コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

 北信の山へ

2011-06-30 01:39:53 | インポート





毎年、この梅雨の時期に、信州の北部の山に行く機会が
多くなりました。

以前は、水芭蕉の咲く頃か、紅葉の季節に行っていたのですが
関東周辺では、あまり見ることがない、ランの花が、多く見られる
ことが、わかって以来 もう
すっかり、その魅力に、ハマって、毎年、梅雨の時期に訪れる
ようになりました。

昨年は、念願のキバナノアツモリソウも見ることができたので
今年も、何処か違う山で見ることができないかな~・・・・
そんな思いで、仕事が終わった深夜、車を走らせて
きたのですが・・・



 

ようやく登山口に、到着したら、本降りの雨・・・



当日の天気予報は、曇で、明け方は、弱い雨・・・だったのですがね~
しかも、変に蒸し暑いし、雨は、止む気配ナシ・・・
すっかり落ち込んで、盛り下がる・・・ 




 
ようやく、7時過ぎた頃、小雨に変わってきたので
雨具を付けて出発します。




Photo_3

ツバメオモト、サンカヨウが、やたらに多い登山道
花は、もう終わり、実が付いています。





Photo_4




沢沿いの、クリンソウが、唯一の花でしょうか

Photo_5

コケイラン、サイハイラン、ショウキラン などを期待していましたが
クリンソウ意外には、ギンリョウソウが、目立つくらいです。

上越あたりの山の感じかな~







途中から、ぬかるんだ、急登に変わってくると

再び、本降りの雨に・・・

大汗かいて、泥だらけになり、涙雨です。

しかも今日は、どうも足が前に進んでくれません

疲れが溜まっているのかな・・

大きなブナの木の下で、しばし雨宿り休憩します。

太い幹にもたれかかり、葉を叩く雨音を聞き黙りこくっていると

好きで来ているのに、なんでこんな所にいるのかな・・・

なんて思ったりもします。

少しペースを落として出発します。






Photo






やっと稜線に出ました。

相変わらず雨は、降っていますが、心地よい風が吹き抜けて行きます

足元の花も、急に、賑やかになり、少し元気が、戻ってきました。

Photo_2



稜線には、雪もまだ残っていて、ようやく ショウジョウバカマ

が咲きだしていたりもします。

ツバメオモトも花が咲いています。

Photo_3








ムラサキヤシオ、シラネアオイは残り花

シャクナゲは、これからです。

Photo_4




これは、よく何のランかな~と思ってしまう

タガネソウかな?

Photo_13





ようやく、時々雨が止んで 薄日が、射してくるようになりました。

しかし、今度は、道が荒れてきました。

ネマガリダケに苦戦を強いられます。

Photo_5








二つピークを超えた時です。

樹と、草の茂みの隙間に、見つけましたよ!

Photo_6


花は、ソッポ向いていますが、間違いないです。

横から見ると





今年も見ることができました。

Photo_7







正面から写真を撮そうと、斜面を降りると

花の多さに、ビックリ!

植物図鑑でしか見たことがなかった、こんな風景

もう、見られないものだと、思っていました。

Photo_8











Photo_9





花をよく見ようと近寄り、足を下ろすと、小さなピンクの花が、いっぱい

咲いていました。

気がつかなかったのですが、カモメランも、一緒に群生していて

足を下ろす場所が、ないくらいです。




  

Photo_10





丁度、豪雪で根元が曲がっている木があっつたので

それに乗っかり、撮影しました。



Photo_11












Photo_12









もう少し探してみると

少し先の斜面にも咲いていました。

ここの山には、鹿の食害は、なさそうです。

人が盗らなければ、咲き続けてくれるでしょう。

そう願いたいですね


6月 28日




























コメント (4)
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