid=4&mode=f24


 

 


大暑と夏の土用。ダブルで暑い

2015-07-31 17:03:15 | 福岡グルメ

毎週金曜日に届く九州産の野菜と有精卵(iBox 定期便)
で家庭薬膳を楽しんでいます。

定期便は、旬の露地野菜(中身はお任せ、きのこ含む)
とサービスでいただく卵で計10品!

アップは7月17日、24日到着分です。
このあたりの暦は小暑から大暑。
そしてちょうど夏の土用の期間中。あ暑いじゃないか!

土用は、次の季節への移行期(=季節の変わり目)。
「夏の土用」が有名ですが、実は、春の土用、秋の土用、
冬の土用もあります。

土用とは、文字の通り「土のエネルギー」が最も強まる
とき。本来の季節がもつエネルギーを(土が) 奪ってしまう
ので、自然とリンクしている私たちの体も機能が低下する
と考えます。

夏ならば五臓の「心/しん」の機能が低下。
心臓がドクドクと血をめぐらせ、体に熱がこもって顔色が赤く
なるときです。体の熱に注意!

 


赤パプリカ。血液の流れをよくしたり、風邪予防や
肌トラブルの解消にも。夏の五色は赤。色から薬膳に
アプローチした形になったかな。

夏に摂りたい肉は豚肉。清熱して潤う効果。
気血を補うので体力を回復。から咳や便秘にも。
中でも赤パプリカとは美肌づくりの食べ合わせです。

 

 

きゅうり。夏バテ予防。クールダウン野菜なので
ほてった体やのどの渇きを癒やします。
赤たまねぎとサラダで。

 

 

きゅうりは実家の母におすそ分け。母は漬物にしました。
白山陶器の平茶碗。。。お母さん、漬物盛るんだぁ(笑)。

 

 

つるむらさき。夏に気をつける五臓の「心」によい野菜。
薬膳としての効能は腸の熱を除いたり、血をめぐらせたり。
和風ナムルで。

 

 

空芯菜。胃と大腸によい野菜。体の熱をとったり、
血の熱をとったり、解毒したり。
魚肉ソーセージと炒めてみました。

 

 

オクラとぶなしめじ。煮びたしにしました。
オクラで血をめぐらせて、ぶなしめじで補血。
疲労回復に有効です。

 

 

トマト。体を冷ましてのどの渇きを止める作用が
あります。このため、夏バテ解消に、とよく食べて
います。豚スペアリブと煮ました。
添えたアスパラガスは、同じく体を冷ます野菜。
疲労回復や美肌によいといわれています。

 

 

アスパラガスは卵と合わせてお弁当にも。
卵は夏に気をつける五臓の「心」によい食材です。

 

 

とうもろこしのみそ汁。むくみをすっきり改善!


夏野菜には体を冷ますものが多いので食べてクールダウン。
おごちそうさまでした!


iBox(宅配野菜)

http://vegetaberus.com/?tid=4&mode=f24

 

 

 


愛情一皿!

2015-03-28 13:21:35 | 福岡グルメ

毎金曜日に届く九州の野菜と有精卵。
本日は3月20日~3月26日の薬膳的食生活です。

この頃は、二十四節気の春分。
七十二候では初候、雀始巣(雀始めて巣くう)や
次候、桜始開(桜始めて開く) です。

春の陽気に誘われて、すずめが巣を作り始めたり、
その年初めて桜の花が咲く頃です。

福岡では今月22日に桜の開花宣言がありました。
暦は正直だーと実感しました。

 

春分は昼と夜の長さがほぼ同じになることから、
薬膳では、私たちの体も(自然界と同じように)
ほぼ陰と陽のバランスが取れる状態としています。

がしかし、これからは陽(気)が頂点になる夏至に
向かうので、段々と気血の動きが活発になります。
しっかりとケアしていきたいものです。

 

菜の花。身近な解毒食材です。同時に気血の流れを
整えるのでこの時期には、とにかく食べて!と
師事する先生曰く。耳タコ!
白和えに挑戦してみました(笑)。

 

 

ほうれん草と山いも。ごま酢で食べました。
ほうれん草は血のめぐりをよくします。
山いもは「脾」「肺」「腎」の機能を高めます。
ごま酢の酢は、春の五味。酸味で「肝」に働きかけました。

 

 

健脾といって「脾」の機能が正常に活動するよう鍛える
効能があります。じゃがいもは代表的な食材です。
ひとくちポテトが届くと、効能まさに!と実感します。
粉ふき芋にして鶏肉と炒めました。

 

 

同じく健胃のブロッコリー。
臓にすると「肺」「脾」「胃」「心」「肝」「腎」を
養うほぼ完全栄養食品の卵と食べました。

 

 

アスパラガス。体の熱をとって口の渇きを和らげたり、
降圧 むくみ 免疫力を高めたり。疲労回復や美肌にも。
チキンロールの芯に使いました。

器にうるおい効果の水菜を敷いて。水菜は薬効を失わず
シャキシャキとした食感です。

ソースは(鶏肉の)蒸し汁と粒マスタード。
鶏肉とからし(マスタード)の食べ合わせは食欲アップです。
からしが鶏肉の消化を促して、辛味が食欲を高めます。
落ち込むオットへ愛情一皿!

 

 

セロリ、新たまねぎ、トマトを合わせてサラダに。
頭に昇った気を降ろすセロリ。
健胃に加え、気や血をめぐらす玉ねぎ。
「肝」の働きを助け解毒作用を高めるトマト。
ま さ に春の不調をケアするものばかり!

 

 

春の不調によいサラダ。味つけした挽き肉がいい仕事で。
たまらず、ライ麦パンにのせてしまいました(笑)。

 

 

大根。消化によいので胃腸の調子を整えることに
食べるのですが、意外なところでは降気の作用もあります。
春は体の気が首から上に気が昇りっ放しになりやすいので
(気を)下げたい時には是非。このところ、頭がぼーっと
するので、ジャストなタイミングで届いて感謝!
ブリ大根にしました。

 

 

ブリは「肝」「脾」「腎」によい温性の魚。
気や血を補ったり、健脾の効能があります。
活じめの魚を多く扱うスーパーがあるので直行でした(笑)。




今週もおごちそうさまでした!

iBox(宅配野菜)

http://vegetaberus.com/?tid=4&mode=f24

 

 

 

 


イースターのクッキー型セット

2015-03-10 10:23:32 | 福岡グルメ

ひなまつりに続く3月の年中行事は春のお彼岸。
今月18日は彼岸の入りです。
「寒さ暑さも彼岸まで」とはよく言ったもので
今日は朝から雪が舞っています。
寒波を越えるまであと少し!

家事の途中に灯油を給油しました。
穴が開いて空気漏れ、スカスカ言っていた給油ポンプを
オットが修理していました。

ペットボトルのラベルか(驚)!!
しかし、一回押したらまた破れた(爆爆爆)。
さすがオット、オチがすごい。

 

 

家事の途中に荷が到着!イースターのクッキー型のセット。
仏教徒にはお彼岸が大切であるように、クリスチャンには、
イースターが重要な日ということを習いました。

クッキー型ですが(クッキー生地は)抜かず、キッチンの
季節飾りになります☆

 

 

お菓子の道具では、クッキー型が好き♪
特にイベントの抜き型セット!
独身の頃は旅先で見つけるのが楽しかったなあ。

 

 

家事の終わりは香り。
桜のディフューザーを開けようかなあと用意しましたが
真冬並みの寒風過ぎて無理無理。おあずけ!(笑)。