気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

戯作者銘々伝 ・ 文楽吉田玉男襲名披露 ・ 4月の芝居 その1

2015-05-29 10:16:12 | 芝居

 一昨日は久しぶりの太極拳。

月に2回しかないので、一度休むとひと月に一回となり、せっかく覚えていたことも忘れてしまう。

先生演技のDVDをもらっているので、しっかり家で復習しましょ。

復習して、物覚えの悪くなった頭に 喝をいれましょ。

と、昨日から家でもやり始めたが、せめて3日は続けないと 3日坊主にもなりませんね。

引き締まった体を夢見て、とりあえず1週間頑張ります。

 

5月26日

「戯作者銘々伝」 新宿サザンシアターにて こまつ座制作 井上ひさし原案

            作・演出:東憲司  出演:北村有起哉、新妻聖子、相島一之、西岡徳馬

 

               

      見ようかどうか迷った作品。

      芸達者な人達が出ているし、今注目の演出家:東憲司の演出だし、行かなきゃ後悔するかなと思った。

      東憲司さんの演出は劇団桟敷童子3回見て、

      ダイナミックでそれでいて繊細、力強い演技と、惹かれるものが沢山あった。

      結局チケットを取らなかったが、雑誌に出ている招待券に応募してみた。

      当選はしなかったが、8000円の席が2500円で入れる割引券が当たった。 ラッキー

      電話してみると、1人ではなく、何人でもOKとの事。重ねてラッキー

      お芝居に興味を持っていらっしゃる、shigekoさん、菊日和さん、ラッシーママさん4人で出掛けた。

 

ランチ。ソラマメとフォッカッチャ(挽肉ですって!)のパスタ。

 

 私は歌舞伎以外は2人以上でほとんど見たことが無いけれど、適当なお値段のお芝居を皆で見るって楽しいですね。

お値段が高いと 「面白かったのかしら?楽しんで下さったかしら?」 とお誘いした方に必要以上に気を遣ってしまうけど、

これくらいのお値段ならまあ許して頂けるかと少し気が楽です。

ランチもお茶もゆったり気分になれ、皆様楽しんで頂けたようでホッとしました。

 

 でも、お芝居、面白かったですよ。

江戸時代後期 黄表紙や洒落本などの戯作者達が、おかみの弾圧にも負けず、滑稽本を書き続けたというお話。

彼らは、死してもなお、三途の川の上で、書きたいと言う欲望を募らせている。

新妻聖子の声と歌がとても美しく、男たちがギラギラしている中で、一服の清涼剤だった。

一応、山東京伝の北村有起哉が主人公だったが、どの役者さんも力が拮抗していて、とても力強い舞台だった。

北村有起哉は、俳優の北村和夫の息子。

お父さんに似て、とても声が良い。

 

また続きます。

 

 

 

 

コメント (10)
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