何度も行こうと思っていた日原側からの雲取山
いきなり通行止めになっている大ダワ林道、カラマツ谷林道は
危険だと思うので、通行可の冨田新道を歩いて見る事にしました。
八丁橋の駐車場を7時40分出発。
いきなり通行止めになっている大ダワ林道、カラマツ谷林道は
危険だと思うので、通行可の冨田新道を歩いて見る事にしました。
八丁橋の駐車場を7時40分出発。
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他に止めている車はなく、時間も遅めなので
今日は日原側から雲取方面の入山者は私だけかな・・・・・
登山口までの林道歩きが1時間になっていますが
前回の塩水林道も今の芽吹きの時期は楽しかったので
春の景色を眺めながらノンビリ行こうと思います。
今日は日原側から雲取方面の入山者は私だけかな・・・・・
登山口までの林道歩きが1時間になっていますが
前回の塩水林道も今の芽吹きの時期は楽しかったので
春の景色を眺めながらノンビリ行こうと思います。
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この樹は何だっけな~
ヤマブキは見頃でヒメウツギはまだ蕾です。
山桜は少なく、ミツバツツジが点々と・・・
ヤマブキは見頃でヒメウツギはまだ蕾です。
山桜は少なく、ミツバツツジが点々と・・・
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右手は崖で水が染み出ていたり、滝のような沢が何本も流れ込んでいて
上を見るとイワナンテン、法面には羊歯や苔、ネコノメソウの種類を多くみます。
上を見るとイワナンテン、法面には羊歯や苔、ネコノメソウの種類を多くみます。
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林道には流れだした水で水溜りが多く
どこを見てもカエルの卵でいっぱいでした。
どこを見てもカエルの卵でいっぱいでした。
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もう、オタマジャクシになっている・・・・
ここのオタマジャクシ、水の流が林道を横切る側溝へと続いていますが
雨が降ると側溝から滝のように下の沢へと落ちて行き、激流にのって
奥多摩湖まで運ばれていってしまうのかな・・・・・
ここのオタマジャクシ、水の流が林道を横切る側溝へと続いていますが
雨が降ると側溝から滝のように下の沢へと落ちて行き、激流にのって
奥多摩湖まで運ばれていってしまうのかな・・・・・
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橋の上から下を眺めると流れの脇にネコノメソウの群落が
見えるので下りてみます。
見えるので下りてみます。
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春らしい景色なので、しばし休憩。
ツルネコノメソウかな・・・・
林道脇にはタチツボスミレの群落などもあったりで
登山口に着いて時計を見ると、もう9時30分・・・(-_-;)
ツルネコノメソウかな・・・・
林道脇にはタチツボスミレの群落などもあったりで
登山口に着いて時計を見ると、もう9時30分・・・(-_-;)
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冨田新道へは一度下って吊り橋を渡ります。
途中の斜面をトラバースして下る場所は谷側が切れ落ち
道も細く落葉で埋まっていて不安定ですので要注意箇所です。
途中の斜面をトラバースして下る場所は谷側が切れ落ち
道も細く落葉で埋まっていて不安定ですので要注意箇所です。
途中にはミツバコンロンソウやセントウソウが咲いていました。
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このあたりは深山の雰囲気満載で
周辺の苔むした樹々にはスギランなどが着いました。
周辺の苔むした樹々にはスギランなどが着いました。
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ここの標高は950m位、雲取山までは標高差千m以上
登らなければ着かないです・・・時間はもうすぐ10時ですので
双眼鏡出して樹々などを見ている場合でもないです。
・・・今日は小雲取山まででいいかな・・・・・・・
標識に冨田新道の文字がないですが、途中までは唐松谷ルートと同じで
途中で別れて野陣尾根に乗っかるのは標高1300mあたりです。
そこまでは唐松谷との間の南面の斜面をジグザグに標高を上げていきます。
このあたり、積雪があったりすると分りずらい箇所になりそうですが
ピンクテープが随所に見られるので心配はないかと思います。
斜面にはハシりドコロの群落ばかり目立ちます。
丹沢と同じく食圧が強い山域ですが、所変われば植物も違う。
先週の丹沢でハシリドコロは見かけませんでした。
ただ周辺はフイリヒナスミレ、エイザンスミレ、フデリンドウなども多く
雲取周辺の登山道の中では別格に花が多いです。
・・・エイザンスミレの色合いが美しいので、また時間が掛かってしまう
登らなければ着かないです・・・時間はもうすぐ10時ですので
双眼鏡出して樹々などを見ている場合でもないです。
・・・今日は小雲取山まででいいかな・・・・・・・
標識に冨田新道の文字がないですが、途中までは唐松谷ルートと同じで
途中で別れて野陣尾根に乗っかるのは標高1300mあたりです。
そこまでは唐松谷との間の南面の斜面をジグザグに標高を上げていきます。
このあたり、積雪があったりすると分りずらい箇所になりそうですが
ピンクテープが随所に見られるので心配はないかと思います。
斜面にはハシりドコロの群落ばかり目立ちます。
丹沢と同じく食圧が強い山域ですが、所変われば植物も違う。
先週の丹沢でハシリドコロは見かけませんでした。
ただ周辺はフイリヒナスミレ、エイザンスミレ、フデリンドウなども多く
雲取周辺の登山道の中では別格に花が多いです。
・・・エイザンスミレの色合いが美しいので、また時間が掛かってしまう
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水が流れている斜面もあって、きっと食害がなければ
スミレやイチゲ、ニリンソウ・・などの花が咲く場所だったかと思います。
ハシリドコロばかりかと思っていたらヤマシャクヤクもいました。
唐松谷林道との分岐を過ぎて尾根へと進みます。
スミレやイチゲ、ニリンソウ・・などの花が咲く場所だったかと思います。
ハシリドコロばかりかと思っていたらヤマシャクヤクもいました。
唐松谷林道との分岐を過ぎて尾根へと進みます。
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急な斜面をジグザグに登っていき
モミやツガ、檜などの樹々に囲まれた野陣尾根に乗りました。
モミやツガ、檜などの樹々に囲まれた野陣尾根に乗りました。
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景色は開けないですけど樹々の隙間から右手に長沢背稜。
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しばらく登っていくとブナが多い明るい尾根に着きます。
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ヤシャビシャクが着生しているのが見えます。
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標高が1700mあたりに来ると少し苔むした雰囲気の場所がありました。
三峰側から登ると、これくらいの標高でホテイランを見たことがあります。
北側の斜面はそれっぽい雰囲気の斜面ですが、今でも雲取山周辺に
自生している場所がのこっている可能性はあるのだろうか・・・
右手に見える山は芋ノ木ドッケかな?
三峰側から登ると、これくらいの標高でホテイランを見たことがあります。
北側の斜面はそれっぽい雰囲気の斜面ですが、今でも雲取山周辺に
自生している場所がのこっている可能性はあるのだろうか・・・
右手に見える山は芋ノ木ドッケかな?
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標高1800mを越えたらようやく周辺が開けてきました。
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ずっと登りが続いたルートでしたのでゴロンと大休止。
もう石尾根まではユルユル行っても到着しそうでしたが、時計を見ると
14時になっていました。ゆっくり休んで帰ることにします。
もう石尾根まではユルユル行っても到着しそうでしたが、時計を見ると
14時になっていました。ゆっくり休んで帰ることにします。
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踏み跡が多少不明瞭な場所でもピンクテープが
目に付く場所にあるのですが、これといった案内板は唐松谷分岐くらいで
あとはこんな感じの案内が2カ所。
目に付く場所にあるのですが、これといった案内板は唐松谷分岐くらいで
あとはこんな感じの案内が2カ所。
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・・・・懐かしい、あけぼのカンジュース・・今はマルハニチロか。
吊り橋まで下りてきて・・・
吊り橋まで下りてきて・・・
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林道に上がって、ブラブラ1時間で駐車場へ到着。
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初めて歩てみた冨田新道、静けさ満喫のルートでした。
賑わう鴨沢からのルートとは対称的ですね。
看板が増えて、やたらと巣箱を付けたり、迷う場所ではないのに
ピンテを付けた小袖からの登山道に少し嫌気がしてきたので
とても良いルートを見つけた感じで嬉しいです。
唐松谷林道も少し歩いてみましたが、踏み跡がはっきりしない感じで
チェーンスパイクを用意して万全で行かないと厳しそうです。
道草してばかりして雲取山まではいけませんでしたが
この時期の林道歩きも自然観察に楽しい道でした。
ただ日原のバス停や駐車場から林道を歩くと、2倍の車道を歩くことになるので
八丁橋まで車で入れないと、登山口までが長いので辛い感じもします。
ただ道は途中からダートで、適当に荒れていたので車が泥だらけになりました。
山頂まで行っていませんが、私の体感ですと小袖からのルートよりも
体力的に2~3割増し位かと思います。
ちょうど塩水橋~蛭ヶ岳くらいでしょうか。ただ慣れてくると、もう少し・・・・
・・・・それでも小袖からは歩く登山道、ここは登る登山道という印象でした。
秋が深まって林道の紅葉が見頃になったらリベンジしようと思います。
4月11日
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