気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

エレンディラ

2007-08-29 22:06:20 | 芝居

 見てくださっている方から書き込みがると、こんなに嬉しいものなんですね。

おかげでこのところ毎日更新しています。

そしていろいろな方のブログを覘く様になり、皆さんの写真の美しさと

文章の的確さに驚いてます。まねしてみようかしら?



これは近所の遊歩道。百日紅が満開。

エッ!一枚で終わり?・・・・まだ未熟だからね。




先週友人と行ったのは 「エレンディラ」

ノーベル賞作家ガルシア・マルケス原作 演出・蜷川幸雄
出演・中川、美波、國村隼、瑳川哲朗

乾いた砂漠を娼婦として絶望的にさまようエレンディラ。



彼女は祖母の家を全焼させてしまった報いとして、

娼婦になって借りを返すよう祖母に強いられている。

恋人ウリセスとの出会い、別れ、また出会い、そして支配者祖母を殺す。

ふたりの行く末は・・・・

内容は不条理だったが、意外とストント訴えたいことが心に染みてくる。

切々と恋の歌を歌うウリセスの心情がグッとくる。

中川晃教の歌声は思わず涙ぐみそうになるほど切ない。

前にも新感線「SHIRO」で初めて彼の歌を聴いたが、圧倒的な迫力で迫ってくる。

彼の歌声をもっと聞いていたかった。



舞台は凄い。開幕は砂漠にサカナが横切り、バスタブが飛び、

羽の生えた老いさらばえた老人が運び込まれるなど

シュールな場面が続く。




今月5本舞台を見たが、これがベストワンだった。

でもひと月に5本はやはりきつい。


観劇予定日が変えられないので、お芝居に縛られてしまった。

来月からはメインを1本、そのほか1、2本にする予定。

それにしても見たい芝居が次々上演され、誘惑が多くて困る。






コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする