武陵源には、張家界国家森林公園、索渓谷自然保護区、天子山自然保護区などがあります。
1992年にユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録されました。
張家界国家森林公園は、石林などを見ることができる有名な観光地です。
3000を超える石柱があり、その中で200m以上の高さのものは1000以上あるそうです。
とても広い森林公園の中は、天子山、袁家界、楊家界、金鞭渓などの景区に分かれており、
それぞれ見所がたくさんあるので丸1日楽しめます。1日では足りないぐらいです。
各景区の間は園内のバスを利用して移動することもできます。
張家界国家森林公園のメインの入り口は、張家界市の武陵源区側になりますが、
我々のツアーは反対側の天子山鎮で宿泊したので、天子山自然保護区から入りました。
入園ゲートは顔認証が必要なため、パスポートの場合、顔写真の撮影が必要でちょっと面倒。。
入り口からマイクロバスに乗って天子山を登ります。
バスを降りて少し歩けば目の前に西海峰林が広がっています。
山の上の塔では、係員が土家族など数民族の歴史や文化などを説明してくれます。
また、最上階では簡単な干支占いのようなことも。
塔の上は展望台になっており、ここから全周囲で石林を眺めることができます。
御筆峰や仙女散花など見え方によって名前が付けられている石柱や岩もあります。
こちらは仙女が花を蒔いているように見える仙女散花。
岩に生えた樹木が髪飾りのようにも見え、皇帝を待つ妃の姿とも言われるようです。
今回は天子山からスタートして、賀龍公園、袁家界景区を通り、
百龍エレベーターで一気に下って金鞭溪へ、最後に武陵源区側へ抜けるルートでした。
道端にいる猿たちは白いビニール袋を見ると食べ物が入っていると思って、
奪い取りに来るそうですのでご注意を。
袁家界の見所の一つ、天下第一橋。
何も気にせずに歩いているとちょっと道が狭くなっただけのように感じるかもしれませんが、
下の岩が崩れて自然にできた橋で、岩の厚みは5mで幅3m、
地面からの高さは350m以上あります。
乾坤柱は南天一柱とも呼ばれる高さ150m、海抜高度1074mの石柱です。
(写真をたくさん撮ったらどれがどれだかちょっと。。確かこれかと)
映画アバターに出てくるハレルヤ山のモデルになっています。
アバターブームの頃、映画に因んでハレルヤ山と改名したそうですが、
今でもそう呼ばれているのかどうかは。。分かりません。
百龍エレベーターは、世界で最も標高が高い場所にある屋外エレベーターで、
2002年にギネス世界記録に登録されたそうです。
ガラス張りのエレベーターなので外の景色が楽しめますが、
300mを1分ほどで移動するのでのんびり堪能している暇はありません。
エレベーターの下にある金鞭溪では、清流の川遊びが楽しめます。
大人は歩き疲れた足を川に浸して一休み、子供たちは大はしゃぎです。
金鞭溪から見上げる石林も迫力があって見ごたえ十分。
夕日に照らされた石柱が綺麗です。
余談ですが、張家界国家森林公園には、ケンタッキーとマクドナルドがあるので、
山の中の小さい店での食事はちょっと。。と思われる方には助かるかと。
(現在、マクドナルドは営業していないかもしれません)
コーヒーが買える店があるというのはとてもありがたかったです。
武陵源の石柱の成分は珪岩とのこと。珪岩について辞書で調べてみると、
「主として石英の粒からなる緻密(ちみつ)で硬い岩石、色は白・灰・赤など」
「砂岩が変成作用を受けて生じたホルンフェルスと、
石英粒子が珪酸分で硬く結合された砂岩との2種がある」
とのことですが、意味はよく分かりません。。
とにかく硬そうなので、エレベーターを取り付けても大丈夫なようです。
本当に私が長年行きたいと願っていけなかった場所
たくさん見せていただきありがとうございます
生の目で見るとすごいスケールの大きさだと思います。ホルンフェルスノ断層は山口県の長門の先の
海岸で見たことがありますが、これでもすごいのですよ・・・
見ごたえがありますね。昔と違ってお年寄りにも行きやすくなっているのですね・・
いい旅をされましたね~~
(お金はあるのですが、、、時間がね~~??)と言って冗談に嘆いていますよ!
夕日に照らされた石柱が綺麗です。見たいですね~
想像の世界を楽しんでおきます
羨ましいですね~~(^_-)-☆
ため息が出ます(^^♪
張家界は見所いっぱいですよ。
でもやっぱり写真だけでは伝わらないことのほうが多いと思います。
自分の目で見るのが一番ですよね(笑)
中国へ旅行などの目的(ビザなし)で入国することはまだできませんが、
9月28日から有効なビザを持つ外国人は入国に特別な申請が不要になるようです。
徐々に正常化に向かっています。
萩と長門峡には昔々行ったことがありますが、
まだ長門の海岸には行ったことはありません。
綺麗なのでしょうね、行ってみたいです。